ミモザのリースづくり

ミモザのリース作りの講座があった。

ミモザは最近良く見かけるようになった花。

ウィキペディアによると、

  • フサアカシアギンヨウアカシアなどのマメ科アカシア属の植物の俗称。イギリスで南フランスから輸入されるフサアカシアの切花を”mimosa”と呼んだことから。
    アカシア属の葉は刺激を与えても動かないが、葉や花の様態はオジギソウ属とよく似ることから誤用された。今日ではこの意味でよく用いられる。」

もう少しネットで調べてみると

「ミモザ」はギンヨウアカシアやフサアカシアなど、黄色い房状の花を咲かせるマメ科アカシア属の総称です。シルバーリーフと呼ばれる銀色がかったグリーンの葉が特徴的な半落葉~常緑高木です。本来の「ミモザ(mimosa)」はオジギソウの学名ですが、黄色の房状の花が咲くアカシアの仲間の呼び名として使われています。・・・略・・・

3/8は国際女性デーといって、女性の政治的自由と平等を訴える日として国連が制定しています。この日はイタリアでは「女性の日」とされ、女性への日頃の感謝を込めて、男性から女性へミモザ(アカシア)の花を贈る習慣があります。日本でも「ミモザ(アカシア)の日」とされ、女性へミモザ(アカシア)の花を贈る習慣が定着しつつあります。 https://lovegreen.net/library/garden-tree/evergreen/p107513/

とあった。
2月末にこの講座をもつ意味がわかった。
 

配られたミモザの花は約1mほどあった。それを10等分にする。ミモザのほかにユーカリの木もつかった。これもミモザの枝に合わせて10センチくらいに切り、10個に切る。
ミモザの原産はオーストラリアと言われているので、ユーカリを使ったなかなと思う。

ミモザの花のついた枝10本、
ユーカリの木の枝10本、それぞれを組み合わせて10個の束を作る。

今回は2本の枝を組み合わせて、輪ゴムで止めるという作業だった。
慣れてくると、輪ゴムで止めずにできるそうだが、花が落ちることが心配なのでそんなに大胆にはできないと思う。

リース土台においてみて、レイアウトやバランスを考える。
リースワイヤーをつかって、リースとユーカリを土台に固定していく。
ワイヤーが見えるのが気になるが、リースは壁などに飾るので裏側のワイヤーは気にしない。表はミモザの花やユーカリの葉で見えなくなる。

ワイヤーで吊るせるようにし、最後にリボンで飾る。

アカシアの木に咲く花を「ミモザ」と呼んでいるということだが、花の名前はその歴史によって多様なので、なかなかむつかしい。牧野富太郎先生に聞かなくては・・・・

リース台に花をすべて飾るパターンと、隙間をわざと作っておくパターンがあるそうだ。 なるほど、空間をどのように活かすか、というセンスも必要なわけか。
この講座は案内では20人定員だったが、申し込みが多いため午前と午後の2つの口座にしたそうで、主催者もおどろいたそうだ。
ミモザの人気がよくわかる。
約2時間の講座だったが、参加者はみんな楽しそうだった。

 

 

コーヒー教室最終回

コーヒー講座も6回目。最終の講座となった。
今日は「焙煎」(ばいせん)、自分で体験できるとは思わなかった。

用意された豆は、ブラジル、モカ、そしてブルーマウンテン。
生豆を40グラム計り、ごまを煎る容器に入れる。

コンロに火をつけ、中火にして写真のように少し離してコーヒー豆を煎る。

焙煎とはどういうことだろう。
ウィキペディアによると、
焙煎(ばいせん)または乾煎り(からいり、dry roasting、単にロースト(roast)とも[1])とは、加熱プロセスの一つで、熱媒体として油や水を使わずに食材を加熱乾燥させる。他の乾式加熱の方法とは異なり、ナッツのような食材に使用される。むらなく確実に加熱されるよう、食材は攪拌して焙煎する。・・・焙煎することで、食品中のタンパク質の化学的性質が変化して風味が変わる。・・・焙煎した食品には、ピーナッツバター(焙煎したピーナッツから作られる[3])、(摘採後ただちに、もしくは発酵させたのちに焙煎した茶葉から作られる[4])、コーヒーチョコレート(焙煎したコーヒー豆、焙煎したカカオ豆[5]からそれぞれ作られる)などがある。
・・・コーヒー豆は専ら焙煎して用いられる。焙煎の程度によって、「浅煎り(あさいり)/シナモン」、「中煎り(ちゅういり)/ハイ」、「中深煎り/シティ」、「深煎り(ふかいり)/フレンチ」[6]などという。」とあった。

