ここは抹茶カフェと一言では言い表せないところ。抹茶だけではなく、玉露、ほうじ茶、煎茶といろいろある。やはりお店の名前のように「茶寮 つぼ市製茶本舗」とフルネームで言ったほうがいい。
1853年(嘉永3年)3月、堺で茶商「やまいち」として創業、という260年あまりの歴史がある「つぼ市製茶本舗」。その喫茶店というか、カフェというか、やっぱり「茶寮」というのが一番ピッタリのお店が2年前に堺市にオープンした。それがこの「茶寮 つぼ市製茶本舗」。
堺市内の古くからある町家を改造して、新しいスタイルのお店になっている。お店の人に「ビフォー・アフターですね」と言うと、笑っていた。
駐車場があるのもありがたい。
4台のスペースがあるが、私の行った時は雨のためか、満車状態。
なかなか雰囲気のあるお店。 入り口には、お茶に関係する商品が展示販売されている。
メニューを見ると、パイやパフェやスムージーなどかなりたくさんの種類がある。
抹茶のスイーツと茶粥を注文した。
奈良に遊びに行った時に、茶粥を食べたことがあるが、私にはあまりなじみのない料理。 でも1日10食の限定食なので、興味がわいて食べることにした。 写真のようにたいへんおしゃれにできあがっている。 おかゆもたいへん食べやすい(おかゆだから当たり前だけど、味付けが嫌味でなかった)。お汁も浅漬けも健康によい、という感じの仕上がりだった。
抹茶スイーツも、お抹茶と抹茶を使ったアイスクリームやおまんじゅう、クッキー風の仕上がりのスイーツなど、種類が楽しめるようになっていた。
なんと、茶粥にはデザートがついていた。
紅茶と抹茶プリン。飲み物は紅茶と煎茶、ほうじ茶から選ぶことができた。
窓から見える奥庭の風情も楽しめる。
確かに「市中の山居」。喧騒を忘れ、ゆったりとした時が流れる場所。
町家を改造した、今風のカフェ。
カフェの営業は11時から18時。
お茶などの販売は、10時30分から18時。
どちらも営業時間に注意しないと、閉店時間になっているかもしれないところ。
上はお店でもらったカードのうら。地図が載せられているが、今はファミリーマートはなくなっているので注意。
また来たくなると思えるお店だった。
*くわしくは茶寮つぼ市製茶本舗のホームページと、
http://www.tsuboichi.co.jp/saryo
*つぼ市製茶本舗のホームページを参照。
http://www.tsuboichi.co.jp/product