2018年の初日の出

2018年1月1日。日の出の写真を撮る。 残念ながら雲が葛城山、金剛山にかかり、山からの日の出の様子は撮れなかった。 しかし雲の中からの日の出も味わいのあるものだった。

日の出前。左に見えるのは二上山。

山のあたりが明るくなってきた。

 

葛城山と金剛山の境目付近が明るい。

山の上に雲が伸びてきた。山から顔を出す太陽を拝むことはできないようだ。

雲の上から光の柱が登っているのが見える。ここに太陽があるのだろう。
そうすると、太陽は金剛山から昇ってくるようだ。

雲の上から太陽が顔をのぞかせた。あたりが急に明るくなる。太陽の力は偉大だ。
日の出を見ている人の中には手を合わせている人もいた。

 

日本で一番早い初日の出

日本で一番早く見える初日の出は、離島や山の上を除くと、銚子市の犬吠埼。 今年の日の出は午前6時46分頃。 詳しくは下記のホームページを御覧頂きたい。

https://www.city.choshi.chiba.jp/kanko/hinode/

全国の様子を調べてみよう。私がいつも参考にしているメーリングリスト「ほしやそらのこと」によると、

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日本各地での、初日の出のおおまかな時刻を書いてい
くことにします。
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  都市名 日の出時刻
  広 島 7時16分
  那 覇 7時17分
  鹿児島 7時17分
  長 崎 7時23分
  福 岡 7時23分
  山 口 7時20分
  鳥 取 7時12分
  松 江 7時17分
  高 知 7時10分
  松 山 7時14分
  大 阪 7時 5分
  京 都 7時 5分
  金 沢 7時 5分
  名古屋 7時 1分
  新 潟 7時 0分
  長 野 6時59分
  静 岡 6時54分
  小笠原 6時21分
  仙 台 6時53分
  青 森 7時 1分
  札 幌 7時 6分
  根 室 6時50分
  (国立天文台編『理科年表』より)
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 この表を見てわかるように、日本各地での日の出の時刻に意外と
差がないことに気付きます。1月の太陽は南半球側にあるので、朝
日は南東の方角から照らしていることになります。したがって、よ
り南東の方角にある地方ほど、朝日を早く見ることができるのです。
日本でいちばん早く日が昇るのは、離島などを除くと富士山山頂だ
と思われますが、現実的な選択としては、犬吠埼になると思います。

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今月はスーパームーン

国立天文台の情報によると、1月2日はスーバームーンらしい。
ネットの情報(「アストロノーツ」のホームページ)を紹介すると、

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1月2日の満月は今年見える満月のうちで最も大きなものだ。近年「スーパームーン」と呼ばれ注目されている、一年のうちで最も大きく見える満月である(定義は諸説ある)。
月の公転軌道が楕円であるため月と地球との距離は約36万kmから40万kmの間で変化する。その最接近のタイミングと満月となるタイミングが近いと、月が大きく見えるというわけだ。今年の場合、6時49分ごろに月が地球に約35.7万kmまで最接近し、その約3時間半後の11時24分ごろにちょうど満月となる。つまり「1日の宵から2日明け方」にかけての満月がスーパームーンとなる。
肉眼では大きさの変化に気づきにくいが、同じ拡大率で撮影して比べるとわかりやすいだろう。なお、今年最小の満月は7月28日明け方の満月(皆既月食)である。

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国立天文台のホームページを見ると、

https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2017/12-topics01.html

 

この図のように地球と月の距離は一定ではなく、変化している。1月2日の地球と月の距離が短くなっていることがわかる。

 

1月31日は月食

これも国立天文台の情報。https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2018/01-topics04.html

国立天文台のホームページによると、

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2018年1月31日の夜に皆既月食が起こります。この月食は、日本全国で観察することができます。
月は、東南東の空で20時48分にかけ始め、21時51分に南東の空で皆既食となります。皆既食となった月は、「赤銅色(しゃくどういろ)」と呼ばれる、赤黒い色に見えます。皆既食は23時08分に終わり、その後は徐々に欠けた部分が小さくなっていき、日付の変わった0時12分に、南の空で部分食が終わります。皆既月食の全行程が空の高い位置で起こるため、とても観察しやすい月食です。寒い季節ですが、防寒対策をしっかりして観察してみてはいかがでしょうか。

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今年も天体、天文の世界はおもしろそうだ。
お天気が良ければ観察もしたいし、写真も撮りたいなあ。

 

 

 

2017年の初日の出


午前6時40分。まだ暗い。東の空に赤みがでている。

午前7時5分 大阪の日の出の時刻は7時5分といわれているが、山の高さの分だけ太陽が昇ってくるのに時間がかかる。

午前7時14分 太陽光線が!

