2022年の日の出

上の写真は2022年1月3日の日の出。

左の写真は元日の日の出の写真。
山の上にだけ雲がかかっていて、山から顔を出す太陽の写真は撮れなかった。
雲の峰を超えて太陽が顔を出すという写真になってしまった。
元日ということもあり、6時半ぐらいから池の周りには人が集まってきた。
日課のように池の周辺を歩く人が半分、ランニングをしている人もいる。
初日の出を拝もうとやってきた人が半分、10人以上はいた。老若男女さまざまな年齢層だった。

左の写真は1月2日の日の出の様子。
山の上に少し雲があり、そこから登ってきた太陽の写真になった。
1月2日の天気予報は「晴れ」。確かに晴れだったが、山の上の雲はどうしようもない。
人の数は元旦に比べて半分以下に減っていた。
ほとんどがウォーキングの常連さんのようだった。

こんなふうにして元旦、二日と写真を撮りに行ったが、少し満足な写真が取れたのが1月3日。一番最初の写真というわけ。

さて2022年にはどんな天文現象があるのだろうか。少し調べてみると、「皆既月食」があった。昨年末にもあった月食、しかも昨年よりもっと完全に近い月食が見られるようだ。11月8日だそうだ。
今年は「惑星が集まる」ようすが観測されそうだ。
3月28日・・・金星と土星と火星と月が集まるようだ。日の出の1時間ほど前というから写真を撮るのはつらそう。
4月25日〜28日にかけて、月が土星、火星、金星、木星に接近するところが見られそう。しかしこれも明け方だからつらいなあ。
7月24日はスーパームーン。
9月10日が中秋の名月。

池に写った朝焼けも美しい。
2022年が明るい年でありますように、太陽に向かって手を合わせる人たちは口々にそのような意味のことを言っていた。
コロナが収束し、すこしでも落ち着いた世の中になることを祈らずにはいられない。

 

 

 

月に接近する火星

10月2日、十六夜の月だが満月。
満月の近くにある星は火星。
今年は火星が地球に接近しているが、満月に火星が近づいているのは大変興味深かかった。
満月と惑星を同時に撮影するのは大変難しい。私の技術では左の写真が精一杯。
この写真は三脚無しで手持ちで撮っているので少しぶれてしまっている。しかし月に火星が接近している様子はわかると思う。21時頃に撮った写真。

この写真は22時頃、家の上空に登ってきた月と火星。
10月2日、この日の月の出の時刻は夕方6時12分、月の入りは翌日3日の朝6時46分。
ところで「月の出、月の入り」とは月がどういう状態のときのことを言うのだろう。

以前このブログで太陽の「日の出、日の入り」について考えたことがある。

日の出とは上の図の、どの時のことを言うのだろう。
A 少しでも地平線(水平線)から太陽が出たとき。
B 太陽の中心が地平編(水平線)を通過したとき。
C 太陽がすっかり地平編(水平線)の上にでたとき。

これはAが正解。地平線(水平線)から太陽が顔を出した瞬間をいう。
「日の入り」はこの逆。すっかり沈みきった瞬間を「日の入り」の時刻とする。

では「月の出、月の入り」は上の図を月に置き換えたらどの時を言うのだろう。

これは国立天文台の「こよみ用語解説」からの引用。
図を見てわかるように、月の中心が地平線(水平線)に一致する時刻をいう。
月は満ち欠けがあるので、太陽のように「出た瞬間」というのは決めにくにからだと言われている。
太陽の「日の出、日の入り」の定義と違うことを覚えておこう。

10月2日19時7分の月。

10月2日23時15分の月。
月の模様が変化していることがわかる。(ウサギの耳が動いている)

10月3日朝の5時50分ごろの月。ウサギの耳の部分が下を向いている。

10月3日朝、6時21分頃の写真。 信号機の上に月がある。
月の光は薄くなっている。この日の朝は少し雲が出て、空気の透明度はよくない。
この道路はほぼ東西に走っている道路。西に沈んでいくことがよく分かる。
与謝蕪村の句に、
「菜の花や 月は東に 日は西に」
という句があるが、この写真はその反対。「月は西に 日は東」

満月というのは、太陽の位置と月の位置が対称的にあるからこういう現象がおきる。

身近な月、しかし太陽と月によっておこされる天文現象の奥は深い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日の出とRyugu(りゅうぐう)

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10月16日の朝日。 二上山のほぼ中央から太陽が登ってきた。
私の家の隣の人が、毎朝ウオーキングで近くの池の周りを回っている。
「今日の朝日は二上山の間から登ってきたよ」、
と聞いたのでさっそく次の日に写真を撮りに出かけた。いい天気だった。
その時に撮った写真が上の写真。

