The Torikaebaya Tale とりかえばや物語6

Haru’s wife Fuyu gave birth to a lovely girl.
By that time , Haru was thinking about separating from Fuyu.
But it was hard to leave her and the baby.

・・・すべて違ふところなく、ただ宮の宰相なるの児の御容貌なるに、さればよとうち見るに胸つぶれ・・・中略・・・「これはいかが御覧ずる。この世には人のかたみの面影をわが身に添へてあはれとや見ん」とのたまえる・・・略
・・・それを目にして、見るからに寸分の違いもなく宰相の中将(Natusのこと)そっくりの赤子のお顔立ちなので、「やはりそうか」と胸がつぶれる思いがした。・・・中略・・・「この子をどう御覧になりますか。
この世にある限りは、他人の面影を宿した子を、身近に置いてわが子としてかわいがることになるのだろうか」とおっしやる・・・略

Haruの心情はいかばかりか、と考えさせられる。

一方、Natsuは尚侍となったAkiにもちょっかいを掛けるが、Akiにうまくあしらわる。気分を変えるためにAkiにそっくりなHaruの部屋にやってくる。

上の挿絵は、「ヒーロー&ヒロインに会おう! 古典を楽しむきっかけ大図鑑 監修・斎藤孝 日本図書センター」からの引用

あとの英文を詠むための参考に、上の挿絵にある説明を引用してみる。

「ある夏の日、宮の宰相(Natsuのこと)は中納言(Haruのこと)の部屋を訪ねました。そのとき、装束を脱いでくつろいでいた中納言(Haru)は、宮の宰相(Natsu)に気づいてあわてますが、涼しい場所にふたりで横になり、いつものように話をすることにします。そのうち宮の宰相(Natsu)は、いつもよりふなやかで美しい中納言(Haru)の姿に「このような女がいたら、どれほど夢中になって心を乱すだろうか」と悩ましくなって、そばに近寄って寝転びます。
中納言(Haru)は「暑いから」と離れようとしますが、宮の宰相(Natsu)は心を抑えられず、中納言(Haru)のからだに触れてしまいます。そしてとうとう、中納言(Haru)が女であるという秘密を知ってしまうのでした。」

Then one night, something happened to Haru herself.
It was a hot day and Haru had taken off her clothes.
She was alone in the room, so she thought no one would see her.
Then , Natsu suddenly appeared.
He was there to talk to his friend Haru, but found a woman!
“Haru, is that you?  You are a beautiful woman!”
“What are you doing?  Leave me alone!”
Haru tried to push Natsu away, but he was too strong.
She was soon in Natsu’s arms.
He said, “I always wish you were a woman.
We meant to be together.
This is our destiny.”

原作ではこのあとHaruは昼のうちは男としての仕事をし、Natsuは女としてのHaruを自分のものように考える。二人の秘密はだれもしらない。そうしてHaruとNatsuの逢瀬も悶々としたまま月日を重ねる。そして、

Soon, Haru was pregnant with Natsu’s baby.

Haruはこのあとどのように生きていけばいいのかと、迷いに迷う日が続く。