西小学校 四等三角点

三角点を探る旅 40

ここは黒姫山古墳の近くにある堺市立美原西小学校。

ここには三角点がありそう。学校の中の三角点はよく保存されていることが多い。

 

運動場では地域少年チームが野球の練習をしているようだ。
地図を見ると写真の右側の木々の付近にありそうだ。

この木のなかのようだ。もう少し近寄ってみよう。

ありました。排水口の蓋の前に見えるのが三角点だ。

四等、の文字か見える。ここは「西小学校 四等三角点」というところ。
標高45.76m、とあるからやはり古い土地なのだろう。

「018」という数字が読める。
数字は2段で6桁の数字らしいが、地面に埋もれているのでよくわからない。
この6桁の数字についてネットで調べてみると、次のサイトに詳しく書かれていた。

http://29908990.at.webry.info/201510/article_5.html

これは「基準点」の「基」の文字かな? 地面深くにうまっている。周りを掘ってみるが道具がないので、手ではここまで。
「三角点を大切にしましょう」の立て札もなく、静かに木々の中に埋もれている。

緑に囲まれた中の四等三角点。周りに野球少年の子どもたちの元気な声が響いていた。

 

 

 

大池公園の三角点

三角点を探る旅 39

地図を見ると八上小学校から北に進むと、三角点があることがわかった。 さっそく行ってみることにした。

この公園にあるようだ。

今では珍しくなった、緑の公衆電話ボックスがある。

これが大池とよばれている池なのだろう。公園にある石碑には「灌漑用の溜池」として使われていたと書かれてあった。

 

きれいに整備されていて、広いグランド、遊具やベンチもあり、市民の憩いの場としてあるようだ。 グランドを清掃している人もいて、きれいに手入れされている。

三角点は、上の写真の左側の道路に沿ってある、街路樹付近にあるようだ。

この街路樹のところにあるはずなのだか、、、、何回か行き来するがわからない。

地図とアイフォンのGPSで調べると、この木の間付近にあるはずなのだが、何もない。周辺に移動されているかもしれないと、探してみるが、やはりない。

池の改修に伴って、公園の整備とともに、三角点は消えてしまったようだ。 地面の中に埋められたままになっているのかもしれない。
道路の拡張、公園の整備、池の改修などによって消えてしまう三角点がある。
ここ大池の三角点もそのうちのひとつなのかもしれない。

気を取り直して、学校にある三角点を探しに行こう。

*追加

上の写真は、国土地理院のホームページから「大池公園 四等三角点」の写真を探したもの。このブログの上から9枚目の写真とほぼ同じアングルで写真が撮られている。どちらの写真にも赤いパネルが見えるので、ほぼ同じ位置だといえると思う。
平成24年、今から6年前には三角点があったのだ。盛り土、植樹がされて姿が見えなくなってしまった。いつか機会を見つけてもう一度調べに行きたいものだ。

 

 

 

 

八上小学校の四等三角点

三角点を探る旅 38

黒姫山古墳の付近を地図で調べていると、三角点があった。

ここは堺市立八上小学校(やかみしょうがっこう)の敷地内。

何か地域の行事、フェスティバルのような行事が行われていた。

門を入って右側のブロック塀のすみにあった。「国土交通省 国土地理院」という白い立て札もある。ただ年月のせいだろう、文字がうすくなっていた。

四等の文字が見える。 調べてみると、「八上小学校 四等三角点 標高42.44m 」であることがわかった。

「049」の文字も見える。他の面には「基準点」の「基」が見えた。違う面には「国土地理院」の「国」と思われる文字もよみとれた。
運動場のブロック塀のすぐ内側にあった三角点。もともと小学校の敷地にあったのだろうと思われるが、道路の拡張や学校の整備で、学校の運動場のすみになってしまったのかもしれない。「国土交通省」と書かれているので、2001年以降にこの付近が整地されたと予想される。標高42mというのは比較的高い敷地にある。黒姫山古墳があるということは、古い土地ということもいえるだろう。

でもお花がすぐそばに咲いているのは偶然だろうか。だれかがここに持ってきたのだろうか? お花が飾ってあるような三角点ははじめてだ。

黒姫山古墳周辺には他にも三角点がある。もう少し調べてみよう。