ハイジとドレミの旅 1

毎年の恒例になってしまった「松本侑子さんとの旅」。 今回は「ハイジ」と「サウンドオブミュージック」の舞台となった「スイス」と「オーストリア」の旅。

今回の旅行のテキストとなるのは松本侑子さんの「私の青春文学紀行」。ここに「ハイジ」と「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台となるスイスとオーストリアでの取材による著作がのせられている。

この旅では、現地ガイドさんからの丁寧な説明や現地の紹介があったが、松本侑子さんによる「ハイジ」や「サウンド・オブ・ミュージック」の文学作品としての紹介やご自身の書かれた「私の青春文学紀行」の朗読もあり、単なる観光旅行の枠を超える「スイス・オーストリア」の旅となった。

時間を追って旅行の様子を紹介してみたい。

成田空港を午前10時35分発のエアフランス275便にのる。ここから約12時間の飛行機の旅がスタートする。

この飛行機はボーイング777、300人以上が乗れるジャンボ旅客機。私達は今回も主翼近くのエコノミーの座席。機内食は2回出た。

間にアイスキャンデーがまわってきたので、それもいただいた。

高度1万メートルくらいのところを、時速900Kmぐらいのスピードで飛んでいる。それでもパリまでおよそ12時間あまり。当初の予定は12時間35分だったが、実際は12時間少々だった。気流の関係かもしれない。

12時間の間に見た映画は3本。

「ピーターラビット」
絵本そっくりのビーターラビットの実写版。
どのような撮影方法かわからないが、人間とうさぎの動きがぴったりだった。文部省推薦にはならないと思うが、走り、飛び、考えるピーターラビットがおもしろかった。

「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」・・・最新作。ツッコミどころマンサイ。だんだんとおもしろくなくなってきたスター・ウォーズ。あとはレイの活躍に期待するしかないようだ。

「シェイプ・オブ・ウォーター」・・・アマゾンで神として崇められた半魚人のような不思議な生命体。手話でコミュニケーションを図ろうとする女主人公。ストーリーはよくある展開だったが、どうして意思をつたえることができるのかというところが面白かった。映画「メッセージ」は宇宙人とのコミュニケーションだった。最近こんな映画が多いように思える。それは時代のせいか?

フランスのパリ・シャルル・ド・ゴール空港に着陸。
「ド・ドーン!!」と、これまで経験したことのないすごい衝撃。座席からも「ええーっ!?」という声が上がる。窓を見ると翼がグラグラと動いている。

羽のスポイラーと呼ばれる部分が上がって空気抵抗をうみだしているのがわかる。フラップが思い切り下がっているのもわかる。エンジンがすごい勢いで逆噴射。体が前に飛び出すくらいの逆加速。びっくりするようなパリ・シャルル・ド・ゴール空港のお迎えだった。

ここで飛行機の乗り換え。行き先は「チューリッヒ」。

 

 

アメリカ東海岸 「若草物語」と「あしながおじさん」の旅 25

六日目 日本へもどろう

まるで宇宙船のようなエレベーター。

エレベーターがホテルの真ん中にある。各階のエレベーターのボタンを押すと、どのエレベーターに乗るかをアルファベットで知らせてくれる。そのエレベーターに乗るのだが、エレベーターのデザインが写真のような未来的なもので楽しくなる。

8階のロビーに朝食レストランやチケット売り場やショップがある。ロビーに座ってエレベーターを見上げると未来都市のようだ。

ニューヨークの表通りは案外きれいだった。写真のように朝に清掃をしている人たちがいる。写真左には靴磨きのスタンドがある。

ニューヨークの摩天楼が遠くに見える。

ここはジョン・エフ・ケネディ空港。

カレーを食べながらビデオを見る。
帰りの飛行機で見たビデオを3本。

◯左の写真に写っているのが
「ラ・ラ・ランド」
2016年公開の作品。第89回アカデミー賞で6部門受賞の有名な映画。期待通りの映画だった。
映画の定石どおりの進行。人生の春・夏・秋・冬が描かれていて、なるほどなあ、とちょっとセンチメンタルになる作品だった。

◯モアナと伝説の海
あまり期待していなかったが、おもわずのめり込んでしまったアニメ。
モアナの歌声がとてもよかった。
声優はハワイ出身のアウリー・クラバーリョ。今後活躍が期待されているらしい。

◯パッセンジャー・・・日本でのキャッチコピー「乗客は5000人、目的地まで120年、90年も早く二人だけ目覚めた、理由は一つ・・・」
SF映画の王道をいく映画。美男美女だから成立するストーリー。でも映像は美しかった。ツッコミどころ満載なのだが、ジェニファー・ローレンスの魅力と、人類が生き残るという終わり方でよしとしよう。

日本航空だから朝のおかゆもおいしい。

ニューヨークは夜になった。東京は昼。昼夜境界線がよくわかる。

日本上空に戻ってきた。

荷物を引き取る。時刻は16時20分。全員無事、病気になった人、怪我をした人はいなかったと思う。天候もよく、多少の雨もあったが、そのあと虹が見え、いい思い出になった。
勉強がメインのこのツアー、とても楽しかった。
羽田空港なので、ここから飛行機で伊丹まで。荷物は別便、年齢と経験で少しでも楽な旅を考えるようになる。さて来年の松本先生のツアーは「ハイジ」と「サウンド・オブ・ミュージック」の世界。とても楽しみ。

