ごまうまカレーとポテトサラダ

人生レシビ ごまうまカレー

今回の「人生レシピ」は、朝日新聞9月2日の朝刊に載っていた「ごまうまカレー」。
前回の五十嵐美幸さんのレシピである。 新聞記事から抜書をすると、
「テレビ番組『料理の鉄人』の出演がきっかけで、店は一躍有名になりました。仕込みや調理、経理までこなし、睡眠時間は2,3時間。・・・・・胃にも負担がかかっていました。「中華はおいしいけど、油が多く、調味料の味も強い。毎日味見を繰り返すと体が疲れてくるのです。
・・・実家を出て友達にお金を借り、出張料理の仕事でやりくりしました。そのときから追求し始めたのが、「毎日食べられるヘルシーな中華料理」です。胃に負担がかかる油や調味料を控え、食材から甘みやうまみを引き出すレシピを考えました。
「ごまうまカレー」もそうしたレシピの一つ。都内に開業した自分の店のまかないとして生まれました。小麦粉や油脂が入った市販のルーは使わず、カボチャでとろみと甘みを加えます。「味の重量感はしっかりあるけど、重くない。ごまが入っている栄養満点のカレーです。」

材料と作り方(2〜3人前) 豚ひき肉(粗め)300グラム、カボチャ300グラム、トマト(中)1個、ニンニクのみじん切り、ショウガのみじん切り、トウバンジャン各大さじ1/2,カレー粉大さじ1と1/2,鶏ガラスープ500ミリリットル、牛乳100ミリリットル、白すりごま大さじ4,
A(オイスターソース大さじ2,醤油・ゴマ油・酢各大さじ1) ラー油適量、小口の青ネギ適量、ご飯適量。

新聞のレシピは2〜3人分とあるので、私は4人分を作りたいので、1.5倍位の分量を用意した。
カボチャは皮を向いてこまぎれ。
耐熱容器に入れてラップをして電子レンジで3分ほど加熱をする。
(新聞のレシピでは600W)
レシピにはないけれど、私は玉ねぎが好きなのでスライスしておいた(適量)。またショウガ、ニンニクをみじん切りにしておく。

フライパンに油大さじ1程度入れて熱し、ニンニク、ショウガを加熱する。 玉ねぎも入れて熱する。玉ねぎはしんなりとして少し色が変わる程度にした。

豚ひき肉をいれて、しっかりと加熱する。昔O157が発生したとき、最低3分は熱すると聞いたことがある。とにかく豚ひき肉の色が変わるまでしっかりと加熱する。
電子レンジで柔らかくしたかぼちゃを入れて混ぜながら加熱していためる。
ここでカレー粉を入れる。今回のカレーは市販のルーは使わない。

フライパンではあふれそうなので、圧力鍋の容器に入れ替える。
とりがらスープ、牛乳、すりごま、オイスターソース、醤油、ゴマ油、酢を入れて煮込む。 とりがらスープの量は、出来上がりを予想しながら入れることにした。弱火で15分ほど煮込む。
つけあわせのポテトサラダをつくることにした。

 

蒸しポテトでつくるポテトサラダ

これは2022年3月4日金曜日の朝日新聞朝刊にのっていたレシピ。
私は普段つくるポテトサラダは、じゃがいもを蒸したことはなかったのでやってみることにした。

材料(2人前)
じゃがいも 2個(200グラム)
にんじん 30グラム
きゅうり 1/2本
ハム 1枚
下味(酢 小さじ1/2,塩小さじ1/3、コショウ少々)
調味料(マヨネーズ 40グラム、練からし小さじ1/4,砂糖小さじ1/4)

私は4人分作りたかったので、この量の倍を用意した。

じゃがいもは皮をむき、厚さ2センチのイチョウぎり。
変色を防ぐため、1〜2分水につけてから水気を取る。
ニンジンはあつさ5ミリのイチョウ切りにする。
湯気の上がった蒸し器にならべ、15分ほど中火でむす。
つまようじなどで突き刺して蒸し具合をみる。

きゅうりは薄い輪切りにし、塩少々をいれて5分ほどおく。

私はポテトサラダにも玉ねぎがある方が好きなので、玉ねぎもスライスして入れる。今回は入れていないが、キャベツを小さく切って同じように塩水につけて入れるのも美味しい。

 

蒸したじゃがいもを軽くつぶす。 にんじんを入れて、さらにつぶす。

塩水に浸していたたまねぎ、きゅうりをフキンでしっかりとしぼって水気を取り、じゃがいもとにんじんに加えてまぜる。

ハム、マヨネーズを加えて混ぜる。 最後に調味料の練からし、砂糖を加えてよく混ぜる。 室温で冷まし、食べるまでは冷蔵庫に入れてよく冷やす。

ご飯は無水鍋で炊いた。 無水鍋で炊いたご飯は、私にはとっても美味しい。カレーなので少し水を減らして硬い目に炊いている。 トマトを乗せる。新聞のレシピには青ネギがカレーの上にのっているのだが、あいにくなかったので省略。 またトウバンジャンも家になかったので、今回はつかっていない。 トウバンジャンの代わりに味噌を代用すれば良いと書いてあったが、味見の段階で十分な味だったので使っていない。

新聞に書いてあるように、カボチャのとろみが重量感を与えている。
家族でも好評だった。健康的なカレーだと思う。