マルゲリータ米粉ピザ

「発酵いらずですぐおいしい かんたん米粉パン」(多森サクミ著 立東舎)にあった「マルゲリータ米粉ピザ」を作ることにした。
マルゲリータとはイタリア料理のピザの一つ。トマトソースの上に、モッツアレラチーズとバジルをのせたもの。

しかし今回はモッツアレラチーズもトマトソースもないので「マルゲリータ風の米粉ピザ」ということで勘弁してもらおう。レシピは上記の本を参考にした。

材料は(直径26センチのピザ1枚分)
A パン用ミズホチカラ・・・100g
  片栗粉・・・30g
  ベーキングパウダー・・・7g
B 絹ごし豆腐・・・110g
  砂糖・・・7g
  塩・・・1.5g
       植物油・・・7g
トマトソース(ケチャップで代用)
とろけるモッツアレラ風ベジチーズ
(普通のとろけるチーズで代用)
                    バジルの葉(バジルの粉末で代用)

ボウルを二つ用意する。
Aの材料用と、Bの材料用に使う。

1.Aの材料をボウルに入れて、泡立て器でまぜる。

2.別のボウルにBの豆腐を粗く崩して入れ、残りのBを加える。   
 泡立て器で豆腐を崩しながらまぜる。

なめらかなへースト状になったら、AとBをまぜる。
写真ではスプーンで混ぜているが、レシピには「ゴムベラでまぜる」と書いてある。
全体に混ざって、ボロボロになってきたら手でこねる。
レシピには「耳たぶくらいのかたさが目安」と書いてある。手でこねてひとまとめにする。

天板の大きさにキッチンペーパーをきり、そのうえにひとまとめにした米粉をのせる。
指で抑えながら伸ばし、直径26センチの円盤状にする。
手に生地がつくときは、米粉で打ち粉をする。
私はめん棒をつかって左の写真のように生地を伸ばし整形した。

生地の上にトマトソースを生地の縁まで塗る。わたしはこれをケチャップで代用。
そのうえにとろけるチーズを適当な間隔をおいて全面に散らす。
ベーコンがあったので5ミリ角ぐらいに切ってフライパンで少し焼いたものを全体にちらした。
オーブンは220度で予熱し、200度に設定し直して約20分焼く。

レシピ通りに200度で20分焼いたものが左の写真。
すこし焦げているなあ、という感じ。
黒く見えているのがベーコン。
レシピでは「食べる時にバジルをちらす」と書かれている。
バジルの葉がないので、スパイスでビンにつめらているバジルの粉末をふりかけてその代用にした。

思った以上にパリパリと仕上がり、普通のナイフで切ろうとしたらうまく行かず、キッチンハサミで切ることにした。焼く時間を少し短くしたら良かったかもしれない。
味は香ばしく、パリパリのピザが好きな人には十分な仕上がりだと思う。
米粉なので、お腹にはずっしり感が。でも二人分のランチとして完食。
米粉はピザ生地として使えることがわかった。

 

 

 

米粉で食パン

 

こんな本を手に入れた。
「発酵いらずですぐおいしい かんたん米粉パン」(多森サクミ 立東舎)

ミズホチカラを使った米粉パンがたくさん紹介されている。
今回は「基本のミニ食パン」をつくることにした。

材料は、
A ミズホチカラ・・・170g
  砂糖・・・14g
  塩・・・2.6 g(小さじ1/2)
  イースト・・・1.7 g

B ミズホチカラ・・・17g
  ベーキングパウダー・・・9g

無調整豆乳・・・60g
 水・・・90〜120g
 植物油・・・14g
 レモン汁・・・9g

ケースはパウンド型の容器。 この容器にオーブンシートを切り取って型を作ってパウンド型の容器に敷き込む。

小さめのボールにBの材料を入れて、スプーンなどでよくかき混ぜておく。
大きめのブールにAの材料を入れて泡立て器で混ぜる。
豆乳(今回は豆乳がなかったので牛乳で代用間)と水を加えてよく混ぜる。
ダマがなくなったら、植物油(今回はオリーブ油を使用)も加える。

3分ほどしっかり混ぜる。
本によると、
「混ぜていて生地の重さをかすかに感じ、泡立て器から糸状に生地が落ちてくるくらいのとろみが見やす」とある。
レモン汁(レモンがなかったので、ポッカレモンを代用した)を加えて、約30秒混ぜる。レモンを入れるのは、このあと加えるベーキングパウダーの発酵力を高めるため)と書かれている。

小さいボールの材料をここに入れる。
ゴムベラに持ち替えて、10秒前後ぐるぐるとまぜる。
だまができなくなるのを目指してヘラを使ってまぜるが、10秒ではうまく混ざらない。
「ダマが完全になくなり、発泡して全体がふわっとしたら混ぜ上がり」と本に書いてあるので、完全に混ざるでしっかりと混ぜた。

