グルテンフリーの米粉パン

新しくできたCOOPの店で、写真のようなパン粉を買った。

「グルテンフリー、お米の粉で作ったミックス粉ー小麦粉不使用ーパン用」と書いてある。
メーカーは「株式会社 波里」。
ロゴマークのようにして「NAMISATO」の文字と、「米粉倶楽部」の表示があった。
原材料として、
うるち米粉(国産)
トレハース
増粘剤(HPMC)
と書かれていた。

 

初めて見る米粉なので買って試してみることにした。

この米粉で3回つくってみた。
最初は、ホームベーカリーの「小麦粉なし米粉」でのレシピにしたがった材料と分量で作ってみたが、予想したほど膨らまなかった。パンの上部がへこんだかたちになってしまった。

2回目はこの米粉の袋に書いてあるレシピでやってみた。それは、

(1斤用)
◯本品・・・250グラム
◯砂糖・・・8グラム
◯食塩・・・5グラム
◯バター・・15グラム
◯水・・・・210グラム
◯イースト・3グラム

これをパナソニックのホームベーカリーの「小麦なし米粉パンをやく」コースでセット。所要時間1時間55分で出来上がったのがこれ。

なんと、米粉パンでここまで大きくなったのは初めてだ。

2回目にチャレンジ。
再現性があるのだろうか。

同じ材料で、同じレシビ、同じホームベーカリーの設定で試してみる。
1時間55分後の焼き上がりがこれ。

前回とほぼ同じ大きさになっていた。
重さは417グラム。1斤の分量。

切った中はこんな感じ。
米粉らしい真っ白な生地。外はパリッと焼きあがり、底は少し溶けたような感じでホームベーカリーの容器にひっついていた。
外に取り出すために周りにへらのようなもので隙間を作ってからでないと、振っただけでは出なかった。

味は米粉のサクサク感があり、よく焼けたところは「おかき」を連想されるような食感。小麦粉パンのスコーンのように思えたり、和菓子のような感じもする。
これまでにない不思議な感じだった。

残っている米粉で、もう少し試してみよう。

 

 

無水鍋でぶり大根

ブリを買ってきたので、ぶり大根を作ることにした。

圧力鍋でぶり大根を作ったことはあるが、無水鍋でぶり大根を作ってことはなかった。

家にある無水鍋のレシピ本をしらべたが、「ぶり大根」はのっていなかった。
ネットで検索しても、「ぶり大根」「無水鍋」ではピッタリのレシピがみつからなかった。

それでは、と私流に作ってみることにした。食べるのは私と家族だから人には迷惑をかけないから、という理由をつけて・・・。

ブリは約500グラムあった。大きなものは半分に切っておいた。
大根も同じ重さの500グラムを用意し、皮をむかずに乱切り。
お米を大さじ2杯位お茶のパックに入れ、大根が浸るくらいの水を入れてフタをする。強火でカタカタと音がするまで煮て、あとは弱火にして10分。これで大根のアクが抜け、少しやわらかくなる。

水でさっと洗い、ペーバータオルで水気をふいておく。

無水鍋を洗って今度はブリを同様に熱湯で煮て、水でさっと洗う。

無水鍋を洗い、大根、ブリを入れる。
ショウガを皮付きのまま切っていれる。分量は一欠片とレシピにはあったが、写真のように少し余分に入れてある。とにかくブリの臭みをぬきたかったので。

調味料は、圧力鍋で作った「ぶりのあら煮」を参考にした。
砂糖・・・大さじ3
醤油・・・大さじ3と1/2 (家にあるのは濃口醤油だった)
塩・・・・小さ1/2
酒・・・・1/2カップ
水・・・・1/2カップ

レシピ本にある「ぶり大根」より、少し味付けを強くしてある。

フタをして火にかけ、強火。フタがカタカタとしだしたら、弱火にする。
なんとも文学的な表現。
強火で何分、と書きたいが、分量によってこの時間が変わってくるのでこう書くしかない。
その分、耳を澄まして音を聞いたり、フタから水蒸気が出てくるのを見たりして、料理に集中するのは確か。

弱火にして10分。タイマーでここはセットした。10分後が上の写真。
大根の白い部分が目につく。汁気もまだまだたっぷりあるので、このあとはフタを開けた状態で中火から弱火で煮ていく。好みの色合いで火を止める。

好みの色合い、味見で確かめてあとは自然に冷ます。

レシピ本によく書いてある「冷めていく間に大根に味が染み込み、ブリの味も落ち着いてくる」ということを信じて。

食事前に温め直ししてテーブルに出す。

本日の夕食は、味噌汁、タコの酢の物、ご飯とぶり大根。
家族4人でちょうどいいくらいの量だった。
家族も「おいしい」といってくれた。
お世辞かも知れないが残食ゼロだから満足、満足。

*無水鍋は汚れやすいのですぐにあらって磨いておく。鍋のフタ、本体を火にかけて熱し、水分を飛ばす。冷えてからかたづける。
*無水鍋はなべ全体が熱くなるので、フタを開けたりする時はふきん、ミトンなどでやけどに注意しながら調理することが必要。子どもがいる時は、要注意。