ドイツグリム紀行 2(2日目)

ハーナウの町

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朝食はバイキングスタイル。Buffetと英語では言う。ビュッフェとは日本語流の発音で、英語の発音はバフェ−と私の耳には聞こえる。
今回の旅は食べすぎないように節制することにした。パンよりも野菜、ヨーグルトがあればしっかり食べようと心に決める。

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ホテル近くのスーパーマーケット。 実は前の日の夜にホテルについたとき、このスーパーマーケットで水などの買い物をした。 そのとき、ガイドさんから「ドイツではデポジット制を利用しています。缶やビンには処理代が付加されていて、空いた缶やビンを持っていくとその分の代金を返してくれます。」と聞いた。
朝食の後、それを確かめにスーパーマーケットに行ったのだ。

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赤い機械がビンや缶を回収する機械。上の丸く開いている部分に缶やビンを入れると回転しながらバーコードを読み取る。そして右のレシートのような紙が出てくる。
0.33ユーロと書いてある。これをレジに持っていくと現金に換えてくれるわけだ。ビンや缶の回収・再生を行政としてすすめているのだろう。ドイツは自立型再生エネルギーを追求している国なのだと認識を新たにする。

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この旅の出発点。
ハーナウの市庁舎前にあるグリム兄弟の像。本を広げて腰掛けているのが弟ヴェルヘルム。弟は身体が弱かったと伝えられている。そして弟を見守るように立つのが兄ヤーコブ。グリム兄弟はこのハーナウの地に生まれた。しかしその生家は第2次世界大戦の空襲によって破壊されていて、今はない。金属加工の産業のあったハーナウは、連合軍の空爆によって壊滅的な打撃を受けたそうだ。

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ここに生家があったという表示がある。
本当ならここで松本侑子先生の優しい声で解説があると思うのだが、残念ながら松本先生は喉の病気でご欠席。声が全くでなくなったので直前にこの旅をキャンセルされた。ドイツを取材されてこのツアーを企画された松本先生にとっては断腸の思いだと思う。沢山の資料が添乗員さんから配られた。先生のガイド原稿の一部だ。

今回のブログでは、松本侑子先生のこの資料を参考にさせてもらって書いていこうと思う。

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グリム兄弟像の足元にあるパネル。 ここからメルヘン街道が始まると書いてあるらしいが、ドイツ語が読めない私には、「ヤーコブ グリム、ヴェルヘルム グリム」という名前と「ハーナウ ー ブレーメン」の文字がわかるくらい。
ここで松本先生の資料を紹介。

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「メルヘン街道は、グリム兄弟が生まれたドイツ中部の町ハーナウから北海に近い貿易都市ブレーメンまでの約500キロの道のりである。・・兄弟が暮らした土地、すなわち生誕地ハーナウ、少年時代をすごした村シュタイナウ、大学時代を送ったマーブルグ、グリム童話集を編纂した都市カッセル、大学教員として赴任したゲッティンゲンをたずね、さらに童話と伝説ゆかりの地、たとえば「赤ずきん」のシュパルムシュタッド地方、「眠り姫」のザバブルグ、「ハーメルンの笛吹男」のハーメルン、「ブレーメンの音楽隊」のブレーメン・・・これらの土地をつなぐのが「メルヘン街道」である。
・・・・・・
多くの人が誤解しているのだが、「メルヘン街道」という道はない。しかし日本では、大型道路が一本整備されているか、あるいは昔ながらの古い街道が村々と町を縫うように通っていると思われている。
この街道は、後世になって、グリム兄弟と童話にちなんだ土地を結んで机上で創り上げた観光用の名称であり、地図のどこを開いても、ドイツのどこを探しても、東海道や中山道のような一筋の街道は存在しない。

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そうなのか、机上のルートなのだ。それをツアーとして今回の旅を企画・立案そして実施にもってこられた松本侑子先生の苦労に頭が下がる。一緒に来ることができなくて残念だろうなあ。もちろん私たちツアー一行の残念・無念さもそれに劣らない。
ああ松本先生のあの声で説明を聞きたかったなあ、と思うことがこの後何回もあったのは事実だ。

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写真はグリム兄弟の生家跡に建っている町並み。朝9時前のハーナウの町は人通りも少なく、空気がカラッとしていて、とても清新に気分になる。
これからグリム兄弟が幼少期をすごした城下町シュタイナウに向かう。

 

 

 

 

ドイツ グリム紀行 1

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毎年楽しみにしている松本侑子さんとの文学紀行。 今回はドイツ。グリム兄弟の世界を旅する。
旅行のパンフレットには、「作家松本侑子さんと行く旅 ドイツ メルヘン街道とグリム紀行」。長いのでこのブログは「グリム紀行」として旅を思い返してみよう。

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ルフトハンザの大きな旅客機。フランクフルトまでの直行便。
11時間余の長旅だ。

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楽しみは機内食と新しい映画。 上の写真は出発して1時間半ぐらいの食事。

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一列10人の巨大な飛行機。 行きの時間を使って見た映画は次の3本、
①アベンジャーズシリーズの「キャプテン・アメリカ シヴィルウォー」
②スーパーマン対バットマン
③アリス・イン・ワンダーランド2

③のアリスは画面が美しいのと、前作のジョニー・デップ、アン・ハサウェイ、そしてアリス役のミア・ワシコウスカと変わらないので安心して見ることができた。アリスのミア・ワシコウスカは前回のときに「へーっ、こんな女優さんがいるんだ」とちよっと驚いたけれど、魅力ある演技だった。アン・ハサウェイの王女様、ジョニー・デップのマッドハッターは、本人自身が楽しんでやっているような気分が伝わってくる映画だった。
②スーパーマン対バットマンは、 スーパーマンやバットマンよりも、ワンダーウーマンの魅力的なこと。ワンダーウーマンの登場でこの映画が成り立ったと思う。スーパーマンが死んでしまう場面で終わるなんて、次作がありますよ、お楽しみに〜と意図が丸見えのラスト。
③やっぱり面白かったのは、キャプテン・アメリカ。これはDVDをレンタルしてもう一度見ようと思った。ネタバレになるのでスーパーマン対バットマンのようなあらすじは書かないことにしょう。

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メルカトル図法と正距方位図法の勉強になった大気圏コース。
地球は球体なので、最短距離は地図の図法によって見た感じが違ってくる。
まっすぐに北極寄りに飛んでいても、メルカトル図法では丸く飛んでいるように見える。学校で習った社会科の勉強を思い出す。

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着陸1時間半前の機内食。チキンor日本料理?と言われたので「Japanese」と応えると、こんな感じ。

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フランクフルトに到着。
ブレーメンの音楽隊のポスターのお出迎え。

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時刻は午後7時。しかし外はまだまだ明るい。
北緯50度のフランクフルトは白夜なのだ。

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ドイツ1日目のホテルは、グリム兄弟の生誕地・ハーナウにあるARCADIA HANAU。
午後8時をすぎてのチェックイン。外はまだ明るさが残っている。木々の間から月が見えた。明日から観光と勉強の旅が始まる。