三角点を探る旅 その 4

電子基準点

堺市蘇鉄山の一等三角点、大阪城の二等三角点、長居公園の三等三角点と見てきたが、大阪市内に最新の三角点がある。 それが、銅座公園の電子基準点。
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IMG_1613高さ約5メートルの金属製のポール。これまでの三角点をと全く違いますね。
銅座公園の入口近く、銅座幼稚園がすぐ前にある。
このポールの下に金属製の円盤状の付属金属標があるのだが、オートバイの不法駐車で写真が取れなかった。残念!

電子基準点の表に「電子基準点は、地上約2万kmの高さを周回するGPS衛星が発信する電波を受信し、この地点の位置を観測するための施設です。受診データは、つくば市にある国土地理院に毎日転送しています。」と書いてあった。
時代はGPSを使っての測量となってきたのだ。この電子基準点は全国に約1300あり、大阪市内ではここしか無いという貴重なもの。GPS測量でこれまでの位置精度が10センチから数センチになったそうだ。