懐かしの給食レシピ45

タンドリーチキン(学校給食献立コンクール優秀賞)

大阪市で働く私の知り合いの栄養士さんから教えてもらった給食レシピ。 そのレシピを元にして懐かしの給食メニューをいただいてみようと挑戦。 レシピ通りの食材が手に入らなかったら、私独自のアレンジで創意工夫。

今回のレシピは「タンドリーチキン」。この献立は昨年の「学校給食献立コンクール」で「優秀賞」になったもの。さてそのレシピは下記の通り。

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レシピ通りに材料をそろえる。にんにくはおろしたものがびん詰であったのでそれを使用。

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鶏肉は、にんにく、塩こしょう。ヨーグルト、カレー粉、ケチャップで下味をつけておく。

レシピには「しばらくなじませておく」と書いてあるので、30分以上時間をおいて調理することにした。

フライパンにサラダ油を入れて熱し、下味をつけた鶏肉をいれて焼く。

両面にこげめがつくぐらいに焼き、火を弱めてフタをして、数分蒸し焼きにする。

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温度を上げて、鶏肉にタレをからめながら焼く。ペーパータオルにとり、余分な油とたれをとる。

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準備さえしっかりしておけば思ったより簡単に出来た。下味を付ける時間もあるので、ゆとりを持って調理できる。
前回作った「白菜のゆず風味」を付け合わせにしてみた。 チキンとゆず風味、なんともいい感じですね。
見た目も食欲をそそり、なおかつ栄養たっぷりの給食。学校給食献立コンクール優秀賞の献立を食べることができるなんて、なんとすばらしい。レシピを提供してくれた栄養士さんに感謝、感謝。

 

 

トマトのマーボー厚揚げ(給食献立コンクール優秀賞)

懐かしの給食レシピ 32

大阪市で働く私の知り合いの栄養士さんから教えてもらった給食レシピ。
そのレシピを元にして懐かしの給食メニューをいただいてみようと挑戦。
レシピ通りの食材が手に入らなかったら、私独自のアレンジで創意工夫。

今回のレシピは昨年度学校給食献立コンクール優秀賞の「トマトのマーボー厚揚げ」
そのレシピはというと。

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厚揚げは熱湯をかけて油を抜いておく。 トマトは湯通しをして皮をむく。

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トマト、厚揚げは一口大に切る。
にんにく、ショウガはみじん切り。
玉ねぎは薄切りにしておく。
青ネギは小口切り。
写真の厚揚げ、玉ねぎ、ミンチは、レシピより少し多めの量になっている。
にんじんは見えていないが、青ネギをのせたお皿の下にある。

 

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フライパンにサラダ油を入れて熱し、ショウガ・ニンニクをいれて香りよく炒める。
ミンチを入れて炒める。

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にんじん、玉ねぎ、トマトの順に入れて炒めていく。 しっかりと炒めてから次の食材を入れていくようにした。玉ねぎは炒めると甘みが出るので、試食して甘くなってきてからトマトを入れた。トマトを炒める?と思ったけれど、出来上がってみると不安はふっとんだ。

 

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90mlのお湯を加えて煮て、厚揚げを入れてさらに煮ていく。

料理酒、砂糖、塩、コショウ、濃口醤油で味付けをする。

塩とコショウの味付けは塩コショウが一緒になった調味料を使用した。

 

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味噌(特に指定がなかったので、冷蔵庫にあった味噌汁を作るときに使うだし入り味噌を使用)大さじ1を入れて混ぜる。味噌が全体にいきわたったら、水溶き片栗粉を入れてとろみをつける。私は水溶き片栗粉を入れる時は、火を止めるようにしている。

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最後に青ネギを入れて煮る。

材料を揃えている時に青ネギ4本とレシピにあったので、かなり多いなあ、と思っていた。
しかし、フライパンに入れて混ぜて煮ていくと、丁度いい塩梅の量だった。さすが給食レシピと感心する。

 

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これで四人分の量。

一人ひとりのお皿に入れてみようかと思ったが、今回は大皿に入れてテーブルに置き、各自が自分の好みの量をとるようにした。
たっぷりあって、見た目もなんなく豪華。

 

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小皿にとったところ。 左上にあるのは、これも給食レシピで紹介した「豚肉と野菜の甘味噌炒め」。 えのきのスープをつけて、一汁二菜の献立となりました。

いただきます。

 

 

夏野菜のマーボーカレー(学校給食献立コンクール最優秀作品)

懐かしの給食レシピ 21

大阪市で働く私の知り合いの栄養士さんから教えてもらった給食レシピ。 そのレシピを元にして懐かしの給食メニューをいただいてみようと挑戦。 レシピ通りの食材が手に入らなかったら、私独自のアレンジで創意工夫。

今回のレシピは「夏野菜のマーボーカレー」。学校給食献立コンクールの最優秀賞作品。大阪市旭区の小学校6年生が考えたという。

レシピはこれ。

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家にあった野菜をプラスすることにした。
ピーマン、パブリカ、おくらを使った。レシピにあるコーンは娘が苦手なのでカット。

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なすは、半月切りで水洗い。オクラも下処理をしてさっとゆがいておく。
ピーマン、パプリカは一口大(適当な大きさ)切る。

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フライパンを熱して、サラダ油を入れ、ニンニク、しょうが、白ネギを入れて香りが出るように炒める。

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合挽肉を炒め、色が変わったら玉ねぎを入れて炒める。

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にんじん、なす、ピーマン、パプリカを入れて炒める。

セロリがあったので、お湯でさっとゆがいて入れることにした。

下の写真の緑の葉っぱはセロリ。
セロリのシャキシャキ感が好きだから。

 

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水1カップを入れ、カレー粉をいれる(レシピ)。
水1カップでは私の好みのとろみが出ないので、量を増やしてある。
カレーは固体ではなくフレーク状のものを使用。
作る人や家族の好みに合わしてアレンジ、うまくいくかな。

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しょう油で味付け、最後にニラを加えて煮る。

ゆがいておいたオクラは食べるときにルーの中に入れて、ひと煮立ちしたから食卓へ。

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うーん、これはおいしい。 さすが献立コンクール最優秀賞。子どもたちが喜んで食べるところが想像できる。 自分流のピーマン、パプリカ、セロリ、オクラもいい感じ。 彩りもよく、合いびき肉の舌触りも食欲をそそる。 娘も美味しそうに食べ、次の日の弁当にこのマーボーカレーを持っていった。

マーボー豆腐のような感じだからマーボーカレーというのかなあ。 レシピを提供してくれた栄養士さんの話によると、 「マーボー豆腐の時に、中国のおばあさん考えだしたしびれるような辛さの料理」と紹介しているそうだ。 諸説いろいろありそうだが、給食で麻婆豆腐や今日のようなマーボーカレーがあると、ますます給食の時間が楽しみになるだろうな。

☆献立を提供してくれた栄養士さんに、大阪市の献立コンクールの優秀作品が紹介されているホームページを紹介してもらった。 優秀作品は教育委員会から表彰があり、子どもも栄養士さんにもはげみになっているそうだ。
「食育」というと大げさな感じを与えるかもしれないが、自分たちの食べるものを考えて、さらに創りだすというのは、すばらしいことだなあと思った。

http://www.ocec.jp/shidoubu/index.cfm/7,0,66,html