パリへ
バルセロナのブエリング航空にてフランスのパリ、オルリー空港までの1時間45分の旅。こんな後ろから乗る搭乗のしかたが体験できて、旅はほんとに楽しいなあと思える瞬間。
バスの車窓からエッフェル塔の姿が見えてきた。それにしても車、車、車。
セーヌ川沿いに走るバスから見えたのは、なんと「自由の女神像」。
フランスがアメリカに自由の女神像を送ったことへの返礼として、パリに住むアメリカ人がおくったということだ。
午前中のパリは曇り空だったのに、私達が来るのに合わせたかのように青空になった。青空に白い雲。エッフェル塔の優雅な姿。そう、ここはパリだ。
そしてこれが凱旋門。こんなに大きなものだとは知らなかった。高さ50m、幅45m、奥行き22m。通天閣の高さの半分だ。
凱旋門を警備している警察官の手には自動小銃らしいものが。
空港の警備の警官も同様に自動小銃をもっていた。しかも引き金に指がかかっているのではないかと思うような持ち方だったので不気味さと怖さを覚えた。
この時は不安感だけがだったが、日本に帰ってきてからパリでのテロ事件の報道があり、その事件がもっと早くに起きていたら自分たちが巻き込まれていたのではと恐怖感がわきあがった。テロの被害にあった人たちへのご冥福を祈りながら、なんとかならないものか、どうしたらいいのかと思う。
ホテルに荷物をおいて夕食前に散歩。見えてきたのはサン・ラザール駅。
2階建ての列車。大阪の近鉄特急や阪急電車にも2階建ての電車はあるが、こちらのほうがおしゃれなデザイン。さすがフランスと思ってしまうのは単純かな?
この旅も最後の夕食。フランス・パリのレストランで円卓を囲み、美味しいお食事で友好をあたためあう。サービスで出た生牡蠣のおいしいこと。
生牡蠣からデザートまで、しっかりと堪能しました。パリの味を。
ツアー最後のホテルは、
PARIS MARRIOTT OPERA AMBASSADOR HOTEL
小公女の本にでてくる屋根裏部屋を思わせるような角が出っ張ったお部屋。
窓から中庭を見ると、今にも窓越しにインドの紳士ことキャリスフォードさんが贈り物を持ってやってきそう。
ヨーロッパのホテルの多くは部屋に電気ポットがない。お茶を飲もうにも部屋の中ではお湯をわかすことができない。私たちは日本で買った電気ポットを持っていくことにしている。だからいつでも日本茶でもカップラーメンでもコーヒーでも飲める。
フランスのこのホテルアンバサダーには電気ポットがついていた。日本から持ってきたコーヒーでリラックスタイム。
明日は最後の日。パリのルーブル美術館へ行こう。