宍道湖にある四等三角点
米子駅から山陰本線に乗って松江駅に向かう。 この電車はワンマンカー。 1両目の運転士さんのそばのドア以外は、松江までの駅はすべて手動だった。 へーっ、山陰本線という立派な名前のついた線でも、過疎化?、人件費?、旅客人数のため?、とにかく合理化がはかられていた。 乗り降りする人はマイクの放送に従って、自分でボタンを押してドアを開けていた。 閉めるのはどうだったのだろう?覚えていない・・・見ているようで、見ていない典型的な例。
地図にあるように、宍道湖を渡る「宍道湖大橋」のたもとに三角点のマークがある。
橋のどのへんにあるのだろうか?
この「宍道湖大橋」の建設によって、三角点が埋まっているのではないか?と思ったりもした。
地図を拡大してみても、橋の根元付近とまではわかるが、橋の上なのか、地上側の地面の上なのか、行ってみないとわからない。
橋の根元付近はこんな感じ。 三角点?どこにあるのだろう。とにかく湖のそばまで寄ってみよう。 何かある。
「四等三角点 基本 No.109193」 と読み取れる。
へーっ、四等三角点なのか。
四等三角点にしては、立派な三角点のように思える。
その地域、時代、経過によって、三角点の様式も変わるようだ。
下の写真は橋の中央部から見た三角点付近。
知らなければ、見逃すに違いない。
松江といえば鯛茶漬け。 有名な「みなみ」チェーン店の一つ、「味・皆美 ふじな亭」で昼食。
http://www.fujinatei.ico.bz/index.html
一回で三杯は食べられという美味しさ。 あまりの美味しさに、鯛茶漬けのスープを買って帰る。
(左の写真はふじな亭のホームページより)
息子夫婦が来た時に、妻がこの鯛茶漬けを作った。料亭のような見栄えは難しかったが、味はなるほどの味。快食、全部食べてくれた。旅の味はその場所で、といわれるが、美味しいものは美味しい。
鳥取、島根の旅も、本来の目的は達したし、三角点・水準点探しのオプションもうまくいった。おみやげの鯛茶漬けもおいしくいただき、満足の旅だった。