マルシェめぐり in パークス

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なんばパークスで、マルシェめぐりがあったので見てきた。 一つは御堂筋にある難波神社を中心とする「大阪ぐりぐりマルシェ」、もう一つは環状線芦原橋駅を中心とする「芦原橋アップマーケット」。
どちらも私の予想をこえる、おしゃれなマルシェだった。
ちなみにマルシェとは、フランス語で「市場」を意味することば。

8Fと9Fは「大阪ぐりぐりマルシェ」のお店。
毎月第2土曜日に難波神社で開かれているそうだが、残念ながら私は行ったことはない。
自然食品や無農薬・無添加の食品が並んでいた。
目を引いたのは、赤い鎧とカブトのパン屋さん。環状線玉造駅のそばにあるパン屋さんだ。玉造駅周辺は真田幸村に関係する土地なので、「真田ロード」として売り出しているらしい。
このパン屋さんは、大豆パンといって、糖質を少なくするために大豆を発酵させてパンを作っているとか。
ダイエットに良い、醤油をかけて食べれるなど、興味津々なので買うことにした。レシピは以前からあったが、製品化したのは私です、と店主自慢の作品。

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3F、4Fでは「芦原橋アップマーケット」が出店していた。

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私のお目当ては「アトリエ 西濱」。本革を使った手作りの靴屋さん。 IMG_7595

大阪市はかつては靴作りで有名なところがいくつもあった。 大国町の「トミヤマ」、靴の「アポロ」、そして鶴見場商店街には沢山の靴屋さんがあった。
今はもうその面影はほとんど残っていない。 そんななかで、芦原橋で本格的な靴を作っているのがこの「アトリエ西濱」。
しかし聞いてみると、本皮を使った手作りの靴職人さんが数少なくなってきていて、後継者育てが課題だとか。

私も西成区の靴屋さんで誂えた本革の靴を持っている。
大阪教育大学の教授で、リバティおおさかの館長をつとめた中尾健二さんの講演で、日本における皮革の歴史を聞いたことがことのはじまりだ。
カバンから靴を取り出した中尾さんが、
「本革の靴は、食べることができる、無人島に漂流した時には非常食として使える。海外旅行に行く時には本革の靴を履いていくといい」という話をされた
この話がきっかけになって、本革の靴を誂えよう、という番外編の動きがあり、私もそれに相乗りさせてもらった。
高校生の息子もさそって靴を誂えた。
今もその靴は大事にとってある。
若くして旅立ってしまった中尾さん。本革の靴をちゃんと持っていったのだろうか。
今あるリバティおおさかの危機、きっと無念に思っているに違いない。

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今年になって、「芦原橋アップマーケット」の話を聞いたので、一度行ってみようと思っていたがなかなか行く機会がなかった。 そんな時に、なんぱパークスでのマルシェめぐり、というポスターを見た。
それにしても、若い人たちが沢山あつまっている。出店のスタッフのひとたちも大変若い。 芦原橋アップマーケットの関係者の人が、「若い人の知恵をもちよって、まちづくりをしたい」という意味のことを話してくれた。

9月20日の第三日曜日は、いつもとちがって夕方開催だそうだ。まだまだ暑いので、夕方からはじめようとなったらしい。詳しくは以下のホームページを参照。

http://reedjp.org/up/

雨が降ってきた。
店じまいをはじめる出店の人達。
残念だなあ。では、9月20日に行ってみるか。飲みそこなった地ビールも出店するらしいから。でもお天気が心配だなあ。

 

 

 

 

難波神社寄席

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ここは御堂筋沿いにある難波神社。文字通りに「なんばじんじゃ」。
仁徳天皇を祀っているそうだ。
ここに人形浄瑠璃の小屋を開いたのが人形浄瑠璃のはじまりということで、人形浄瑠璃発祥の地とも言われているらしい。
とにかく、心斎橋と本町のちょうど中間にある神社。 人形浄瑠璃発祥の地が所以なのか、ここで落語会が開かれている。 私も誘われて時々寄席見物に来るようになった。

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会場は1階の集会室。100人ぐらいは入れそう。
集会室の前に机を積んで高座が作られている。本格的な高座ではないのでグラグラするときもある。背の高い噺家さんだと、高座に上がるときに頭がつきそうにもなる。
繁昌亭のような常設の高座もいいけれど、こんなふうな高座もまた趣があって楽しい。桂文喬(かつらぶんきょう)さんが中心になって若手を集めてこのような落語会をやっているようだ。

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桂文喬さんは、大阪府立大学を卒業し、教員免許を持っていて博学として知られている。もともと教員をめざしていたが、大ファンであった3代目桂小文枝(5代目桂文枝・ちなみに現在の文枝は6代目)の子どもの家庭教師をしたことがきっかけに、正式に入門されたそうだ。

四人の噺家さんの落語を聞くと、芸というものは時間と経験が肥やしなのだなあ、と思う。
ここ難波神社での落語寄席の特徴は御堂筋を街宣車が通ること。今回は今までにない大きな音量と長い時間だった。誰の時に当たるか? なんとなく興味津々。林家笑丸さんの「やかん」にあたった。この危機?をどう切り抜けるか、出演者の皆さんはそれぞれ考えていたに違いない。でも「やかん」に当たったのだから、お噺どおりで、よかったよかったと私は内心くすくす笑っていた。

桂米團治さんは桂米朝さんの子ども。以前は桂小米朝と名乗っていた。実際に噺を聞くのは今回が初めて。お父さんによく似た語り口で、この「天狗裁き」は桂米朝さんが得意としていたもの。こうして語り継がれ、伝統の話芸が伝承されるのだろう。

トリの桂文喬さんの「宿屋仇」は40分もの大作。私は以前に桂枝雀さんのCDで聞いたことがある。宿屋の伊八(いはち)がおもしろい。階段を上がる音もリアルに再現し、時々フッと枝雀さんの姿が思い浮かぶ。
桂文喬さんは、これからの難波神社では、ねたおろしをしていくということだから、チヨット楽しみ。

楽しみといえばここ難波神社寄席ではくじ引きがある。
チケットの番号が当たればプレゼントがもらえる。

IMG_1035 当たりました〜。 上方落語協会という文字の入ったタペストリーで作った小物いれ。 繁昌亭の寄席の時に持って行こうかな。

☆8月6日ヒロシマ原爆の日。
 人間の歴史には闘いのなかった日はないという。
 すべての人々が自由に笑って暮らせる時代は何時来るのだろう。