パズルの世界3

シュタインハウスキューブ

シュタインハウス・キューブは前回紹介した「Play Puzzl」によると、「ポーランドの数学者H・シュタインハウスの著した「数学スナップ・ショット」(1948年増補版)の中に出てくるもので、数学パズル研究家の間ではよく知られているが、市販されていないようである。
シュタインハウス・キューブの素材となる立体は、図に示すような6片である。このうち3個は立方体を4個、残りは立方体を5個面でつないだ形をしており・・・略・・わずか6片の組み合わせだが、それぞれがかなりひねくれた形をしているので、立方体を作るのはかなり難しい。30分てできればかなり早いほうだろう・・・・」

組み立て方は下の図のようになる。

組み立て方はここで紹介したものだけではない。
写真で組み立ての様子を紹介しておく。ウィキペディアなどを見ていくと、このシュタインハウス・キューブの解答は2つだそうだ。
ここでは一つだけを紹介したが、本には二通りの解が紹介されていた。
興味のある人はこの本を図書館などで手にしたらどうでしょう。

 

 

 

 

あびこ観音2023

2023年2月2日。明日が節分あびこ観音の節分祭。
一日前だけど満員が予想されたのでお参りに来た。
コロナのため、今年も露店がなかった。

まずは古いお札を納める。
あびこ観音のお札だけでなく、家にある他の神社でもらったお札やお守りも納めることにした。いつもなら今宮戎で納めるのだが、今年は忘れていたのであびこ観音にお願いしたわけだ。

護摩焚きは3日、4日、5日なので、今日2日は静かだった。

なんだこの行列は?
これはご祈祷受付の列。
あびこ観音のご祈祷は、多くの神社であるような本人の前で行う、という形式ではない。「あびこ観音」のホームページから引用すると、

「当山のご祈祷は、直接ご本人様の前で執り行うのではなく、お名前、住所、年齢(数え年)、お願い事を、受付祈祷台帳に記帳し、その台帳をご本尊の「聖観世音菩薩」の御宝前にお供えして一年間ご祈祷を行うものです。同時に、ご本人様にお持ち頂くお守(ご本様の年齢を押印)やお家でお祀りいただくお札等に、ご祈祷を行った後、郵送させていただきます。」

というもので、その受付のための列だ。前日の2日でもこんな大行列なのだから、明日3日にはもっと多くの人が並ぶのだろうと想像される。

本殿でお参りをし、お札を買って、おみくじを引く。

あびこ観音のおみくじは凶がでるので有名

出ました、凶のおみくじ。
妻のおみくじは「大吉」だったのでびっくり。

毎年おみくじを引くけれど、あびこ観音で凶のでる確率は抜群(?!)に高い。以前は2回、3回と続けて凶が出たことがある。いいおみくじがでるまで、とつい思ってしまうがこの頃は「やっぱり出たか」と思うことのほうが強くなった。
「油断せずに、地道に取り組みなさい」ということだろうと前向きに捉え、おみくじをくくるところに納めた。

地下鉄に向かう参道。 露店がないとなんと寂しいことか。
今宮戎も露店が自粛されていた。露天商の人たちはどうしているのだろう。
早くコロナが終息して、以前のような「あびこ観音節分祭」の賑わいにもどってほしいとつくづく思う。

そんな中で、長い列を作っていたのが「厄除まんじゅう」のお店。
私達もいつものようにここで「厄除けまんじゅう」を買う。
地下鉄我孫子駅の方から、あびこ観音参りの人が次々とやってくる。
平日のお昼なのに、と思わずつぶやくほどだ。
地下鉄の駅に下る階段で、「あびこ観音はどちらですか?」と訪ねる人がいる。
へえー、初めて来られる人もいるんだ。私には2月3日はあびこ観音というのが当たり前なのだがそうでない人も多いのだ。コロナ・インフルエンザ・値上げ・ロシアとウクライナの戦争などなど心落ち着かない年が続く。大国神社、今宮戎も大入り満員だった。何かに祈らざるを得ない心境なのかもしれない。
私も今年の運勢は凶。帰って厄除まんじゅうを食べよう。