 

 

アメリカ東海岸 「若草物語」と「あしながおじさん」の旅 21

五日目 セントラルパーク

朝食は8階。受付のあるところ。朝食はごく控えめに。オムレツがおいしかった。
今日は終日フリーの日。午前中はオプションのセントラルパークとメトロポリタン美術館の見学に参加。
歩いて地下鉄の乗り場に向かう。初めてのニューヨーク地下鉄体験。添乗員さんが回数券を先に買っていたので、それを利用させてもらう。

地下鉄は思ったほど人は多くなかった。めざすはダコタハウス。

The Dakota,  Dakota Apartments
マンハッタン区アッパー・ウエスト・サイドにある高級集合住宅。
1980年12月8日、ここに住んでいたジョン・レノンが玄関前で射殺された場所として有名になった。
犯人のチャップマンは、現在も服役中とか。

入居基準が厳しく、これまでにビリー・ジョエル、マドンナ、など有名な人物が入居を拒否されていることでも有名らしい。

1972年にアメリカ合衆国国家歴史登録財に選ばれ、1976年にはアメリカ合衆国国定歴史建造物に指定されていることでも見ておく価値のある建物である。

セントラルパークは地図を見てわかるように大きい。1811年に開発計画がたてられ、1876年にほぼ現在の形に完成している。
南北4km、東西800mの都市公園。

野鳥が水を飲みに来る都会のオアシスである。

セントラルパークには沢山の記念物がある。ここはストロベリー・フィールズ。
ビートルズのジョン・レノンの記念に捧げられた造園された区画。写真はメモリアルモザイクのイマジン。

モザイクのイマジンの周りには世界中から来たのではないかと思うぐらい、多様な人達が集まってくる。ギターでイマジンを奏でる人もいた。ビートルズの人気の凄さがわかる。

セントラルパークはマンハッタン島にある。マンハッタン島は一枚の岩盤でできた島。マンハッタン片岩と言う雲母の結晶片岩。強度は高い。だから高層ビルが立ち並んでも平気なんだ。

噴水に池、シャボン玉に喜ぶ小さな子どもたち。なんとも和やかな光景。

これはアデルセンの像。何を読んでいるのだろう?

「The Ugly Duckling 」、日本でもおなじみの「みにくいアヒルの子」だった。

続いて見えてきたのは、ルイス・キャロル作の「不思議の国のアリス」の像。
小さな子どもたちがこの象の上に乗って遊んでいた。

私は「セントラルパーク」に来るのをそれなりに楽しみにしていた。
というのは、「マジック・ツリーハウス」の第36巻「Blizzard of the Blue Moon」(日本語版は第22巻「ユニコーン奇跡の救出」)の舞台がニューヨークで、セントラルパークが最初に出てくるからだ。
左がその本。ペーパーバックで読んだが、表紙の左にある高層の建物が「エンパイア・ステート・ビルディング」。小説の舞台は1938年。
エンパイア・ステート・ビルディングは1931年4月11日が竣工の日だから歴史的事実とあっている。
この「マジック・ツリーハウス」はアメリカの歴史を子どもの視点で学ぶのに大変すぐれた本だ。

この本の挿絵には、
◯セントラルパークから見えるエンパイア・ステート・ビルディング、
◯犬のBaltoの像(ウィキペディアによる説明は以下の通り。「1925の冬、アラスカ北端のノーム市にジフテリアが発生し、血清を市に運ぶ必要があった。しかし低気圧の接近のため風速40mの猛吹雪がアメリカからアラスカの陸路を断っていた。救助隊は200頭のイヌぞりチームを作って16頭1チームで100kmをリレーする方法で、全行程1,100kmを輸送し、市民を伝染の危機から救った。困難を極めたこの行程の、最も困難であり、最も長距離の区間を走りぬいたのはリーダー犬トーゴーのチームであったが、そのチームから血清を受け継ぎ、最後の区間を輸送したチームのリーダー犬がシベリアン・ハスキー(犬種、アラスカンー・マラミュートという説もある)のバルトである。その功績を称え、現在ニューヨークのセントラルパークにバルトの銅像がある。)
◯気象観測所になっているBelvedere Castle(ベルベデーレ城)などを自分の目で見たかったけれど、時間的な余裕がなかったし、自分たちの歩いている場所がはじめてではわからない。セントラルパークは広い。ジャックとアニーが迷子になるのも当然だと思った。

「マジック・ツリーハウス」の本には、古い地下鉄の挿絵があった。
この小説の舞台は1938年。世界恐慌のあと、アメリカの「ルーズベルト恐慌」の年だった。当時の人達の様子がこのマジック・ツリーハウスでも書かれている。地下鉄に乗る人達の様子からも、不安げな雰囲気が伝わってくる。改札の方法も本と現在では違っていて、おもしろかった。

さあ、急ぎ足でやってきたのが、「メトロポリタン美術館」。