県庁そばに一等水準点
三角点は次の機会にすることにして、水準点探しに向かった。 二万五千分の一の地図によると、県庁のそばの建物にめざす一等水準点がある。 地下鉄に乗らなくても、こここらは歩いていけそう。
この交差点には信号がない。日曜日だから車や人が少ないのだろうか。官庁街だから平日はもっと人や車が多いのかもしれないなあ、と思いながら来たところは「名古屋合同庁舎第2号館」と案内のあるビル。あれ?、あそこに見えるのは・・・。
ありました。一等水準点です。
一等水準点(第176−0号)
標高 13.6492 m
緯度 北緯 35度10分42秒
経度 東経 136度54分13秒
左の写真には、少し見えにくいが、横書きで一等、縦に水準点の水、の字がみえる。 右の写真には、国土地理院の、国地、の文字が見える。
上の写真、右には「基本」という文字、左には「176−0」と言う文字が彫られているのがわかる。
一等水準点だけに、周りの石もしっかりと固定されている。
なんだか似た雰囲気が大阪市の水準点にもあったなあ、とおもいながらこの建物を見ると、
「国土地理院中部地方測量部」がこのビルにあることがわかった。
次回に名古屋に来る時は、服装など準備をしてくることにしよう。名古屋駅の高島屋で弁当を買って近鉄アーバンライナーに乗る。弁当を食べ始めると日が沈んでいく。あわててiPhoneを取り出してシャッターを押す。動いているのでうまく撮れていないが、濃尾平野の夕日の雰囲気は記録に残しておけるだろう。