山パン（中種法）
熊崎朋子さんの「おいしい天然酵母パン」の本にあった山パン。 形が面白いし、愉快な感じがするので作ってみようと思った。
ただこの本には、直径11cm✕高さ11cmのパネトーネ型を使う、とあった。
こういった専門家が使うような型はなかなか買う機会がない。 なにか代わりに使えそうなものはないかなあ、とスーパーやデパートなどをウロウロする時間があればなんとなく探していた。
そうしていたら１００均でこんなものを発見した。
ステンレスアイスピッチャーと表にかいてある。
大きさも長い方の直径が11.5cmで高さが10cmだから代用できそう。
材料はほぼいつものとおり。
ボウル大・・・強力粉150ｇ
計量カップ・・・水150ｇ＋酵母20ｇ
ボウル小・・・強力粉120ｇ＋薄力粉30ｇ＋塩6ｇ＋砂糖10g
副材料として、バター15g、卵黄1個分
ボウル大に計量カップの水と酵母を入れて混ぜる。 ラップでおおい、温かい所に３〜５時間置いて中種を作る。 できあがった中種にボール小の材料とバター、卵黄を入れて混ぜてこねる。４，５分こねてラップをし、冷蔵庫に一晩入れて一次発酵させる。
上の写真の左が発酵前の生地。右が冷蔵発酵させた後の生地。
冷蔵庫から出した生地を軽く転がしてなまこ形にする。 めん棒で30cm✕10cmほどに伸ばし、端からまく。 生地を縦にして型にいれる。
温かい所で乾かないように60分〜90分二次発酵させる。
私はオーブンの発酵機能を利用した。
上の写真が二次発酵後の生地。
オーブンを190度に予熱をし、35分〜40分焼く。
山がたのままのパンもおいしいが、レシピに従ってサンドイッチにしてみた。
薄力粉、バター、卵黄が入っているので口当たりが柔らかい。
強力粉だけだと、ハードトーストがお似合いだが、薄力粉やバターを入れると柔らかくて違ったパンの魅力が出てくる。
