2023年初日の出

2023年1月1日の初日の出。
あいにくの雲で、山頂から太陽が顔を覗かせる瞬間はとれなかったが、雲の隙間からの初日の出が拝めた。
天文カレンダーによると、大阪の日の出は7時5分。
池にも太陽が写っている。池には初日の出を見に来た人たちの姿が逆さまになって写っている。
今年はこれまでにない人の数だった。おおよそ50人ぐらいが池の周辺にいて、太陽が登ってくるのを待っていた。
上の写真は7時24分ごろ。おおむね西にいくほど日の出の時間はおそくなる。
広島7時16分、長崎7時23分のように。

国立天文台によると、
日本の領土で最も早い初日の出は、南鳥島の午前5時27分だが人は定住していない。
人が住んでいる場所では、小笠原諸島の母島で午前6時20分。
島を除いては、富士山頂の午前6時42分。
山ではなくて平地では、千葉県犬吠埼で午前6時46分。
一番遅いのは沖縄県与那国島で午前7時31分だそうだ。

2023年の天文現象

今年は日食や皆既月食のような珍しい現象はないようだ。

日食は4月23日にあるが、日本からは見えるのは伊豆諸島や南西諸島の海岸エリアで部分日食だそうだ。
月食も10月23日の部分日食。

月の関係で言えば
8月31日のスーパームーン。

流星群は、
7月17日〜8月24日のペルセウス流星群、
10月2日〜11月7日のオリオン座流星群、
12月4日〜17日の双子座流星群などがあるそうだが、私の住んでいる地域の明るさではたぶん見えないだろう。

惑星の大接近としていくつかある。
1月23日の夕方南西の空、月と金星と土星が大接近。
3月2日夕方の西の空、金星と木星が大接近
7月1日明け方の南東の空、金星と火星が大接近。

2023年のはじまりはまずまずのお天気だ。
私はここ数年同じ場所で初日の出の写真を撮っているが、今日のようなたくさんの人が来ているのははじめてだった。
カメラ、スマホをもって写真を撮っている。散歩のついでに来た人もいる。犬を連れての人が多いのが特徴だった。
年代も10代から高齢の人まで多様だった。
1日のお天気が良いことは何日か前から天気予報で言っていたので、初日の出を見ようと思った人が多かったのだろうか。
さてお天気で始まった2023年。
どんな年になるだろう。
多くの人が世界平和を望んでいる。明るい年、希望の年であってほしい。そんな希望と願いが初日の出を見ようと思ったきっかけかもしれない。