三角点を探る旅 その 22

名古屋市内の三角点

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名古屋に来た機会に、三角点と水準点を調べてみようと思い、国土地理院の二万五千分の一の地図を調べてみた。 予想としては、名古屋城の周辺にあるに違いないと思い、調べてみると、確かに三等三角点があることがわかった。 名古屋市内には高い山もないので、名古屋城にある三角点も三等三角点のようだ。

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名鉄の地下鉄にのり、「東大手駅」でおりる。
すぐそばにお堀の後のような大きな溝がある。溝にかかる橋を渡ると、右手に見えてきたのは検察庁の建物。
日曜日だったので人通りはない。
健康センターとのあいだの道を右に曲がり次の角に見えてきたのが、財務局関係者の住宅のようだった。 

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突き当りに見える草木が茂っている小山が目的地のようだ。以前にも書いたと思うが、三角点の場所は実際に行ってみないとわからないことがある。地図ではあるはずなのに、見つからないことがよくある。特に山や草木でおおわれている場所は、初めての人間にはとりわけ難しい。さて、ここはどうだろう。

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どうやらこの付近なのだがよくわからない。草が生い茂り、足元もあぶない。

三角点はここにあります、という標識があったらいいなあ、といつも思う。
一等三角点ならその可能性は無きにしももあらずだが、三等三角点なら標石だけだろう。

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もとに戻り、この小山の後ろ側に回って登り口を探すことにする。
後ろに行ってみると、家が立ち並び、小山の傾斜も先程よりも急になっている。どうもこちら側からは登れないようだ。
やはり先程の斜面を登るしか道はないようだ。
再度挑戦してみるか、と思って地図を見なおしている時に気がついた。 

IMG_2670ズボンの右も左も、靴ひもにも何やら植物のタネがびっしりとついている。

どうもひっつきむしのようだ。
へばりついているので、取るにも時間がかかる。爪を立ててはがしていくような感じでないと取れない。取りながら、「これは時期が悪かったようだ、雑草の生えていない季節のほうがいいようだ、」 と考えた。

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 よく見ると、この草があちこちに生えていた。

単純に、ひっつきむし、と私は言っているが、本当はなんて言うなの草なのだろう。
家で調べてみると、
「アレチヌスビトハギ」らしい。
どんな意味?って興味が出てきた。どんな漢字を書くのだろう。なんと「荒地盗人萩」と書くのだ。
ネットで調べてみると、「荒地に生える、北アメリカ原産の一年草で帰化植物。果実は4〜6個のくびれのある小節果になる。この形が、足袋をはいた盗人が爪先立ちでつけた足あとに例えたことと、花が萩の花に似ていることからこの名前がつけられた」そうだ。こんな名前を付けられたこの植物も、迷惑がっているだろうなあと思ってしまう。

今回は秋という季節柄、雑草が生い茂り、木の小枝も伸びていて、おまけに荒地盗人萩の攻撃にあい、三角点発見にはいたらなかった。時期を変えて再度挑戦することにして、水準点探しに出かけることにした。

 

 

カナダ・赤毛のアンツアー 37

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9月28日、名古屋の中日文化センターにて、松本侑子さんの「英語で楽しむ赤毛のアン」の3回目の講座が開かれた。 前回は台風の上陸した日だったので、参加者も少なかったが、今回は最終日ということでたくさん集まった。

今日の勉強は、「ニンジン事件」ー アンがギルバートの頭に石版をぶつけるところ、と「ダイアナが酔っ払ってしまったお茶会」の場面。

過去完了形や関係代名詞の非制限用法などの文法事項やリエゾンなどの発音の勉強もあり90分の時間目いっぱいの講座だった。

3回の講座の終了後は松本侑子さんを囲んでのお茶会。
プリンスエドワード島でのツアーで一緒だった人や、この秋のツアーに参加予定の人などとお話もできて楽しい会だった。

今回紹介するのは、松本侑子さんの一番新しい本。
「赤毛のアンの幸せになる言葉〜人生が輝く生き方〜」(主婦と生活社)。
B5版の、かばんに入れて楽に持ち歩ける大きさ。

「赤毛のアン」には、はっと胸を突くような言葉がたくさんある。そして何事にもポジティブなアンの生き方に励まされることも多い。
そんな中から60の言葉(原文の紹介も)と、松本侑子さんのその言葉にまつわるエッセイが見開きになっていて、大変読みやすくて心に残る本。私は本当に一日で読んでしまった。 

