日の出と日の入り

IMG_70042014年のお正月、大阪はいい天気だった。三が日も無事終わった。
さてこれは近くの高層団地の間に太陽が没するところ。1月1日午後4時33分の写真。
インターネットによると元日の大阪の日の入りは午後4時58分となっている。
また元日の大阪の日の出は7時5分。

この時期になると、日の出と日の入りについて考えてしまう。
お正月の三が日をつかって少し調べてみた。
小学校、中学校、高等学校で勉強したはずなのに案外理解しないままにきていたなあ、と思うことがたくさんあった。
新しくわかったことや理解しなおしたことを、順をおって紹介してみたい。
まず第一回は日の出と日の入りについて。

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さて、上の図で、日の出とはどの状態の時を言うのだろう。
A・・・地平線から太陽の先端がピカっと見えた時。
B・・・太陽の中心が地平線にきた時。
C・・・太陽が完全に地平線から出た時。
どれも根拠がありそう。
Aは「日の出だから少しでも太陽が出た時」
Bは「太陽は大きさがあるのだから、その中心が地平線から出た時が日の出と考えるのが合理的」
Cは「太陽に大きさがあるからこそ、全部出た時が日の出と言うべき」

こういう時は、「国立天文台」に聞こう。
「太陽の上辺が地平線(または水平線)に一致する時刻」
と定義されている。
だから上の図で言えば、Aが正解。少しでも地表(海なら海上)に出た時を日の出という。

では「日の入り」は?
同じ図を使うとして、
A・・・完全に地平線に沈んだ時。
B・・・太陽の中心が地平線にきた時。
C・・・太陽の一番下が地平線にふれた時。

これも日の出と同じょうな理屈付けができそう。

迷わずに「国立天文台」に聞いてみよう。

「太陽の上辺が地平線(または水平線)に一致する時刻」を、日の出・日の入りの時刻と定義しています。ですから、日の出で言えば、太陽が地平線から顔を出し始めた瞬間、日の入りで言えば、太陽が地平線に沈みきって見えなくなった瞬間です。」

図で言えばA。日の出も日の入りもAの状態を言うことがわかる。

そうすると、今まで気づかなかったことに気づく。
それは、日の出が太陽の先端が出た時であり、日の入りが太陽が沈みきった時ならば、
「昼の時間を、日の出から日の入りまでとしよう。太陽が動いた距離から考えると、日の入りの時には太陽自身が地平線に沈み込むまで、太陽1個分移動する時間が余分にプラスされている」ことがわかる。
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これは「春分の日や秋分の日の昼の長さと夜の長さが実は同じにならない!」 その理由の一つであるが、このことはまたあらためて考えてみたい。

天文台が発表している日の出の時間は補正されている。
それは地球の大気が起こす光の屈折のため、実際にはまだ地平線の下にあるのに、浮き上がって見えるため「日の出の時間が早くなる」。その分が補正されている。
「日の入り」はその逆で、すっかり沈んでいるのに、まだ見えているという状態になっている。
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気象庁などが発表している日の出、日の入りの時間は各地の都道府県庁所在地が基準になっていると思う。だから自分の住んでいる場所とは多少のずれがあって当たり前。また、標高によっても左右される。高い山の上なら、日の出が早くなり、日の入りが遅くなると予想できる。
こうしてみると、簡単にお正月元旦の日の出は何時、といっても複雑なことがわかる。
南北に細長い日本の日の出、日の入りの時間はどうなっているのだろう?
考えると色々と調べたいことが増えてきた。

 

 

 

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