午前7時20分、葛城山から太陽が顔を出す。

午前7時22分、すっかり日が昇った。太陽は自分の直径分を約2分で移動するので、写真は太陽1個分山の上に移動したというところか。

この2分というのは次の考え方と計算による。

太陽と月の大きさは見かけの大きさ(視直径)はほぼ同じ。ほぼ同じだから皆既日食が起きる。
満月のとき、五円玉を持って腕を一杯に伸ばすと、五円玉の穴の中にすっぽりと満月が入って見えるのは、学校で習った。(太陽で確かめるのは目に悪いので、満月のときに確かめるとよい。)
腕の長さを54センチとし、五円玉の直径を5ミリとすると、その角度は約0.5度。(三角関数のタンジェントを使う。tangentθ=5/540 でネットなどの三角関数表で調べることができる。)
さて、次の計算は、
太陽は24時間で360度を動く。
360度➗0.5度は720。つまり太陽の720個分の長さを移動していることがわかる。
24時間でこれだけの移動距離だから、太陽1個分の移動は、
24時間=1440分なので、
1440分➗720=2分
つまり太陽1個分の移動に、太陽自身は2分かかることがわかる。

初日の出の時刻は全国的なものは、海上保安庁の初日の出マップが役に立つ。

http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KOHO/hatsuhi/

高さ補正の資料もある。

ここでの説明は、高い山にのぼるほど、初日の出の時刻は早く観測される、と言うものだが、その逆も言える。 平地から初日の出を見るとき、山の頂上から太陽が顔を覗かせる時間がどれくらいかかるかと考えることができる
高さ1000メートルの山があれば、7、8分遅れることがわかる。あと自分の立っている場所の硬度もあるので、7時14分ぐらいに太陽の光が見られたのはそんな理由からか思う。

2017年はいい日の出が見られた。
昨年の2016年もいい日の出だったが、天変地異や目を覆うような多くの事件が起きた。
今年はどんな年だろう。
平和で穏やかな年であることを祈らずにはいられない。

 

 

 

 

2016年1月1日 初日の出

IMG_0107

2016年の初日の出。
国立天文台のホームページでは、大阪の初日の出は7時5分となっているが、上の写真は7時21分頃のもの。 葛城山から昇ってくるので、それだけの時間が必要なのだ。写真の左端にあるのが二上山。

IMG_0024

左の写真は6時40分頃の写真。

上に見える星は金星。
明けの明星と呼ばれている。
日の出は7時5分でも、太陽の光は偉大。
写真で撮るともう東の空は明るんできている。

太陽が昇る頃には、最初の写真のようにもう金星は見えない。

金星といえば惑星探査機「あかつき」の奇跡的な軌道修正成功が昨年の年末の明るいニュースだった。
今年には「あかつき」による金星観測がはじまる。また「はやぶさ2」のスイングバイ成功も忘れてはならない。「はやぶさ2」は2020年のRygu(リュウグウ)到着まで、秒速約32km(時速11万5200km)で突っ走っている。

IMG_9914

1月1日の朝は、月に木星が接近していた。

月と金星の間には、火星が赤く光っていたが、写真にはうまく撮れなかった。まだまだ天文写真の腕は未熟なのを実感。

火星といえば、今年は火星が昨年よりは接近する年。最接近は5月31日。地球と火星の距離は0.503天文単位(天文単位は地球と太陽の平均距離を1とする。1天文単位が約1億5000万km)なので、地球ー太陽の距離の約半分ということ。
大接近は二年後の2018年7月31日だそうだ。その時の距離は0.385天文単位というからかなり接近することがわかる。

モンキー星雲

さて今年は申年。
星座で申年に関係するものはないかと調べてみると、あった。
「モンキー星雲」
この写真はインターネットの

http://www.astroarts.co.jp/photo-gallery/obj?k=モンキー星雲

から引用させてもらった。
オリオン座とふたご座の間にある星雲だそうだ。(星としてはオリオン座に属しているらしい。)
どうしてこんな星雲ができたのだろうか。
ところで、十二支の名前を持つ星や星雲があるのだろうか、と疑問に思う。
牡牛座、牡羊座はあるなあ。
ネズミ座、トラ座はないようだ。
卯はウサギ座があった。
辰はりゅう座がある。
巳はへび座、みずへび座、うみへび座がある。
馬はペガサス座かな。
申はモンキー星雲を発見。
酉はニワトリ座はないが、鳥に関係するなら、わし座、はくちょう座とある。
犬はおおいぬ座とこいぬ座かな?
亥はしし座はあるが、イノシシではないなあ。
詳しく調べればもっとあると思うが、ざっと思い浮かんだものを書いてみた。

さて、初日の出といえば、日本は南北に長いので日の出の時間も場所によって違ってくる。以前のブログにも書いたが、今回は海上保安庁のデータを紹介しておく。
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KOHO/hatsuh