生地の気泡がつぶれないように、注意しながら準備していた容器に手早く流し入れる。
オーブンは180度で予熱しておく。
この容器をアルミホイルで包み込む。生地が膨らんできた時にくっつかないようにするためらしい。アルミホイルは消耗品のような使い方になってしまった。

180度のオープンで約20分焼く、アルミフォイルを取り去った状態が左の写真。
アルミフォイルを取り除いた状態で再度オーブンにいるれて180度で15分ほど焼く。最後の段階は焼入れをつけるためなので、様子を見ながら温度と時間は調整する。

なかなかいい色になったと思う。ただこのあたりは、好みの問題もある。
わたしはまだ焼き色が足りないと思い、180度でさらに5分オーブンで焼き上げた。
網の上で蒸気をとばし、上面にラッフをする。上面にしわが寄らないようにするため、と本に書いてある。

パンをスライスして軽くトーストし、エスプレッソのコーヒーとリンゴをつけていただく。 以前に作った米粉パンよりも、よりパンらしくなったという感じだった。
このレシピ本には他にも食パンづくりがのっているので、またやってみようと思う。

 

 

 

米粉でシホンケーキ

最近米粉が流行っているように思う。
スーパーやコープにいくと、製パン用の米粉が販売されている。
以前から米粉はあったが、「製パン用」という表示はなかった。
本やネットで見ると、「ミズホチカラ」という米粉がいいようだ。
難波高島屋にある富澤商店で「熊本産米(ミズホチカラ)パン用米粉」が販売されていたので購入した。
今回は米粉を利用した「シホンケーキ」に挑戦した。
富澤商店のホームページにも「シホンケーキ」のレシピがあったので、それを参考にしながらつくってみた。

材料。
卵・・・3個
砂糖・・・60グラム
サラダ油・・・50グラム
牛乳・・・60グラム
ミズホチカラ・・・90グラム
ベーキングパウダー・・・3グラム
17センチのシホンケーキようの容器。(これは100均で買った紙製の容器)

卵は黄身と白身に分けておく。 白身は冷蔵庫に入れて冷やしておく。
黄身に砂糖30グラム、サラダ油を入れてよく混ぜる。

牛乳も加えてよく混ぜる。ベーキングパウダー、 米粉(ミズホチカラ)を加え、粉っぽさがなくなるまでまぜる。 今回はしなかったが、この時にバニラやシナモンなどのスパイスをいれるといいらしい。
オーブンの用意をする。200度で予熱を始める。

冷蔵庫で冷やしておいた白身を用意する。 ハンドミキサーで混ぜやすいように、少し大きめの容器に移し替えた。
卵白をハンドミキサーで泡立てる。

砂糖を3回にわけて、卵白に入れる。
砂糖を入れたときはハンドミキサーは低速にし、混ざってきたら高速にする。

「角を立てる」まで混ぜる、とよくレシピに書いてあるが、何分くらいハンドミキサーを使えばいいのだろう。そんなことを思いながらハンドミキサーを低速から高速回転にする。
約10分ぐらいでなんとなく出来上がってきた感じ。

出来上がったメレンゲの三分の一程度を黄身と米粉が混ざったボールに入れてなじむようによく混ぜる。

残っていたメレンゲん全て加えて混ぜる。
富澤商店のレシビには 「泡だて器で15回、ぐるぐると混ぜる。ゴムベラで底からしっかり混ぜる。泡をつぶさないように、手早く30回くらいは混ぜる。」 と書いてある。

シホンケーキの型に流し込む。
箸などで生地をぐるぐるとかき回しながら1周ぐらいする。
最後に両手で型を持ち上げて、ドンと台に落とす。
生地の中の空気を抜くためらしい。
何回もしないとネットのレシピにはのっていた。
やりすぎるとこれからの膨らみに悪影響を与えるらしい。
200度に余熱したオーブンを180度に設定し直して30分ほど焼く。

焼き上がったら逆さにして冷やす。ビンのくびなどをつかって、写真のようにして逆さにすると中まで冷える時間が短縮されるそうた。
逆さにするのは、自分の重みでせっかく膨らんだ生地がしぼんでしまうのを防ぐためとネットのレシピには書いてあった。
2時間程度じっくりとさましたのが、上の右の写真。

お店で買うシホンケーキに比べると、膨らみや粉のしっとりかげんが弱いように感じるが、自分で食べるには十分の味。
シナモンコーヒーと米粉のシホンケーキ。いいおやつになる。
次は薄力粉でシホンケーキん作ってみようか。