懐かしの給食レシピ 46

タコスライス(学校給食献立コンクール最優秀作品)

大阪市で働く私の知り合いの栄養士さんから教えてもらった給食レシピ。 そのレシピを元にして懐かしの給食メニューをいただいてみようと挑戦。 レシピ通りの食材が手に入らなかったら、私独自のアレンジで創意工夫。

今回は、学校給食献立コンクール最優秀作品。大阪市東成区の小学校6年生が考えた「タコスライス」。タコをスライスしたものじゃありません。メキシコ料理の「タコス」をもとに沖縄が発祥の地、といわれている料理。
そのレシピがこれ。

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「タコスライス」と「タコライス」、どっちがどっち?
ネットのウィキペディアを見ると、次のように書いてあった。

1984年に沖縄県金武町で誕生。同県内では1990年代から学校給食に採用されるなど非常に一般的な料理となっている。 皿に盛った米飯の上にタコミート(挽き肉に玉ねぎや調味料・スパイス等を加えて調理したもの)、千切りのチーズ、レタス、トマトなどを順に載せ、トマトベースの赤いサルサをかけて食べるスタイルが一般的であるが、オリジナルのタコライスは米飯とタコミートのみであり、発祥の店では今でもチーズや野菜などのトッピングは別料金となる。チキンライス&タコミートの組み合わせもある。食べ方の感覚としてはそぼろご飯やドライカレーに近い。 

レシピにも「タコライス」と「タコスライス」の両方が書いてある。とにかくタコとご飯の混ぜ物ではない。

レシピに従って、
サラダ油を熱し、ニンニクを香りよく炒め、ミンチ肉を炒める。

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玉ねぎ、トマトの順に入れて炒める。

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火が多れば、塩・コショウ、カレー粉、ケチャップ、ウスターソースで味を付ける。

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塩はひとつまみをパラっといれた感じ。コショウは赤コショウ(ビンクペパー)があったので、それを利用した。
これはイタリアに行った時に買ってきたもの。軽くつぶしてフライパンに入れた。
きつくはないが、独特の辛味が口に広がる。でも食欲はそそる味。
グリンピースを炒め、最後に粉チーズを加えて炒める。

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ご飯の上にレタスの千切りをならべ、その上に先ほど作ったタコスを置く。

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先ほどのウィキペディアをもう少し読んでみると、

・・・・・ タコスは英語は“taco”(「タコス」は複数形“tacos”から)であり、タコライス (taco-rice) は「タコスの具を乗せた飯」という意味である。

とあった。なるほど、タコスとはタコの複数形だったのか。

さて、レシピにあったようにレタスをならべ、具のタコスにミニトマトを湯煎して皮をむいたものを切って並べてみた。

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上の写真では、彩りを考えて、パプリカを切って入れてある。

これは美味しい。給食献立コンクールで最優秀をとったレシピだけのことはある。 栄養万点、スパイシーな味が魅力的。ピンクペッパーの味も予想以上にこのタコスライスを引き立てた。 みるみるうちに完食。ごちそうさま。