初日の出昼夜境界線自分の住んでいる場所から見て、原則的には、南東の位置にあるところのほうが日の出の時間が早くなっていることがわかる(もちろん山や高地では変わってくる)

初日の出昼夜境界線

日の出の時間が季節によって変わってくる原因の一つが、地軸の傾き。地軸が全く傾いていなかったら日の出の時間も変わらなく、毎日が春分・秋分の日のような一年になることが予想できる。
試しに上の図を傾けてみた。

昼夜境界線が南北になるように動かしてみる。左の図は約23度傾けたもの。
地軸の傾きにほぼ近い。
そういえば冬至が12月22日だった。冬至から10日ほどたっているからこういう感じになるのかなあと思った。

今年の天文現象で気になるのは、
3月9日の部分日食、お昼ごろなのでお天気が良ければ見るチャンス。
3月23日、8月18日、9月17日の半影月食。地球の本影にはいる月食ではないので、はっきりとわかるかどうか?と言われている。
11月14日のスーパームーン。平均38万kmといわれている地球−月の距離が、35万6500kmまで近づく、68年ぶりの大きな満月になるという。

天界の星たちは、粛々と大宇宙を移動している。
地上の星たちに、平和が訪れることを祈らずにはいられない。

 

 

 

 

 

一番早い初日の出

富士山初日の出
この写真はインターネットからとったもの。

2014年元日の富士山で見える初日の出は午前6時42分だったそうだ。
ちなみに大阪は7時5分、広島は7時16分。

もちろん高い富士山だから日の出の時間も早くなるのは昨日のブログで予想したとおり。
ところで、平地で日の出が最も早かったのはどこだろう。
調べて見る前に予想を立ててみる。
地球は北極の上から見て反時計回りに回っている。だから東の方から夜が明けてくる。
地球の自転1これは地球儀で太陽光線と地球の影の部分(夜の側)の模型。
キャノンのホームページにたくさんのペーパークラフトが紹介されている。そのなかから.地球と月の模型をダウンロードして作ってみた。
(これが大変良く出来ている。地球と月、そして地球と月の距離がわかるスケールまで用意されている。この記事の最後にURL等を紹介する。)
この模型から考えると日本の一番東側から朝になってくるわけだから、日本の一番最東端が一番早いと考えられる。
八丈島や南鳥島などの島をのぞいて考えると、北海道の根室半島か?
早速調べてみる。

北海道 根室市 6時50分

おや?もっと早いところがあるぞ。

千葉県銚子市 犬吠埼 6時46分!!

銚子市のホームページを見てみた。
犬吠埼1
すばらしい日の出の写真だ。
その次にどうして犬吠埼が根室市より日の出の時間が早いのか説明があった。

「日本の最東端は北海道根室市にある納沙布岬ですが、季節により地軸の傾きが変化することから、冬季(元日前後の10日間)に限っては、銚子市の犬吠埼がが一番早く初日の出を見ることができます。詳しくは国立天文台のホームページをご覧ください。」

犬吠埼2
なるほど、では国立天文台の説明を見てみよう。

北海道の納沙布(のさっぷ)岬のほうが犬吠埼よりももっと東にありますので、初日の出も早くなるように思えます。しかし、おおよそ南東の方向に行くほど、初日の出の時刻は早くなりますので、より南にある犬吠埼のほうが、北の納沙布岬より日の出時刻は早くなるのです。

しかし、1年中いつでも、南東ほど日の出時刻が早くなるわけではありません。夏至の前後には、日の出はおおよそ北東の方向に行くほど早くなりますし、春分・秋分の頃には、東に行くほど日の出は早くなります。そのために、日の出をいちばん早く見られる場所の順番も、季節によって違ってくるというわけです。

どうだろう?
国立天文台の説明でわかるだろうか?

限られた紙面で説明は難しいのかも知れな い。もちろんこれでよくわかる人も多いと思うが、残念ながら私にはどうもわかにくくて、腑に落ちない。もっと私にとってわかりやすい説明はできないものか。
自分が納得し、理解できるような説明の仕方を自分で少し考えてみよう。
この問題については、あらためて書くことにしたい。

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*キャノンクリエイティブパークについて
http://cp.c-ij.com/ja/contents/1006/
ここには様々なペーパークラフトが紹介されている。
今回の地球と月の模型はここにある、「科学」のコーナーからダウンロードした。
canon peparcraft1IMG_4892
月と地球1月と地球2
地球が直径15cmに縮尺されている。約87000000分の1。
この模型で地球と月の相対的な大きさの違いや地球と月の距離38万kmのスケールが実感できる。
以前に月食や日食の説明で一億分の1のスケールを紹介したが、今回のペーパークラフトでもっと身近に感じることができると思う。
地球と月はこんなにも離れているのだ。
太陽までの距離1億5千万km、遥か彼方だ・・・・。