都七福神めぐり1

京都にある七福神巡りのツアーがあったので参加することにした。 申し込んだのは昨年で、そろそろコロナも減少しているので年を越せば明るい年になるかもしれない、と思っていたとき。
しかし、年があらたまってから急激に増えてきたオミクロン株。
ひょっとしたら直前に中止かも、心配になって前日に旅行会社に電話をかけたら決行するということだったので、心配か安心か微妙な気持ちで当日を迎えた。

トイレ付きの大型バスで、ドライバー、ガイドさん、添乗員さんを加えても20人あまりの参加。
二人がけに一人の座席指定でソーシャルディスタンスを確保している。座る人もなんとなく前後に互い違いに座って距離を開けようとしていた。

私は七福神巡りは初めて。
コースは、
1,赤山禅院(せきざんぜんいん)の福禄寿神。
2,松ヶ崎妙円寺の大黒天。
3,革堂(かくどう、こうどう)の寿老神。
4,ゑびす神社のゑびす神。
5,六波羅蜜寺の弁財天。
6、東寺の毘沙門天。
7、萬福寺の布袋尊。7つの福の神をめぐって京都・宇治へ。

京都につくと、雪が降ってきた。
大阪でも寒い寒いと言いながらでも雪は見なかった年末年始だったが、京都に来て雪を見ることになった。

赤山禅院はどこにあるのだろう。市バスの「修学院離宮道停」で下車とパンフレットに書いてある。
私達は大型の観光バスだったので、バスが停まる駐車場がそこにはない。
バスから降りて15分程度は歩くことになった。赤山禅院について私は知識がなかったのでパンフレットの説明を引用する。
「慈覚大師の遺言によって創設された天台宗法本山・比叡山延暦寺の塔中(たっちゅう)です。

本尊の泰山府君(たいざんふくん)・赤山明神は京都御所の表鬼門に祀られ、方位の守護神として朝野の暑い尊敬を集めています。・・・」とある。

塔頭・塔中(たっちゅう)とは、禅宗寺院で、祖師や門徒高僧の死後その弟子が師の特を慕い、大寺・名刹に寄り添って建てた塔(多くは祖師や高僧の墓塔)や庵などの小院、と辞書には書いてあった。

比叡山延暦寺そのものが京都の鬼門に建てられたお寺というのは有名なこと。さらに赤山禅院も二重の意味で京都の鬼門を守っているということだそうだ。
修学院離宮は有名だけれど赤山禅院が有るのは知らなかった。

山門から本殿までの道の両脇は苔が美しかった。
また「日本最古都七福神」のノボリが色とりどりに染められいて、雪の小道に鮮やかだった。

福禄寿庵のそばには、七福神の像が並んでいた。
福禄寿神とはどんな神様なのだろう。寿老人と間違えることもあるそうだが、赤山禅院直のホームページを見てみよう。

赤山禅院の本尊・赤山大明神は、天にあっては福禄寿神、地にあっては泰山府君とされ、万物の命運を司るとされてきました。福禄寿神は、幸福・高禄・長寿の三徳をあたえられたとされています。みなさまの商売繁盛・延寿・健康・除災を祈願していただくことができます。

左の写真は「都七福神参り」のパンフレットから福禄寿の部分を切り抜いたもの。
長い頭が特徴の福の神様。

「コロナ退散」「世界平和」を願い、祈りを捧げ、雪の舞い散る参道をくだる。次の目的地松崎山妙円寺にある大黒天をめざしてバスは出発。
しかしいつまでこの雪は降り続くのだろう。