南総里見八犬伝を英語で8

Now let us introduce a girl called Hmaji.
She always wanted to marry Shino.
Hamaji was following him, but she didn’t know someone was following her.
He was a bad samurai called Samonjiro.
He had the real Murasame-maru sword.
Hamaji found this out and said,

以前紹介した浜路の説明がここにでてくる。
浜路は左母二郎(さもんじろう)が村正丸を持っていることを知り、取り返して信乃に返したいと考える。

Hamaji; That is Shino’s sword.
Give it back!
Samojiro; All you talk about is Shino!
I don’t like that!
Narration; Saying so, the evil man attacked Hamaji with the sword.
Samojiro; You can die and see Shino in the next world!
Narratiion; Just then, a knife came flying through the air and went into Samonjiro’s heart.
The killer ran toward Hmaji and said,
Dosetsu; My name is Dosetsu. We have the same father.
I’m glad I found you at last,my dear sister, but you’re dying.

ここで浜路の兄と称する道節(どうせつ)が登場する。
少し長くなるが、「栗本薫 里見八犬伝」のこの部分の要旨を紹介する。

「おれは過ぎし合戦のおり、ほろぼされた練馬倍盛(ねりまますのり)さまの家臣、犬山道節忠与(いぬやまどうせつただとも)。おまえのまことの名は正月(むつき)。おまえはおれには腹違いのまことの妹」
「・・・おまえがなぜ、武士の家に生まれながらあのように養女に出されたかは、俺の母と、お前の母と、父が子ども生ませた二人の女の間に争い事がおきた。
おまえの母がおれとおれの母とを毒殺する悪事を働いたがためだ。おれは墓に埋められたが、中から赤子の泣き声がすると掘り出されて九死に一生を得た。これで事が露見して、お前の母は自害させられた。
お前はおそろしい女の子どもとして父にうとまれ、大塚村の蟇六とかいう者のところへ里子にだされた。
どうしているか、気にかからぬわけではなかったが、ここでこうしてこのように、おまえのいまわのきわに会えたのも兄弟の宿縁だろう。後世のとむらいはおれにまかせよ。成仏しろ、妹。」

浜路の背景がここでわかる。
そして道節との関係も。
展開が複雑で、物語のスピードもはやい。
里見八犬伝の魅力の一つかも知れない。