停電のため、信号が消える!
セブンイレブンも店内は真っ暗。品物(おもに食料品)がなくなったら、閉めますと言っていた。
近くの自動車関係の工場のトタン板がはがれ、電線にぶら下がっている。
停電の原因はあれじゃないか、と近所ではもっぱらのうわさ。
関西電力に電話してもつながらない、と近所の人は言っていた。
家の近くの朝日新聞の配達所のカーポートの屋根は無残にも飛び散っている。
角の家の植木が真っ二つに折れていた。春には花が咲き、赤い実をつけるお気に入りの木だったのに。
すぐに回復するだろうと思った停電は24時間続いた。
テレビがだめなので、ラジオとつける。NHK第1放送やラジオ大阪につなぐが、停電関係のニュースはほとんどない。
インターネットで関西電力のホームページを探すが、サーバーがダウンしているということで、新しい情報が入ってこない。
近くの小学校の避難所に行く。ここは体育館の電気がついていた。
「停電のニュースはないですか」
「関西電力のシステムがダウンしているらしく、回復については全くわかりません。
区役所の電気もついていません。私のまんしょんも・・・」
と、係の人は言っていた。
知りたい情報が手に入らない、ということはこういうことなのだな、と実感する。
ベランダに被害があった家もあった。
夕方になって雨が止むとき、虹が見えた。 台風は通り過ぎたようだが、停電は続く。 眠っている間に、電気がついたらいいのに。 しかし、翌朝も停電が続いていた。
5日、用事があるので森ノ宮に行く。ここは難波宮跡公園。 樹木が倒れている。
難波宮跡公園の地図と説明板は基礎の台から倒れていた。
家を出るときはまだ停電だったが、携帯に「電気ついたよ」と連絡があったのは午後2時過ぎだった。まるまる24時間を超える停電だった。そのあと、尼崎の知り合いに様子を聞いてみるとまだ停電が続いていると言っていた。
結局、尼崎に電気が回復したのは7日のお昼ごろだったそうだ。
大変だったろうなあ。北海道の地震による停電の報道があるが、身をもって停電の大変さが実感できる出来事だった。
それにしても今年は天変地異が多い。
台風21号は凄まじい台風でしたね。屋根瓦が紙きれのように空を飛び回るのを見たのは第二室戸台風以来でした。難波宮跡公園もそうですが、各公園は大きな建物が少なく倒木や枝折れが目立ちました。当方に近い住吉公園や住之江公園も惨憺たる光景になりました。住之江公園は樹木が多いので被害を受けた数は相当な数です。住吉公園では住吉大社駅前の大きなセンダンの木が倒れました。冬になると黄色い実が青空に映える様が見ることができなくなりました。
「天災は忘れた頃にやってくる」という諺がありますが、忘れる間もなく色々な災害が起こっています。「備えあれば憂いなし」は通用するのでしょうか?
風見鶏さんへ
コメントありがとうございます。
住吉大社も被害が出ましたか。それは大変ですね。
私は停電の備えで今日はカセットコンロを買ってきました。
こんなことになるとは、それこそ全くの想定外です。
本気で災害グッズを揃えようと考えています。