日時計 その4

キリン日時計1

キリンのホームページに、写真のような日時計があったので作ってみた。 平面型日時計に万年カレンダーをセットしたもの。

作り方は初級レベルの表示があったので、それほど迷うことはない。

解説が丁寧に書いてあったので、これから日時計を作る人には役に立つだろうと思った。

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ペーパークラフト用の紙にプリントアウトして、部品を全て切り抜く。 日時計の表示部分が、円形になっていて、写真のような糊しろを細かく切っていく。組み立てるときにこの円形の部分が上下に二枚、側面部分の長方形の部品をはりつけていく。ここが大変難しい。上下の半円の部分が平行になってくれない。のりしろの部分の折り曲げに少しのズレがあり、それが 歪みのもととなっていることがわかった。

糊を付けるほど紙がフニャフニャになるので、このやり方はあきらめることにした。 適当な紙箱を見つけてきて、これに貼り付けることにした。それがこれ。 IMG_2747

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これでしっかりとした日時計になった。 ペーパークラフトでは、曲線部分や円形の組み立てが難しい。 この日時計は万年カレンダーにもなるが、今回は日時計の説明に重点を置く。 このキリンの日時計は、明石を基準につくってある。 経度差による時差の補正については、経度差による時差の表がついていて、解説もしっかりとしてある。 IMG_20141003_0002

こういう経度差が分かる地図や表があると何かと便利だ。 日の出や日の入りの時間のちがいを考えるときにも使える。また、緯度による時差の説明もある。

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さらに「磁気偏角」「均時差」の補正についての説明もある。 IMG_20141003_0003_2_2

日時計の誤差について考えるのに、適当なペーパークラフトだと思った。

磁気偏角、均時差、経度と緯度など、日時計の工作をしていくといろいろと考えなくてはならないことがわかってきた。日時計は奥が深い。

 

 

 

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