抹茶ういろうと葛まんじゅう
大阪市で働く私の知り合いの栄養士さんから教えてもらった給食レシピ。 そのレシピを元にして懐かしの給食メニューをいただいてみようと挑戦。 レシピ通りの食材が手に入らなかったら、私独自のアレンジで創意工夫。
今回も引き続いてスイーツ特集。
「おうちで作る給食レシピBOOK 」から「抹茶ういろう」を作ってみよう。
まずレシピ通りに上新粉と抹茶を用意する。
何回かに分けて水を加えながらかき混ぜる。
レシピにはないが、写真では弱火にかけながら混ぜている。
これは抹茶をよく溶かせるため。
ただ混ぜるだけでは、なかなか抹茶が溶け込まず、粉となって浮いてくるので、暖めながら混ぜることにした。
あまり長い時間温めていると、粘り気が出てくるので注意が必要だった。
プラスチックの容器に入れてラップでふたをして蒸し器に入れる。
レシピ通りに20分間蒸す。
写真左上が20分後の様子。右はラップを取ったところ。
室温で覚まし、冷蔵庫で冷やす。私は冷やしたほうが美味しいので。
プラスチックから出すのに少し苦労した。べったりと容器にくっついている。
周りをカットして体裁を整えてみた。
お茶でどうぞ。
もっちりとした食感が楽しめる。
電子レンジでも試してみたが、時間の設定がむずかしかった。
時間オーバーになると仕上がりが固くなり、やっぱり蒸し器のほうがいいと思った。
また上新粉ではなくて、白玉粉でもやってみたが、白玉粉はういろうのもっちり感というよりも、団子のモチモチ感だった。
ういろうはやっぱり「上新粉で蒸す」という、給食レシピが一番だった。
葛まんじゅう
家に葛粉(くずこ)があったので、これを使って「葛まんじゅ」に挑戦してみた。
材料は以下のとおり。
葛粉・・・50g
水・・・・400cc
塩・・・・ひとつまみ
砂糖・・・大さじ2(量は好みで)
今回はオリゴ糖を使った。
抹茶・・・小さじ2
水に葛粉を入れ溶かし、砂糖を入れる。
弱火でかき混ぜていく。最初は抹茶が溶けにくいので、よく混ぜる。
暖めながら混ぜていくと、しばらくすると粘り気が出始め、色も濃い緑に変わってくる。だんだんと透明な感じが増してくる。透明感が出たところで火から下ろす。
プラスティクの容器に入れて冷ます。
室温ぐらいまで下がったら、ラップでフタをして冷蔵庫で冷やす。
今回は同じ分量でもうひとつ作った。
それはスプーン等ですくって形を作り、それを氷水に入れて急激に冷やす方法。
冷蔵庫で冷やす時間を取らずに、すぐに食べることができるやり方。
アイスクリームをすくうスプーンで溶けた葛粉をとり、すぐに冷水に入れる。
同じ材料、同じ分量で作ったもの。
写真上左が冷水で冷やしたもの、右上が容器に入れて冷蔵庫で冷やしたもの。色合いや質感がちょっと違うが、どちらももっちり感のある出来栄え。
冷やして食べるとこれはまた美味しい。 暑い夏には是非作ってみたいと思った。
きな粉をかけてたべると、これは巨大わらび餅だ。