アメリカ東海岸 「若草物語」と「あしながおじさん」の旅 22

五日目 メトロポリタン美術館

メトロポリタン美術館。アメリカが誇る世界最大級の美術館。5番街に面するセントラルパークの東端に位置する。 300万点の美術品、管理運営は国でも市でもなく、理事会が運営する私立の美術館としても有名。
1日で全ての作品を見ることは無理と言われている。
私たちに与えられている時間では到底無理。ガイドさんおすすめの作品だけでも見ることにする。

入場料は切符売り場に一応の額が示されているが、これは美術館側の希望額。払えるだけの金額を渡せばいいとガイドさんの説明。私たちは10ドルを出して二人分の入館シールをもらった。シールを服にはって入場。

 

ここは甲冑のコーナー。日本の甲や鎧がたくさんあるのにびっくりした。


アスワン・ハイ・ダムの建設によって水没の危機を移転などで回避したヌビア遺跡の一部。デンダー寺院。実物の迫力。
エジプト文字がこんなに目の前で見ることができるなんて。
しかも写真も取り放題。
ありがたいことだ。

メケトレの墓から出土したミニチュアの船と牛小屋の模型。
こんなものも墓の中に収められていとは知らなかった。

美術の教科書やポスターで見るような名画がたくさん並べられている。

日本人デザイナーの川久保玲さんの作品が特別展示されていた。コム・デ・ギャルソンの創始者だそうだ。入り口に Rei Kawakubo    COMME des GARÇONS とあった。
メトロポリタン美術館で展示されるなんて、すごい人なんだと思う。

アジアのコーナーでは、日本の竹の特集がなされていた。

中国の秦から漢の時代の特別展があった。日本で見た兵馬俑もあった。

レンブラントの自画像。写真取り放題。

フェルメールの4点。上から「水指を持つ女性」「少女」「眠る女性」「信仰の寓意」。フェルメールをこんなに明るいところで見て、写真をとれるなんて。日本では信じられない。

これはアントニオ・カノーヴァの「キューピットとプシュケ」。日本では「アモルの接吻で蘇るプシュケ」として知られてい。フランスのルーヴル美術館で見たのと同じもの。ルーヴル美術館で見たものは大理石だが、これは石膏の原型。この作品はとても人気があって幾つものレプリカがあるそうだ。

屋上にも作品群が。白いテーブル、テーブルの上のお皿など、これらも作品。触りかけて注意を受けた。それにしてもいい天気。雲までが作品のように見える。

高層ビル、摩天楼に囲まれているのに圧迫感がない。空が日本の空よりも広く見える。さすがアメリカ大陸。

地階にあるカフェ。アラカルト料理。自分のほしいものを取って、精算。
アメリカのハンバーガーを食べたっかったので選んだが結構な値段だった。
私たちのツアーのメンバーの多くがこのカフェに集まってきていた。「肉が食べたい」と言っている人もいたので、同じだなあと思った。

 

 

 

 

 

スペイン「カルメン」紀行22

ルーブル美術館2

IMG_9199

これは社会科の教科書に載っていたことを覚えている。
ウジェーヌ・ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」。
大きさが259cm X 325cm 1830年の制作。
3mを超える大きさなんて、想像していたよりもずっと大きい。

IMG_5596

これも有名な絵。「ナポレオン一世の戴冠式」。作者はジャック=ルイ・ダヴィッド 1805年〜1807年の制作。
629cm✕926cm 10m近い大作も大作。
テレビでこの絵の解説を見たことがあるが、こんなに大きいとは。
びっくりするばかり。

IMG_9196

これも大作。「メデューズ号の筏」、テオドール・ジェリコーの絵。
1818年〜1819年の作品で、大きさは 491cm✕716cm 。
実物大の絵画といわれている。

この「メデューズ号の筏」は、フランス海軍のフリゲート艦「メデューズ号」が難破し、147人の人々が漂流したが救出された人は15人しかいなかったという事件に基づいている。この絵も美術の教科書で見たような記憶がある。

