コーヒー教室 4

ラテアートに挑戦

今回は「ラテアート」に挑戦。
左の写真は三喜屋コーヒーのスタッフの人が作ったもの。
眼の前で作ったもらったが、職人技だ。さすがきれい。
さてさてそのラテアート体験だが、喫茶店の職人さんのようなプロの技ではない。
わたしたちが練習したのはチョコレートシロップを使って絵を描くというもの。

カフェ・オ・レとカフェ・ラテの違いは?

まずはこの2つの違いについて教えてもらった。

カフェ・オ・レはフランス語。カフェ・ラテはイタリア語。
日本語にすればどちらもミルク入りのコーヒーのこと。

もう少し詳しく説明を。
カフェ・オ・レはドリップコーヒーにミルクを入れたもの。
カフェ・ラテはエスプレッソコーヒーにミルクを入れたもの。
講師の先生のお話によると、お店によってその使い方に違いがあるそうで、そこは日本だから仕方がないのかも。

アートにチャレンジ

私達はエスプレッソのコーヒーではなくて、ペーパーフィルターを使ってコーヒーを抽出して、そのコーヒーを使ってラテアート体験をすることになった。

まずミルクを温めて泡立てる。
100ccの牛乳を(牛乳は普通のもので良いそうだ)、600ワットの電子レンジで50秒あたためる。
沸騰させると、泡立たないそうだ。

温められた牛乳をミルクフローターでかきまぜる。
ミルクフローターで小さな細かな泡にする。
そのためには、ミルクフローターを上下に動かし、牛乳を上下に撹拌させることがポイントという。左右にはモーターで動いているので、腕で上下に動かし、泡立てることが大事なのだ。

先に作っておいたドリップコーヒーに、泡立てたミルクを入れる。
コーヒーに載せた泡立ったミルクの表面をスプーンで平らにしておく。

泡立てたミルクの上に、爪楊枝を使ってチョコレートシロップを落とす。

講師の先生が絵に書いてポイントを教えてくれるが、なかなかうまくいかない。
落としたチョコレートシロップに爪楊枝をつきさして線を引くとハートの形ができあがる。
が、私の書いたアートは写真のように見栄えが悪い。
最初だから仕方がないか。
このあと2回の体験をする。下の写真のように線の引き方を変化させるのだ。

 

 

 

 

 

泡立ったミルクの上を、爪楊枝にチョコレートシロップをつけて線を引くのはとてもむずかしい。

私は線描画のように、点々とつないでいったので、シャープな線にはならなかった。
一つは蜘蛛の巣のような幾何学模様。
最後はクリスマスツリーになった(と思う)。
季節柄を考えての練習というわけだ。

ラテアートのサンプルの写真をみせていただく。
講師の先生のおすすめは、抹茶ラテ。
泡立てたミルク+お抹茶。
なるほどねー、家でやってみようか。

このあと質問タイムがあり、私が興味を持ったのは、
「コーヒーの『こく』、というのはどういうことですか?」

これは私も同じ疑問を持っていた。酸味や苦味はわかるような気がするが、「こく」といわれるとどう表現したらいいのだろう。
講師の先生の話によると、
「濃厚感、味の持続感。10秒ほど口の中に味が残る」という感覚らしい。
そういったことを知った上で、「こくのある」といわれるコーヒーを飲んでみようと思う。