オレンジフィセル(中種法)
熊崎朋子さんの「夜仕込んで朝焼きを食べるおいしい天然酵母パン」にある「オレンジフィセル」をつくる。
フィセルとは、フランスパンの一種で、バゲットよりも細くて短いものを言うらしい。
さて材料は、
・ボウル大に
強力粉・・・150g
・ボウル小に
強力粉・・・110g
塩・・・4g
砂糖・・・5g
水110g+酵母15g
マーマレード・・・50g
を用意する。マーマレードは生地作りの時に、ボウル小の材料と一緒にボウル大に入れる。
ボウル大の強力粉に水と生種を入れて中種を作る。
混ぜあわせて4〜5時間ほど発酵させたのが下の写真。左のボウル小には、強力粉と塩と砂糖が入っている。ここにマーマレードを入れて混ぜあわせてこねる。
4分〜5分ほどでまとまってくる。丸くしてボウルに入れて90分の一次発酵。
一次発酵させた生地を四等分し、フキンをかけて5分間ほど休ませる。
生地を縦長に置き、めん棒で縦12cm✕横8cmほどに伸ばす。 生地を横長に置き直し、中央で3mm程度重なるように上下を折りたたみ、全体をよく押さえてから5分休ませる。
さらに二つ折りにし、閉じ目をしっかり閉じ、転がして25cmほどの長さにする。
50分ほど二次発酵させる。私の場合はオーブンの発酵機能を使った。
左の写真が、発酵後の様子。
オーブンを190度で予熱をする。ナイフで4本のクレープを入れる。
このクレープが難しい。思うように開いてくれないからだ。
左の写真のように、カミソリを使ってかなり深くまで、大胆に切り込んでみた。
結果から見ると、そのやり方が良かったようだ。でも切込みを入れる時は、こんな深くまで切って大丈夫かな、と思ってしまう。
クレープを入れるときに、生地にフルイを使って強力粉をふりかけている。写真の粉がふいているように見えるのは、ふりかけた強力粉が焼けたから。
コーヒとゆで卵と自家製のジャム、ちょっとリッチな朝ごはん。 いかがですか?