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私は「赤毛のアン」そのものもそうだが、この「赤毛のアンの幸せになる言葉」は、若い人たちにすすめたい。新しいことを始めた人、新しい世界に入り戸惑っている人、次へのステップを考えている人、そんな人達に励ましのメッセージがたっぷりおさめられている。
「よし、がんばってみようか」と読んで思える本だ。

もう少し「赤毛のアン」を英語で読んでみたいなあ、と思っていたら、同じことを願う人がたくさんいたのだろう。中日文化センターの来春の講座にこの「英語で楽しむ赤毛のアン」の続きが計画されていることがわかった。

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名古屋までは遠いけれど、勉強のためにお金をつかうことも必要。身銭を切った学習が自分のものになると先輩から教えられたことがある。
知的な空間で英語の勉強は、大変魅力的。早速申し込みをすることにした。
それまでに、テキストの「英語で楽しむ赤毛のアン」を読んでおきたい、と今は思う。

 

 

 

日時計 その3

平面型日時計 

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今回は平面型日時計。
ペーパークラフトのホームページは、キャノンサイエンス・ラボ・キッズ。
ここには作ってみたいペーパークラフトがたくさんあって、うれしくなる。

http://web.canon.jp/technology/kids/experiment/e_07_02.html

ここにある平面型日時計を作ってみた。

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型紙を少し厚めの紙(ペーパークラフト用)に印刷し、指示通りに切り抜く。

時刻ごとの線で切り抜くので、少し手間がかかる。
しかし小学生レベルのようなので、それほど心配することはない。ただ丁寧に切り抜くことがあとの完成度に関係するのは事実。

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時刻を示す影を作る部分(ノーモン)は、自分のいる場所の緯度に合わせて改良版にした。

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磁石で北を調べて設置。 ノーモンは緯度に合わせて作ったが、文字盤の時刻線は東京のものなので、時計の時刻とこの日時計の表す時刻にズレが有ることが確認された。

ではもっと正確な平面型日時計はできないものか。

調べてみると、ありました。
Sundial Maker 3.04 (世界対応版)で、Vector(ベクター)からダウンロードできる。

http://sigbox.web.fc2.com/software/sdmaker/index.html

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ペーパークラフト用の紙にプリントアウトするか、コピー用紙に印刷したものを厚紙やダンボールに貼り付けてもいい。 正確さからいうと、厚紙にプリントアウトするほうが手間がかからないと思う。

このソフトは、左にあるソフトの設定画面のように、自分のいる場所の緯度や経度に合わせて日時計を作り出してくれる。
日付指定もできるし、経度や均時差の補正も自動的にしてくれるすぐれものだ。

このSundial Makerを元にして作った平面型日時計を、正確にするためにどんな工夫をしたかというブログを発見したので、紹介しておく。

http://vicdiy.com/products/s_dial/s_dial.html

「日時計は正確ではない」という認識は間違っている、と根拠をあげて説明されている。手作りのおもしろさが発揮されている。
日時計を作るとき、その誤差について考えるためには、是非とも参考にしたいブログだと思った。

 

 

 

 

秋分の日

2014年9月23日 「秋分の日」の朝日

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今日は秋分の日。 Wikipediaによると、

秋分(しゅうぶん)は、二十四節気の第16。昼と夜の長さが等しくなる。八月中(旧暦8月内)。 現在広まっている定気法では、太陽が秋分点を通過した瞬間、すなわち太陽黄経が180度となったときで、9月23日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とし、日のほうは秋分日(しゅうぶんび)と呼ぶ。恒気法では冬至から3/4年(約273.93日)後で9月21日ごろ。 期間としての意味もあり、この日から、次の節気の寒露前日までである。 西洋占星術では、秋分を天秤宮(てんびん座)の始まりとする。

秋分点

昼と夜の長さが等しいというが、ほぼ等しいのが実際。

今日の日の出は5時46分。日の入りは17時54分。
計算すると、昼が12時間8分で夜が11時間52分で、8分の差がある。
この理由は春分の日のブログで説明したが、再度書いておこう。

まず日の出、日の入りの定義を思い出そう。

 
国立天文台のホームページを見ると、

 「日の出も日の入も「太陽の上辺が地平線と一致する瞬間」として定義されています。もしも「太陽の『中心』が地平線と一致する瞬間」と定義されていれば、日の出から日の入まで太陽が移動する道のりと、日の入から日の出まで太陽が移動する道のりは、全く同じになります。しかし現在の定義では、日の出から太陽の中心が東の地平線に達するまでと、太陽の中心が西の地平線に達してから日の入まで、昼のほうが、それぞれ太陽の半径分だけ長い道のりを移動しなければなりません。そのために昼の時間が長くなるのです。」

