アサリのカレー

人生レシピ アサリのカレーと   
          ポテトチップスサラダ

朝日新聞11月4日の朝刊に「人生レシピ アサリのカレーとポテトチップスサラダ」の記事があった。
レシピは料理研究家の藤井恵さんの紹介。
記事によるとレシピは恩師の滝口操さんのものらしい。記事の一部を引用すると「・・・今回紹介するアサリのカレーとポテトチップスサラダは・・・新年1月3日分のレシピだったと藤井さんは記憶しています。現在のように多くの店がお正月から開いているわけでもなく、食材は買い足しにくい。おせち料理も食べ飽きて、カレーなどが食べたくなる頃。缶詰とスナック菓子、あるものを上手に繰り合わせた二品です。」
材料(4人分)
・アサリ水煮一缶(180g)   ・たまねぎ1個
・人参1本            ・おろしにんにく 小さじ1
・おろしショウガ 小さじ2    ・カレー粉 大さじ3
・白ワイン 大さじ2       ・トマトピューレ 150g
・ロリエ 1枚          ・塩、しょうゆ、 各小さじ1
・バター 20g         ・すりおろしりんご 1/4個分

1、たまねぎは薄切りにし、人参はラップで包み、600Wのレンジで3分加熱してすりおろす。
2、鍋にバターを溶かし、にんにく、ショウガ、たまねぎを加え薄く色づくまでいためる。

3、カレー粉を加え、炒める。 香りが立ったら、ワインをいれる。

4、アサリの水煮、にんじん、トマトピューレを入れる。
  水2カップ、ロリエを入れる。時々かき混ぜながら15分煮る。

5,しお、しょうゆ、りんごを加え2〜3分煮る。

*カレー粉大さじ3とかトマトピューレ150gというのは、「多すぎるのでは?」と思ったが、15分煮ている間に適当な分量になってきたようだ。
15分煮ている間にポテトチップスサラダの用意をする。

ボテとチップスサラダ 2人分
・たまねぎ 1/4 薄切り
・きゅうり 1本 薄切り
・ツナ缶  
・レモン汁 大さじ1
・ポテトチップス 50g

1,たまねぎは薄切りにし、水にさらして辛味をとる。

2,ボウルに汁けをきったツナと水気を切ったまねぎを入れ、レモン汁大さじ1をかけてまぜる。

私はポッカレモンを使用。
またきゅうりはたまねぎといっしょに調理していたのでレシピどおりにはなっていない。
(味は変わらないとおもう・・・)

3、荒く砕いたポテトチップ50g、マヨネーズをくわえ、こしょうを少々加えてあえる。   

皿にサニーレタスを敷き、出来上がったサラダを乗せる。
ポテトチップスがすぐにグズグスになるのではないかと心配だったが、そんなことはなかった。(でもカレーが出来上がったらすぐに一緒に食べるのがベスト)

貝をメインにしたカレーライスは初めて。 どんな味になるのだろうと思っていたが心配することはなかった。
カレー粉大さじ3は辛いのでは?と思っていたが、りんごのすりおろしで辛味は落ち着いた味になっていた。
アサリの歯ごたえもよく、15分しっかり煮込んでいるので食べやすかった。
ポテトチップスが湿ってしまうのではと心配したが、サクサク感がありとても食べやすかった。分量もたっぷりで、少し辛めのカレーにぴったりだった。
共に完食。ごちそうさまでした。

 

 

 

 

