モンゴルの自然
これがモンゴルの星空。でも私が取った写真ではなく、私が見たイメージを絵に描いたもの。
星空の写真は専用の機器がいる。準備していないので、手持ちのデジカメやI-PHONEでは無理。
写真がないので、絵を描いてみたが、雰囲気が伝わるかなあ。
一日のトレッキングで疲れていたが、夜空も晴れているので星空が見えそう。私は眠たくなったので、もし見えたら起こしてほしいと同室の人達に頼んだ。「見えますよ!」と起こされのが夜中の12時。おーっ、目の前に大きな北斗七星、カシオペアも高く上がっている。やはり北極星は大阪で見るよりも、ずっと高い高度で光っていた。カシオペアあたりに見えているのは銀河に違いない。
月明かりがあるので真っ暗とはいえないが、広い空にたくさんの星々。来た甲斐があった。
翌日、夜明け前に小雨が降る。今日は大丈夫かな?と思っていたら「ダブルの虹が出ている!」の声。
東の空から朝日が昇ってくる。虹は南の空に架かっている。
左のはっきりと見える虹は右から、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫と並んでいるが(緑からは薄くなっている)、その右にある少し薄い虹は右から紫、藍、青、緑、黄、橙、赤(こちらもはっきりと見えるのも緑からだが)と逆の順序に色が並んでいる。はっきりと見える内側の虹を「一次の虹」、外側の虹を「二次の虹」(副虹とも言う)と呼ぶそうだ。
ここは高原だからみんな高山植物なんだ。
名前を教えてもらっても、すぐに忘れてしまう。
植物の名前をよく知っている人がいた。染め物関係のお仕事をしているとか。
なるほどね。
私が教えてもらって忘れていない花がこれ。
エーデルワイス。
サウンドオブミュージックで歌われているエーデルワイスがこれなのだ。
ほんとう小さくて、可憐な花。でもこのモンゴルの厳しい自然の中で生きているんだ。
*アップしてから思い出しました。青紫の丸い花をつけているのは瑠璃玉アザミ(るりたまあさみ)でした。