懐かしの給食レシピ 51

牛肉と大豆のカレーライス

大阪市で働く私の知り合いの栄養士さんから教えてもらった給食レシピ。 そのレシピを元にして懐かしの給食メニューをいただいてみようと挑戦。 レシピ通りの食材が手に入らなかったら、私独自のアレンジで創意工夫。

今回は「牛肉と大豆のカレーライス」
レシピは前回紹介した「おうちで作る 給食レシピBook」から。

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栄養士さんからのアドバイス。

「ここにのせている分量は、小学校の給食用の分量です。大人には少ないので、多めにしてください。」

なるほど、レシピ通りの分量は左の写真のようになる。これで大人4人分は少なすぎる。

このレシピ本は、あくまでも大阪市の小学校の給食レシピで、普通の家庭でそのままつかえる分量になっていないそうだ。だからわざわざ「給食での4人分」と注釈を入れているというわけだそうだ。

なお、これまでこのブログで紹介してきた「懐かしの給食レシピ」は、私の知り合いの栄養士さんが家庭用に換算した分量で紹介しているので、あらためて計算する必要はない。

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普通作っている分量にすると、左の写真のようになった。レシビの2倍から3倍になっている。緑の野菜はセロリ。
私はセロリのシャキシャキ感とさっぱり感が好きなので、カレーにはよく入れている。

肉は料理用のワインで下味をつけておく。
ジャガイモは角切りとかいてあるが、小さく切ると最後にはとけてしまって、姿かたちがなくなることが多いので、小さいジャガイモはそのまま、少し大きいと思うジャガイモは半分に切るだけにした。
玉ねぎはレシピ通りに大切り、にんじんはイチョウ切りにした。

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サラダ油を熱し、ニンニクとショウガを炒める。ワインで下味をつけた牛肉を入れて炒める。(レシピにないショウガも入れることにした)

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玉ねぎ、にんじんの順に炒める。

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ジャガイモと大豆を入れて煮るのは、圧力鍋を使った。
ジャガイモも短い時間で柔らかくなる。ルーの指定する分量の水、セロリ、ローリエの葉を入れて、圧力をかける。時間は自分が使っている圧力鍋によってあわせる。

左の写真のようにトロトロに仕上がる。私の使っている圧力鍋はラゴスティーナで、もう30年ほど使っている。IHに対応していないので、コンロに付いている電熱コンロで使用。シューッといって5分。それでもジャガイモはとろとろになっていてくだけそう。

火を止めて、カレールーを入れる。あとにヨーグルトを入れたり、インスタンのコーヒーの粉を入れたり、りんごをすりおろしていれたり、各家庭の味をどうぞ。
私はよくヨーグルトを入れている。辛味も収まり、食べやすくなるというのが実感。

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野菜サラダをつけると、立派なカレーライス。 大豆もたっぷり入れた。缶詰なので全部入れたが(140グラム)、多すぎるという気もなかった。
ジャガイモはかき混ぜればかき混ぜるほど砕けてくるので、取り出しておいて、食べるときに電子レンジて温めてからご飯の上に乗せて、カレーをかけることにした。

豆類があまり好きでない娘もしっかり食べ、次の日の弁当にカレーを持って行った。
職場で温めて食べるらしい。
給食レシピは本当に食が進むし栄養たっぷり。今年も「給食レシピ」にお世話になりそうだ。

 

懐かしの給食レシピ 50

牛肉のちらしずし

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昨年の12月に、大阪市の給食についてのフェスティバルがあった。

「学校給食・食育フェア2015」が正式名。12月13日の日曜日に行なわれた。環状線「大正駅」近くにある京セラドームの直ぐ側にある「ハグミュージアム」が会場だった。

これまでは区が中心になって行なわれていたものが、大阪市全体の取り組みとして行なわれたようだ。

その時の参加者へのプレゼントとして、アンケートに記入者にもらえたのが左の冊子「おうちで作る給食レシピBook」だ。

この「懐かしの給食レシピ」にいつもレシピを提供してくれている栄養士さんも、このBook作成の中心メンバーとして活躍したと聞いている。
2016年の「懐かしの給食レシピ」は、この冊子を参考に作っていこうと思う。

さて、その第一回は、「牛肉のちらしずし」

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材料は、 4人分
牛肉(薄切り)・・・100g
たけのこ(水煮)・・60g
にんじん・・・・・・60g
グリーンピース・・・20g
サラダ油・・・・・・小さじ1/2
砂糖・・・・・・・・大さじ1と3/4
濃口醤油・・・・・・小さじ2
塩・・・・・・・・・少々
酢・・・・・・・・・大さじ1と1/2
となっているが、実際は家にあった牛肉の分量に比例して、他の材料の分量や調味料の量を増やしている。

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たけのこがなかったので、
ごぼうを代わりに使った。

牛肉は細切りにしておく。

ごぼうはさきがけにして、水に浸してあくをぬく。

にんじんは細切りにしておく。

フライパンにサラダ油を入れて、熱する。
牛肉、にんじん、ごぼうの順に炒めていく。

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炒まれば、料理酒(小さじ1/2)、
砂糖(大さじ1と3/4)、
塩(少々)、
濃口醤油(小さじ2)、
酢(大さじ1と1/2)を加えて、
炒める。

最後にグリーンピースを入れて、炒める。

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味見をしてみると、甘口。
子どもが喜びそうな味付けだ。

酢を入れるのはどうしてだろうと思いながら調理をしたが、結構肉との相性が良さそう。
グリンピースの緑の色が鮮やかで、食欲をそそる。

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レシピでは、ご飯と具を混ぜているが、どんぶり風にご飯の上に具を並べてみた。 妻に頼んで、錦糸玉子を作ってもらい、それを具の上におき、きざみのりをパラパラとふりかけてみた。写真は玉子をたっぷりかけたものなので、中の具が見えなくなってしまった。
でも卵をかけてノリを乗せると、見栄えもいいし、味もいい。さすが給食レシピだ。
ご飯につけた粕汁も、給食レシピで作ったもの。
ブログでの製作記事は以下を参照。

http://ungaisoten.com/2015/02/16/%E7%B2%95%E6%B1%81/

このレシピ集「おうちで作る給食レシピBook」はなかなかのスグレモノだ。
さて次は何を作ってみようかな。