講師の園田さんによると、「2〜3分ほどでパチパチと音がしてきます。豆が割れてきています。焦がさないように、前後左右、上下に容器を動かし、まんべんなくコーヒー豆が色づくように動かしましょう。約10分程度です。
コーヒー豆の水分がなくなり、8割ぐらいの重さになります。」
ということだった。

焙煎したコーヒー豆の重さを測ってみると33グラム。確かに8割ほどの重さになっている。

3つのグループで焙煎を行ったが、グループによって粉の色が違う。 焙煎するときの炎からの高さ、動かし方、それらによって色合いが変わってくることにびっくり。
10分という時間を、最後の2分は火を消して予熱で焙煎した、というグループもあって、それぞれが工夫していたことがよくわかった。

でき上がったコーヒーを小さなカップに入れて、それぞれの飲み比べ。

3つのグループの味が違うことに驚く。
同じ豆、同じ道具、同じ水なのに味が違ってくるのがまた面白い。
焙煎によってこんなに味の変化があるとは予想以上だった。

ブラジルのコーヒー豆のあとにモカ、ブルーマウンテンと同じように焙煎し、コーヒーを淹れ、味を楽しむことができた。
焙煎すると、コーヒー豆の大きさ、形、見栄えが違うことがよく分かる。
コーヒー豆産出国の考え方、経済状況によってその違いがあることもわかった。
私が発見したことは、ブルーマウンテンはやっぱり美味しかった。後味がよくそこに甘みを感じた。ブラジルやモカにない甘さがあった。

6回講座に休まず出席したので、「終了証書」をいただいた。
なんと「全日本コーヒー商工組合連合会・全日本コーヒー検定委員会」から「J.C.Q.A認定コーヒーインストラクター3級」の認定証もいただくことができた。講座に申し込んだときは、6回は長いかなあ、と思っていたが変化のある講座で、勉強にもなり、楽しくもあった。
コーヒーを飲む楽しみがまたふえた。そんなことを確信することができた講座だった。

 

あびこ観音でおみくじ

2月3日、例年のようにあびこ観音にでかける。 まあー、なんと参拝者の多いこと!

コロナが一応終焉したということなので、お参りに来た人が増えたのだろう。
(コロナ、インフルエンザは相変わらず猛威を振るっているのに・・・)

お賽銭を入れてお参りする人、御札やお守りを求める人、そして私のようにおみくじを引く人でいっぱいだ。

でましたね。今年はふたりとも「凶」。
あびこ観音はまえまえから私達のなかでは「凶の出る観音様」として有名だ。
去年も凶だった。今年も凶。
やっぱりあびこ観音は「凶のでるところ」だ。

「やまいわずらいごと多く・・・」
「あやうき事あまたありて・・・」
うーん、これは最凶だな。

おみくじが入っている棚をみると、「凶」の文字がいくつか目に入った。
こんな日ぐらいは凶のおみくじはなしにしたらいいのに、と毎年思う。
まあ、しっかりしなさい、ということだろう。
門を出たところに托鉢のおぼうさんが。
外国人だったのでびっくり。凶のおみくじだったので、良いことをしなさいという意味なのだろう。お布施を入れて手を合わせる。

観音さんのまわりはお店がいっぱい出ていた。 コロナで出せなかったお店が、今年は隙間なくならんでいる。
いつもの「芭蕉せんべい」のおみせがあるかな?と探す。
お店はあったが人が変わっていた。やっぱり5年のコロナのせいかなあ、時間は思ったよりも動いている。

こんな時は厄落としの「厄除饅頭」を。 いつものように長い列だった。
「今年は5個か10個でお願いします・・・」と店の声。
これまでは1個でも2個でも買えたのに。
去年までいた名物のようなおばあさんの姿も見えない。これも時間のせいかな。
お守りも値上がりしていた。物価高は観音様にも影響を与えている。

久しぶりのにぎわった観音さんだったけど、なにか寂しい思いが。

そんな時に連絡が入った。
左は12月の下旬に韓国に行ったとき、ソウルタワーにあったおみくじを引いた時にでてきたおみくじの紙。
ハングルでびっしり書いてある。
私の知り合いにハングルに堪能な人がいたので「簡単でいいから内容を教えてほしい」と頼んでいたのだ。

「大吉です。
・・・龍が玉を手に入れたので、今年は必ず嬉しいことがあります。・・・目標としていたことを達成することができます・・・」という内容ということだった。
これはおもしろい。今年はいったいどういう年になるのだろう。ワクワクしてきた。