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 「もうひとつの理由ですが、地球には大気があるために、地平線近くにある天体は、大気の中を通る光の屈折によって、少し浮き上がって見えるのです。どの程度浮き上がるのかは大気の状態によっても違いますし、地平線に近いほど浮き上がりの大きさは大きいのですが、日の出・入の計算をするときには35分8秒角(時間ではなく角度の単位)浮き上がるとして計算をしています。この効果によって、昼の時間はさらに長くなります。」

IMG_20140103_0002_2 さらに、観測している場所や大気の状態によっても影響が出でくることも考えられる。 私は今日の日の出の写真を撮ったが、地平線から出てくる太陽ではなく、山の稜線から顔を出す太陽だから、その分の時間が遅れてくるわけだ。

春分、秋分を英語でいうと?

春分の日は、Spring Equinox day あるいは Vernal(バーナル)(春の) Equinox Day
Equinoxは、equi : equal(等しい)+ nox(ラテン語で夜 night )
夜と昼の長さが等しいという意味からきている。
春分は春だから、Spring Equinox day 、Vernal Equinox Day となる。
同様にして、秋分の日は Autumnal Equinox Day となる。

ちなみに、「赤道」は”equator”と言う。これは「昼と夜とを等分するもの」という意味からきているようだ。。

さて、日本は春分の日も秋分の日も国民の祝日だが、日本以外の国では祝日になっているのだろうか。漢字を使う中国や韓国も祝日かもしれないという予想をもったが、そうではないらしい。
ただ、イランが春分の日を一年の初めとしているため、祝日となっているようだ。

「国民の祝日に関する法律」によると、
春分の日 春分日 自然をたたえ、生物をいつくしむ。
秋分の日 春分日 祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。

天文学的には、春分の日は太陽が春分点を通過した日(太陽黄経が0度)、秋分の日は太陽が秋分点を通過した日(太陽黄経が180度)という日。科学的にも意味のある日を国民の祝日にしているのは大変おもしろいと思う。

 

 

 

ある精肉店のはなし 上映会の夕べ

 以前に紹介した「ある精肉店のはなし」の上映と、出演されたみなさんと纐纈監督のトークがあるというので、リバティおおさかに出かけた。

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何人かの知った人とも出会えて、お互い健康であることを感謝した日でもあった。

リバティおおさかの駐車場には徳島ナンバーの観光バスもあり、予想したとおりに満席だった。
2部の交流会で紹介があったが、近畿以外からの参加者や数回見ている人もあり、この映画に期待する人が多くいることがわかった。
私は2回目だったが、やっぱり覚悟して見る映画だった。
また、ナレーターが纐纈監督の声だとあらためて知って、映像と声の相乗効果が私にはあった。

第2部の対談には、浅野澄子さん、北出静子さん、纐纈あや監督が登壇し、司会は太田恭治さん。映画では紹介しきれなかったそれぞれの思いが話されて、(自分自身が言える立場ではないことはわかっているけれど)、本物の話が聞けたと思った。

この会には小学生から高齢の人まで、多様な年代の人が集まっていた。
もう少し若い人が、と思うことが多い。でも、義務参加の研修よりも自分で選んでこの映画と対談の会にくるほうが価値があるなあと帰りに妻と話した。
第2部の最後に、この映画が賞をとったことが紹介された。
一つは
・平成26年度文化庁映画賞 文化記録映画部門 大賞を受賞

文化庁のホームベージにその記事があった。

http://www.bunka.go.jp/geijutsu_bunka/03eigashou/12th_eigashou.html

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二つ目は、

・第5回辻静雄食文化賞受賞

http://www.tsuji.ac.jp/oshirase/cat469/5.html

辻静雄という人は、あの辻調理師専門学校の創始者。
食の観点からこの映画に賞がわたされたことの意義は大きいと説明があった。
なるほど、調理をしている人がこの映画を見る価値はある。

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上の写真2枚は辻調理師専門学校のボームページから。

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対談の最後に纐纈監督からの話があった。その中の一つ。
今全国各地でこの映画の上映会が行なわれている。なかでも肉屋さんが主催されてこの映画会が行なわれることもあるそうだ。 そして映画館の前で、肉を焼いて参加者に振舞って、「私はこれをいっぺんやってみたかったんだ」と楽しそうに話している、という話を聞いて「やっぱりすごい映画なんだ」と思った。

最後の写真は第3部の交流会。
北出精肉店のお肉を炭焼きで食べる。まわりの住宅の人にもこの美味しい匂いはひろがったにちがいない。