太陽系モビール5

正十二面体の土星をつくった。 周りの輪は土星のデータを利用して大きさを決めた。
土星本体とリングとの距離、リングの大きさは相対的にこれぐらいの大きさだ。
天文写真で見る土星のリングは、暗く見える部分もあるのだが、私のモデルはこれぐらいで勘弁してほしい。
土星の上に金星・地球・火星の模型を置く。
やっぱり土星は大きい。

近くの公園の砂場に土星をおいてみた。

木星は土星より一回り大きい。
ウィキペディアによると、土星の輪は1610年にガリレオによって発見された。
当時の望遠鏡の精度では、輪・リングとはわからず、「大きな2つの衛星」とか「土星には耳がある」と表現していたらしい。1655年にホイヘンスがガリレオより精度の良い望遠鏡で輪・リングを確認している。

土星や木星は肉眼でも見えるため、紀元前2000年ごろから太陽系の五惑星として、水星・金星・火星・土星・木星が観測の対象になっていたらしい。バビロニアの天文学ではその記録が粘土板に残っているという。

木星の4つの衛星(イオ・エウロパ・ガニメデ・カリスト)は1610年にガリレオが発見しているため、「ガリレオ衛星」と呼ばれている。
これほど巨大で、明るい星は古代から人間の目をひいていたのだろう。

家の前の道路に並べてみた。 順序は正しくはないが、左から火星・金星・地球・木星・土星・天王星・海王星がならんでいる。

太陽系モデルにするには、惑星間の距離も考えなくてはならないのだが、その距離はこの道路に収まるものではない。
それはまた次の機会にしよう。