惑星接近

写真は2月22日の夕方、6時50分ごろの西の空。
細い月のそばに煌く星は金星。 少し上空にあるのは木星。
今年は惑星の接近がよく見られる。
この日から木星と金星が次第に接近してくるのが観測できるはずだったが、天気が悪くなかなか観測できなかった。

この写真は3月2日午後6時29分ごろの西の空。
金星と木星がこの時期での最接近。
この日からまた木星と金星ははなれていく。
この写真はiPhoneで撮っている。

この写真は夕方6時26分頃の写真で、一眼レフで撮っている。
(F1.8 1/20秒 ISO640)
こうしてみると最近のiPhoneのカメラ機能はよくなっていると思う。

このあとも惑星などの接近がつづく。
3月24日 夕方に月と金星が並ぶ。
3月28日 月と火星が接近する。
4月6日  月とスピカがならぶ。
4月16日 月と土星が並ぶ
4月23日 月と金星が並ぶ
4月26日 月と火星が並ぶ

4月20日に紀伊半島南部などで部分日食が見られるそうだが、大阪からはみられないそうだ。

これらの情報は左の冊子
「こよみハンドブック」によっている。
この冊子「こよみハンドブック」は大阪市立科学館発行のもの。
私が持っているのは「2022.4 〜2024.4  の大阪のデータを収録」したもので、500円で買った記憶がある。
タイトル下には「毎日の日の出・日の入り、月の出・月の入り、天体現象のほか、うるう年や春秋分の日たどがずばり分かる天文データ集」と書かれている。内容は2年分のデータを集めている。
左の冊子は昨年2022年2月に発行されたもの。今年2023年いっぱい、そして来年4月までつかえる。この冊子があればいろんな楽しみが見つかる。
これからも月や惑星などが接近する写真をとりたいものだ。
このブログを書くにあたって科学館のホームページをみると「こよみハンドブック」は今も1冊500円(消費税込み)で発売されているそうだ。科学館のミュージアムへどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

ドリームガールズ DREAMGIRLS

ドリームガールズの公演にいった。
梅田の芸術劇場の前にはツアーの人たちも来ていた。すごい人気なのだ。
私はビヨンセが出ているというので、映画「ドリームガールズ」(2006年)を見た記憶がある。
日本語でのミュージカルということで興味があった。
ネット情報では、ミュージカルが先で映画は後だということだ。

舞台中は撮影禁止なので開場前の様子。 大規模な舞台変換をする設定ではない。
I HAVE A DREAM  の文字が効果的に登場する。

左は当日のプログラム。
かなり大きくて、中は写真がたっぷり。

時代は1960年代。
黒人差別が今以上に露骨で厳しかった時代。キング牧師が有名な「I have a dream」の演説をした時代だ。
舞台でも壁の落書きのように
colored とか white only のような文字が登場していた。

このミュージカルのモデルは、ザ・スプリームズ(The Supremes )で日本ではシュープリームスとして知られているグループ。
日本語版ドリームガールズは、
ディーナ・ジョーンズを望海風斗(のぞみふうと)さん、ローレル・ロビンソンをsaraさん、エフィ・メロディ・ホワイトを福原みほさん・村川絵梨さんのダブルキャスト、エフィの代わりのメンバーとなったミシェル・モリスをなかねかなさんが演じている。
いやはやこの4人の声量の豊かさにびっくりした。
驚くほどの迫力だった。


とりわけエフィの情感たっぷりで長い歌声には、これはダブルキャストでないと喉が持たないだろうとおもうぐらい。
私が見た公演でのエフィは村川絵梨さんだった。
日本にびっくりするほどの声量を持った女優さんが4人もいたのだ、ということにびっくりした。

舞台終了後の望海風斗さんのあいさつで、三番街のフードコートのアクリル板がドリームガールズ特集になっているという紹介があった。
帰り道にフードコートに行ってみると、フードコートの全アクリル版にドリームガールズの写真が載せられてるのではないか、と思うぐらいだった。

このミュージカルのストーリーはよく知られているし、ネット上で詳しく知ることができるのでここでは省くが、購入したプログラムにある演出家の眞鍋卓嗣さんのあいさつを引用して少し紹介しておきたい。

「・・・この作品に、実に多くの要素が織り込まれていることに気づかされました。華やかなショービジネスの世界、その陰に渦巻く様々な想い、当時の人種差別や公民権運動、夢を追い続けることと背中合わせにある苦悩・・・。そして、それら社会問題や人間が抱える本質的な葛藤は、今作の舞台である1960〜70年代から半世紀以上を経た今も解決することなく、様々な分断や歪みの原因として存在していることは厳然とした事実です。・・・・中略・・・・
 人は誰もが等しく夢を見ることができ、その夢をつかむため自分の道を進む権利を持っている。この作品が、ご覧くださったお客様の背中を少しだけ押し、新たな一歩を歩みだす勇気となって胸に残ることを心から願っています。」

私は家に帰って「もう一度映画ドリームガールズを見てみよう」とおもい、Netflixを探してみると、あるではないか。
映画を見直してみると、時代背景や登場人物の思いや願いがよくわかった。
舞台を見る前に映画を見るべきか見ないほうがいいか、人それぞれだろうが、私は昔映画を見て、今回舞台のミュージカルを見た体験からは、映画を見てからミュージカルを見たほうがより登場人物のリアルに迫れるだろうと思った。
演出家の眞鍋さんの言うように「少し背中を押す」、そんな歌とダンスの舞台だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パズルの世界4

ヘレネ

このキューブパズル「ヘレネ」は、ネットで見つけたもの。

http://robegorge.web.fc2.com/cube-puzzle/puzzle.html

このホームページにはいろんなキューブパズルが紹介されていて、とても役に立つ。

そこにはこんな説明が載せられている。
「キューブ(立方体)4個を縦横2✕2にはりあわせてできたものと、キューブ2個をはりあわせたものを組む合わせると9種類のピースができます。
また、同じキューブ(立方体)4個を縦横2✕2にはりあわせてできたものと、キューブ1個を組み合わせると2種類のピーズができます。
(上の写真を参考)

「用いたキューブは、6✕9+5✕2=64個となり、これら9片を用いて4✕4✕4の立方体に組むことができます。」

「このパズルは別宮利昭氏の考案によるもので、・・・・」

と作者の紹介もされている。
ただ組み立て方の解法はのせられていなかった。

解答がないので自分で考えることにした。それが上のスケッチの左側の図。

私が見つけた解法を以下に紹介しておく。

一段目を積んだところ。

二段目を積んだところ。

三段目を積んだところ。

 

四段目を積んだところ。
一番最初の写真はこの出来上がりを反対の角度から見たところを撮している。

今回のキューブは生地のままの立方体で作り、アクリル絵の具で色を塗った。
生地のままだとキューブの形の判別がしにくいが、全体としてはちょっと手作り感があり温かみのある感じだった。
アクリル絵の具を塗ると、キューブのそれぞれの形がよくわかり、おもちゃらしく見えた。