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この写真は9月の秋分の日の写真。 同じ位置から日の出を撮っている。この写真と比べると、わずか一月の間に太陽の日の出の位置が南の方向にずっと動いていることが分かる。

昔の人は、この太陽の動きによって季節の移り変わりを実感し、予測していったのだろう。
太陽の影によって1日の時間の流れを把握しようとした1つが、日時計だと思う。
前回のブログで作った日時計のお昼前の写真がこれ。

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江戸時代には、携帯用の日時計があったそうだ。

明石天文科学館の展示には、全世界から集めた日時計のコレクションが展示されていた。
昔の時代の人達も、時間、時刻を知りたかったし、そのための工夫をしてきたのだろうと思う。

RYUGUをめざす
        「はやぶさ2」

さてこの大宇宙を日本のロケットが打ち上げた探査機が目的地に向かって飛び続けている。そのひとつが「はやぶさ2」。
「はやぶさ2」のめざす小惑星「1999JÙ3」の名称が決まった。
JAXAのホームページに詳しく載せられている。

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小惑星探査機「はやぶさ2」の目指す小惑星1999 JU3の名称決定について

                              平成27年10月5日

                    国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

 小惑星探査機「はやぶさ2」が目指す小惑星1999 JU3の名称が「Ryugu」に決定しました。

 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成27(2015)年7月22日から8月31日までの期間、この小惑星の名称案を募集しました。ご応募いただいた名称案は有識者による選考委員会で選考させていただき、次の通り候補を選定しました。

1.選考結果

「Ryugu」

2.選定理由

  • 「浦島太郎」の物語で、浦島太郎が玉手箱を持ち帰るということが、「はやぶさ2」が小惑星のサンプルが入ったカプセルを持ち帰ることと重なること。
  • 小惑星1999 JU3は水を含む岩石があると期待されており、水を想起させる名称案であること。
  • 既存の小惑星の名称に類似するものが無く、神話由来の名称案の中で多くの提案があった名称であること。
  • 「Ryugu」は「神話由来の名称が望ましい」とする国際天文学連合の定めたルールに合致し、また、第三者商標権等の観点でも大きな懸念はないと判断したため。

3.応募状況

応募総数 7,336件(確定値)  「Ryugu」提案者数は30件 (類似した提案として、「Ryugujo」 5件、「Ryuuguu」5件、「Ryuguu」1件、「Ryugujyo」1件、「Ryugujou」1件、「Ryugu-zyo」1件)

4.選考委員会 メンバー

委員長 高柳 雄一 多摩六都科学館 館長
委員 渡部 潤一 国立天文台 副台長
委員 月尾 嘉男 東京大学 名誉教授
委員 津田 雄一 はやぶさ2プロジェクトマネージャ
JAXA宇宙科学研究所 宇宙飛翔工学研究系 准教授
委員 吉川 真 はやぶさ2ミッションマネージャ
JAXA宇宙科学研究所 宇宙機応用工学研究系 准教授

 

5.選定後、決定までの経緯

 選考された名称案は、小惑星1999 JU3の名称提案権をもつ米国のLINEAR(リニア)チームに伝えられ、リニアチームから名称決定権を持つ国際天文学連合に提案されていました。
 小惑星の名称は、通常、審査に3ヶ月程度かかります。今回、小惑星1999 JU3の名称「Ryugu」は異例の早さで審査を終え、太陽系内小惑星の名称を管理するMinor Planet Centerの小惑星リストに「Ryugu」として名称が掲載されました。

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「Ryugu」は「りゅうぐう」と読む。
玉手箱を手にして、地球に戻ってくる「はやぶさ2」の姿が見られるのは2020年末と予定されている。
そのための地球スイングバイが12月3日19時7分ごろ(日本標準時)に実施される。このスイングバイで「はやぶさ2」はスピードを上げ、進路を「Ryugu」に向ける。この時に日本から「はやぶさ2」が観測できるかも。でもとても暗いから私が持っている双眼鏡では無理。その日のテレビや新聞、インターネットに写真が載るかもしれない。これもたのしみのひとつ。
*スイングバイの詳しい説明はJAXAのホームページを参照されたい。

http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20151014/

ryugu1

 

左の写真は、JAXAのホームページにあった「Ryugu」と「イトカワ」の大きさ比べ。

こんな小さな小惑星をめざして飛んでいるんだと、あらためて驚いてしまう。

「はやぶさ2」の前に地球を飛び立って、観測の機会を待ち続けている探査機がいる。その最終ミッションもこの12月7日の予定。JAXAも忙しいだろうなあ。詳しくは次の機会に。