マジックハンドをつくる


ららぽーとで買ってきた工作キット。

おもしろそうなので作ってみようとおもった。

型紙を切り抜けばいいだけなのだが、組み立ては結構時間がかかった。
糸や輪ゴムなどのパーツもよく準備されていた。

出来上がったロボットハンドの手。 手のひら側と裏側の様子。

写真でわかるように糸で指の関節を動かすというもの。

出来上がったロボットハンドに絵の具で色を塗り、シールでかざってみた。
結構派手なマジックハンドになった。

マジックハンドで箱を掴んでいるところ。
指の関節を動かす糸の調節が難しい。 すべての関節をいっぱいに動かすと(ぐーの状態にする)、指を伸ばした状態にするのが大変。

写真のように5本の指が動く。
鉛筆を持ったり、コップを持って水を飲む、ということができたら、と思っていたがそれは無理だった。
でも近所の子ども達が興味津々に見ていたのは楽しかった。
子どもたちはこんなおもちゃが楽しいのだろう。私もそうだが・・・(笑い)。

 

 

 

ららぽーと堺と黒山遺跡

「ららぽーと堺」が11月8日よりオープンした。
上のポスターは堺市立みはら歴史博物館が、「ららぽーと堺」がオープンする前から「ららぽーと堺の下に眠る歴史』として発掘調査のようすをパネル展示すると言う案内をしていたもの。

上の写真はネットで調べた「ららぽーと堺」周辺の地図。 下の写真はその地図を航空写真に切り替えて見たもの。
地図のデータと航空写真のデータの作成年が違うため、「ららぽーと堺」の一部は溜池を埋め立てて建設されたことがわかる。
そしてその埋め立てたときの「黒山遺跡」の調査のときの航空写真が、一番上の「ららぽーと堺の下に眠る歴史」という宣伝チラシに使われている。

上の写真は「令和4年度 でかける博物館講座 みはら学びのすすめ2 黒姫山遺跡から見る古代の三原」という講演会での資料より。

「黒山」は日本書紀に「黒山」の地名があるほど歴史のあるところ。写真のように大井遺跡と黒山遺跡があり、直ぐ側に黒姫山古墳がある。
資料によると「黒山遺跡は奈良時代から平安時代の集落の遺跡で、調査では奈良時代から鎌倉時代の遺構や遺物」が発見されたそうだ。
大井遺跡は写真のように黒山遺跡の西側にあり、古墳時代中期から後期の古墳があり、飛鳥時代から奈良時代の大型の建築物や青銅製品に関する遺構や遺物が発見されているそうだ。

みはら歴史博物館でのパネルと展示のようす。
発見された土器や発掘の様子がわかるような展示だった。
パネルによると「集落の成立は美原を中心に金属製品の生産に従事した職能集団である河内鋳物師が文献資料に現れる時期」であること、「見つかった集落も金属製品の生産に関与しており、河内鋳物師と深く関係する可能性もある」ということだ。

右上の写真は「ららぽーと堺」の屋上駐車場から阪和自動車道を見たところ。
溜池の一部がみえる。溜池の右上の角から阪和自動車道を見た角度の延長線上に、(阪和自動車道にほとんど隠されて見えにくいが)「黒姫山古墳」がある。

私は「黒山遺跡」がここにあることや「ららぽーと堺」の一部が溜池を埋め立ててできたことがわかる資料が「ららぽーと堺」の施設のどこかに展示されていないかと思い、建物を一周したり施設の中を歩いたが私には見つけることはできなかった。近くの「みはら歴史博物館」でわかることなのかもしれないが、施設の中にこの地の歴史がわかるような展示があってもいいのにと思った。

資料にあった「河内鋳物師」というのに興味が湧いた。この「みはら歴史博物館」主催するフィールドワークもあるそうだ。さっそく参加申込をすることにした。