三角点を探る旅 その23

名古屋市内の三等三角点

名古屋三等三角点

昨年の秋に見つけることのできなかった名古屋にある三等三角点をもう一度探しに出かけた。
名鉄瀬戸線「東大手駅」から歩いて10分ほどのところ。
昨年は草が生い茂っていたが、今度はきれいに刈り取られていて、これなら発見できそう。
ぱっと見では草がなさそうだが、登ってみると意外と枝が邪魔をする。

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あった、あった。やっぱりここにあったのだ。前回は草と枝にじゃまされて行きつけなかった奥の平らなところにあった。
三等三角点と刻まれている。

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三角点の石の周りを見るが、特に保護用の石もなかった。 基準点の石も、三等三角点という文字の他には、他の面には彫られていないようだった。
ここは元々は名古屋城の敷地内になると思う。明治になって基準点が配置されるようになったが、お城などの敷地内に三角点や水準点が置かれることが多い。
年月がたっても移動されない場所を選ぶためだろう。

三角点や水準点は、時代とともに周りの建物が変わることによって見つけにくくなることもあるが、ここのように季節の変化によって発見しにくいこともある。とくに山や丘や林のなかにある基準点は草や木が育つとほんとに発見できなくなる。今回は昨年のリベンジを狙ったが、うまくいってよかった。
さて、次は昨年は発見できなかった水準点を探してみよう。

 

 

 

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