このメデューズ号の難破の原因の一つとして、その当時に灯台がなかったからだと言われている。そのことは日本に帰ってきてから読んだ本でわかったが、その本には興味深いことがのっているので、後日紹介したい。

IMG_5648 IMG_9217

とにかく巨大な画がつづく。
第2次世界大戦のとき、ナチスの略奪からのがれるために、ルーブル美術館の名画・名作が短時間のうちに梱包され移動し隠されたという。これまでに紹介したミロのヴィーナスもサモトラケのニケもモナリザもその中に入っていた。ではこんな大作はどうしたのだろう?

IMG_5627

もちろん大きな作品だけではなく、こんな小さな作品も展示されている。

ヤン・フェルメール(1632〜1675)の「レースを編む女」

このルーブル美術館にあるフェルメールの作品は2点のみ。
1つはこの「レースを編む女」もう一つは「天文学者」だが、私達が行った時にはどこかの美術館に貸し出されていたようで見つけられなかった。
私は日本でのフェルメール展に行ったことはあるが、こんなに間近で見ることができ、写真もとることができるなんて、さすがはルーブル美術館。

IMG_5629

話に聞いていた名画を模写している人。

小学校か中学校の図工や美術の時間に、フランスのルーブル美術館では名画の直ぐそばで模写することができる、という話を聞いたことを覚えている。

本当にあったんだ、先生の言ったとおりだ…と何か感慨深い。ガイドさんの話では、専門的な知識があり時間や日数の許可を得ていればこの写真のように模写することができるそうだ。やっぱり専門的という敷居があるのだ。
日本に帰ってきてから調べてみるとかなり敷居は高そう。ルーブルで模写をした人の苦労話がブログにあったので紹介しておく。

http://www.osamu-obi.com/blog/2011/07/post-112.html

IMG_5581 IMG_5579

この他に写真のような金銀宝石のアクセサリー、立派な調度品、武具などあったがとても午前の限られた時間では回りきれない。
そろそろお昼の時間。レストランは予約してあるが、どんなところだろう。

 

 

 

カメラ・オブスクラ 1

フェルメールのカメラ箱

とてもすぐれものの工作キットの紹介。「フェルメールのカメラ箱」というもの。

IMG_0111

IMG_0108

箱の裏の説明にはこんなことが書かれている。

フェルメールのカメラ箱
●カメラ・オブスキュラの簡易組み立てキットです。
●カメラ・オブスキュラを手軽に体験することができます。
●のり・はさみなど組み立てに道具は必要ありません。

カメラ・オブスキュラとは?
●カメラ・オブスキュラとは、現在のカメラの原型となった道具です。箱の前面にあるレンズを通して光が入り、反対側のガラスなどに映像が映し出されるというしかけになっています。映しだされた映像を紙に描き写すことで,正しい構図の絵を描くことができます。(ただし、挿絵のような形式は、画像が左右反転して映しだされますj。本商品も映像が左右反転します。)16世紀以降、オランダのフェルメールをはじめとする多くの画家がカメラ・オブスキュラを用いて絵を描いたと言われています。

さっそく作ってみよう。下の写真がキットの中身。手順に従って作る。

IMG_0113

 

IMG_0146

IMG_0152

IMG_0157

IMG_0159 

三つの箱を組み立て、カメラの形にはめこんでいく。

IMG_0164 IMG_0166

IMG_0173

これができあがり。光が入らない工夫もしてある。 さて、どんなふうに見えるのだろう。 IMG_0206

IMG_0210

これはなかなかのスグレモノではありませんか。 この組み立てキットの大きさは、10✕21.5✕2(単位はcm) カメラ自体の高さは14cmくらい。 たいへんハンディなもの。

これから少し、カメラ・オブスクラのことを調べてみよう。

この「フェルメールのカメラ箱」の詳しいことは、以下のホームページで。

http://www.kokuyo-shop.jp/shop/ProductDetail.aspx?sku=4901480275864#.U7VSf6jKKIs