富士見町交差点付近の一等水準点
地図を見ると、米子城跡の三等三角点と電子基準点の間に、水準点のマークが二つある。 米子城跡の山頂から降りて、道路付近を探す。 この付近にあるはずなのだが、わからない。
何回も道路の表面や植え込みの中を探しながら歩くが、発見できない。
工事や植物の成長などで、見つけられないことはよくある。
今回もそうかもしれない。駐車場ができたり、植木が茂っているために発見できないのかもしれない。時間もあまりないので、ここはあきらめることにした。
このあと、電子基準点を探すことにした。
電子基準点が見つかったので、もう一つの水準点を是非発見したかった。
ここは富士見町の交差点。
ここもなかなか発見できない。
この植木や信号機の機械があやしいのだが、地図の位置と一致しない。 国土地理院の地図は正確にできているので、もう一度地図にしたがって道路を調べてみる。
「一等水準点 基本 No.009−302」と刻まれている。
道路のフェンスと植え込みで守られているように設置されていた。
米子城跡近くの交差点の水準点もきっとこのような形だとは想像できるのだが、よう見つけられなかった。
道路上にある基準点は、時代の変化に影響されて移設されたり廃止されたりすることもあるようだ。
さて、米子市内で三角点、電子基準点、水準点を見つけることができた。
時間も限られているので、昼食を予約してある松江市に向かうことにする。