コーヒー教室 2

第2回目のコーヒー講座。

今回はサーバーの種類によってコーヒーの味がどのようにかわるか、というテーマだったと思う。
前回の宿題の「コンビニコーヒーの味の違い」について、参加者からの体験談がおもしろかった。
コンビニコーヒーが苦手な人は、ドトールなどの喫茶店での飲み比べを紹介され、「なるほど、店によって違いがあるのだなあ」ということがよくわかった。

店長で講師の園田さんによると、コンビニコーヒーの味は格段に良くなっているそうだ。そこで使われているマシンは性能がよく高価だそうだ。このマシンを使うコンビニコーヒーの出現によって、多くの喫茶店は店をしめたという。

これは「サイフォン」。

サイフォンコーヒーといったら「アルコールランプ」というのが、私の常識だった。
なんとこれは「ハロゲンランプ」を使ったヒーターによって水を沸かす。
はじめてみたので大感激。へーっ、こんなサイフォンコーヒーがあるのか。
ハロゲンランプの光もなんとも魅力的。

喫茶店ではサイフォンコーヒーを出しているお店もある。
私の知っているお店は弁天町にあるが、そこはガスバーナーを使っていた。
サイフォンコーヒーは、コーヒーの粉が熱湯の中にすべて入るので、コーヒー全体の味が感じられるような気がする。

これは金属フイルター。

ペーバーフイルターのように使い捨てではない。
金属メッシュのフイルターで、何回も使える。
金属メッシュだからペーパーフイルターよりも早く抽出液が出てくるかと思っていたら、かなりゆっくりだった。時間をかけるほうがコーヒーのエキスが出ると思う。

これはプレスコーヒー。 フランス生まれの器具らしい。 コーヒーの粉をお湯と一緒に浸し、押し下げることによってコーヒーを分離するもの。
ペーバーフィルターや金属フィルターのように、抽出液をフィルターで濾さないため、コーヒーカップのそこに少しコーヒーの粉が残るのが特徴か。
このほか、エスプレッソの紹介もあったが、体験はしていない。

これらのコーヒーサーバーによる味の違い、豆を変えての変化をたっぷりと体験することができた。
どのコーヒーも私には美味しく感じられた。ペーバーフイルターのコーヒーは毎日飲んでいるので、私には馴染み深かった。

さて今回の講座の宿題は、「ハンドドリップコーヒーのいれかたによって味は変わるか」。右手で入れた味と左手で入れた珈琲の味はかわるのか。家族の入れたコーヒーと自分入れたコーヒーで味は変わるのかなどなどと説明があった。
「ハンドドリップのない人は?」という質問に、
「たとえばコーヒーパックをつかって、お湯にパックが浸かっているか、パックがコーヒー液に浸かっていないか、などの違いも調べたらどうでしよう」ということだった。なるほど、珈琲の味の変化の原因はどこにあるのか? 深い謎だ。