ごまうまカレーとポテトサラダ

人生レシビ ごまうまカレー

今回の「人生レシピ」は、朝日新聞9月2日の朝刊に載っていた「ごまうまカレー」。
前回の五十嵐美幸さんのレシピである。 新聞記事から抜書をすると、
「テレビ番組『料理の鉄人』の出演がきっかけで、店は一躍有名になりました。仕込みや調理、経理までこなし、睡眠時間は2,3時間。・・・・・胃にも負担がかかっていました。「中華はおいしいけど、油が多く、調味料の味も強い。毎日味見を繰り返すと体が疲れてくるのです。
・・・実家を出て友達にお金を借り、出張料理の仕事でやりくりしました。そのときから追求し始めたのが、「毎日食べられるヘルシーな中華料理」です。胃に負担がかかる油や調味料を控え、食材から甘みやうまみを引き出すレシピを考えました。
「ごまうまカレー」もそうしたレシピの一つ。都内に開業した自分の店のまかないとして生まれました。小麦粉や油脂が入った市販のルーは使わず、カボチャでとろみと甘みを加えます。「味の重量感はしっかりあるけど、重くない。ごまが入っている栄養満点のカレーです。」

材料と作り方(2〜3人前) 豚ひき肉(粗め)300グラム、カボチャ300グラム、トマト(中)1個、ニンニクのみじん切り、ショウガのみじん切り、トウバンジャン各大さじ1/2,カレー粉大さじ1と1/2,鶏ガラスープ500ミリリットル、牛乳100ミリリットル、白すりごま大さじ4,
A(オイスターソース大さじ2,醤油・ゴマ油・酢各大さじ1) ラー油適量、小口の青ネギ適量、ご飯適量。

新聞のレシピは2〜3人分とあるので、私は4人分を作りたいので、1.5倍位の分量を用意した。
カボチャは皮を向いてこまぎれ。
耐熱容器に入れてラップをして電子レンジで3分ほど加熱をする。
(新聞のレシピでは600W)
レシピにはないけれど、私は玉ねぎが好きなのでスライスしておいた(適量)。またショウガ、ニンニクをみじん切りにしておく。

フライパンに油大さじ1程度入れて熱し、ニンニク、ショウガを加熱する。 玉ねぎも入れて熱する。玉ねぎはしんなりとして少し色が変わる程度にした。

豚ひき肉をいれて、しっかりと加熱する。昔O157が発生したとき、最低3分は熱すると聞いたことがある。とにかく豚ひき肉の色が変わるまでしっかりと加熱する。
電子レンジで柔らかくしたかぼちゃを入れて混ぜながら加熱していためる。
ここでカレー粉を入れる。今回のカレーは市販のルーは使わない。

フライパンではあふれそうなので、圧力鍋の容器に入れ替える。
とりがらスープ、牛乳、すりごま、オイスターソース、醤油、ゴマ油、酢を入れて煮込む。 とりがらスープの量は、出来上がりを予想しながら入れることにした。弱火で15分ほど煮込む。
つけあわせのポテトサラダをつくることにした。

 

蒸しポテトでつくるポテトサラダ

これは2022年3月4日金曜日の朝日新聞朝刊にのっていたレシピ。
私は普段つくるポテトサラダは、じゃがいもを蒸したことはなかったのでやってみることにした。

材料(2人前)
じゃがいも 2個(200グラム)
にんじん 30グラム
きゅうり 1/2本
ハム 1枚
下味(酢 小さじ1/2,塩小さじ1/3、コショウ少々)
調味料(マヨネーズ 40グラム、練からし小さじ1/4,砂糖小さじ1/4)

私は4人分作りたかったので、この量の倍を用意した。

じゃがいもは皮をむき、厚さ2センチのイチョウぎり。
変色を防ぐため、1〜2分水につけてから水気を取る。
ニンジンはあつさ5ミリのイチョウ切りにする。
湯気の上がった蒸し器にならべ、15分ほど中火でむす。
つまようじなどで突き刺して蒸し具合をみる。

きゅうりは薄い輪切りにし、塩少々をいれて5分ほどおく。

私はポテトサラダにも玉ねぎがある方が好きなので、玉ねぎもスライスして入れる。今回は入れていないが、キャベツを小さく切って同じように塩水につけて入れるのも美味しい。

 

蒸したじゃがいもを軽くつぶす。 にんじんを入れて、さらにつぶす。

塩水に浸していたたまねぎ、きゅうりをフキンでしっかりとしぼって水気を取り、じゃがいもとにんじんに加えてまぜる。

ハム、マヨネーズを加えて混ぜる。 最後に調味料の練からし、砂糖を加えてよく混ぜる。 室温で冷まし、食べるまでは冷蔵庫に入れてよく冷やす。

ご飯は無水鍋で炊いた。 無水鍋で炊いたご飯は、私にはとっても美味しい。カレーなので少し水を減らして硬い目に炊いている。 トマトを乗せる。新聞のレシピには青ネギがカレーの上にのっているのだが、あいにくなかったので省略。 またトウバンジャンも家になかったので、今回はつかっていない。 トウバンジャンの代わりに味噌を代用すれば良いと書いてあったが、味見の段階で十分な味だったので使っていない。

新聞に書いてあるように、カボチャのとろみが重量感を与えている。
家族でも好評だった。健康的なカレーだと思う。

 

 

中華丼

人生レシピ 中華丼

朝日新聞(2022年8月26日)の朝刊に「人生レシピ」と言う記事があった。
中華料理店オーナーシェフの五十嵐美幸さんの「中華丼」のレシピと生き方が載せられていた。
そこから私の心に残った記事の一部を抜粋する。
「五十嵐美幸さんは中華料理店を営む両親の長女として育ちました。・・・・・店主の父は頑固な人でした。母に怒鳴るなど、喧嘩が絶えない両親を見て、小学生だった五十嵐さんは母に聞きました。
「なんでお父さんと結婚したの?」
母の答えは「女一人じや生きていけないから」
それを聞いた五十嵐さんは心に誓います。
「技術を身につけて、一人で生きていける人間になろう』
それからは遊びたいとも思いましたが、料理の技術を身につけることも大切だと考え、父の姿を見て勉強しました。高校では食を学び、卒業後に正式に店の厨房に入りました。・・・略・・・
(料理の鉄人に父の代わりに)当時22歳だった五十嵐さんが出演することになりました。最年少の女性シェフとして注目を集め、店は一躍有名になりました。・・・・」

そこで今回紹介された「人生レシピ」は(五十嵐さんの母がよく作ってくれたという)「中華丼」。
レシピも紹介されているので、早速作ることにした。

材料(2人前) チンゲンサイ40グラム、白菜80グラム、グリーンアスパラガス1本、赤パブリカ1/6個、ヤングコーン1本、しいたけ1個、豚小間切れ肉80グラム、ゆでたむきえび2匹、ゆでたウズラの卵2個、しょうがの薄切り1枚、鶏ガラスープ150ミリリットル、
A(オイスターソース大さじ1,醤油・酢・砂糖各大さじ1/2)
水溶き片栗粉(水・片栗粉各大さじ1)

私は4人分をつくったので、写真は倍の量になっている。

野菜としいたけは大きめの一口大に切る。ショウガ以外の野菜としいたけをボウルに入れて、油大さじ2を回しかけて軽く混ぜ、全体に絡ませる。
中華料理には、熱した油に材料をくぐらせる「油とおし」という下ごしらえの方法があるが、五十嵐さんは家庭でできる加熱前の油を予め材料にまとわせる「オイルコーティング」という方法を考えたとそうだ。

フライパンにゴマ油大さじ1を入れ、豚肉とショウガを加えて炒める。

鶏ガラスープを加えて沸騰させる。
沸騰したらオイルコーティングした野菜とむきエビ、鶉の卵を加えて加熱する。フタをして約1分加熱する。

フタを取り、Aを加えて、軽く炒める。 仕上げに水溶き片栗粉を加えてとろみを付け、ごはんの上に盛る。
新聞のレシピには注として、
「鶏ガラスープが沸騰したところで、野菜を加えるのがポイントです。高温のスープに野菜を入れてフタをし、短時間で火を通すことで、シャキシャキ感が残ります」とある。

「おいしい」
「このレシピはのこしておこう」
 家族が喜んてくれた中華丼だ。
 機会があればまた作りたい中華丼だった。