青島・蘇州の旅 15

雨の蘇州見学 その4 松鶴楼(ソンホーロー)

松鶴楼めざすは松鶴楼というレストラン。 名前からして何か歴史がありそう。
蘇州の旧市街地のほぼ真ん中にある。

松鶴楼1左の写真が松鶴楼。
私のカメラには写っていなかったので、「上海ネットナビ」というホームページからとったもの。
松鶴楼(ソンホーロー)の歴史は古く、清の時代にさかのぼるという。1757年が創業で、乾隆帝が蘇州に訪れた時にこの松鶴楼でここの名物料理を食べたことが有名になっているそうだ。その名物料理とはどんなものだったのだろう。

http://www.shanghainavi.com/food/164/
夕食までにはまだ時間があったのでしばらくこの辺りを散歩した。

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近くにあったデパート。お客さんの姿があまり見えない。せっかくバーゲンをしているのに、店員さんが手持ち無沙汰な様子だった。

IMG_1352松鶴楼の前のお店では、映画のような中国服を着た二人の店員さんが、なにか出し物の用意をしているようだ。大道芸かな?と期待したが、準備が長くて私が見ているいる間にははじまらなかった。

IMG_1351喫茶店を探す。見つけたのが韓国系の喫茶店、COSTA COFFEE だった。

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IMG_1355中は日本でよくある喫茶店と同じ。
ひさびさ喫茶店でコーヒーを飲む。
地図を出して、このお店はどの辺りにあるのかを若い店員さんに聞く。英語で聞くと、意味はわかったようで指で示してくれた。お客さんにニコッとしてくれたらいいのになあ。

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最後の写真の料理がこの松鶴楼の名物料理。松鼠桂魚 (ソンシューグイユゥ)」 。

ネットで調べてみると、スズキに似た淡水魚の “ 甘酢あんかけ ” のような料理。尾びれを残し、背骨を取り、皮をクルリと外側にまく。白身にサイノメの切込みを入れて形をつくってこんがり揚げたものに甘酢あんをかけるという手間をかけた料理。
 松鼠というのは、中国語でリスということで、形がリスに似ているからということらしいが私にはよくわからない。 

IMG_1364この日には蘇州大学で日本語講師をしている人、していた人、また違う大学で日本語を教えている人が集まった。もちろんすべて日本人で、大阪の小中学校、高校で先生をしていた人たち。退職して、中国で日本語のネイティブとして日本語を教えている人たち。みんな元気そうだった。

左の写真は日本の高校の先生だった人。蘇州で写真のような服をあつらえて蘇州大学の教室に持って行くと、学生たちが着せてくれたそうだ。翌日大学に行くと会う人会う人が「ステキな服ですね」と声をかけてきてびっくりしたと話してくれた。学生たちが携帯でとった写真が1日で大学中に広まっていたということらしい。蘇州大学生の気質や情報化社会の様子が伝わってきておもしろい話だった。

 
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蘇州でのホテル、マリオットホテルの夜と朝の全景。
このマリオットホテルで「点字」を発見した。

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エレベーターの中のボタン。数字1,2,3,、、の下に点字の記号で1,2,3、と書かれている。数字は万国共通のようだ。

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こちらはアルファベットでENとCLと書いてあるが、その下の点字もアルファベットのENとCLを表している。アルファベットの表示も万国共通だ。

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左の写真は、上と下の表示ボタンの下向きの部分を拡大したもの。

この点字は、点字アルファベットのDOWNでもないし、もちろん日本語点字の「下」でもない。
なんて書いてあるのか読めない。中国語の点字で「下へ行くためのボタン」の意味を表しているのだろう。

点字は各国で使われていて、点字で表している文字はその国によって定められている。
日本語の点字が読めるからといって、世界中の点字が読めるわけではない。英語の文字を表す点字とフランス語の文字を表す点字は、同じ点の配置でも読みは違う。ここは中国なので、数字やアルファベットは万国共通の点字で表すことができるが、中国語の言葉を表す点字をここでは使っているのだろうと想像される。

点字ブロック1中国での障がいを持った人への教育はどうなっているのだろう。それがこの訪中でわかればと思っていた。
夕食の時に、大学で教えている先生に、中国の障がいを持った子どもたちへの教育を聞いてみた。大学ではほとんど取り組まれていないそうだ。障がいを持った子どもの大学入学に努力をしたり、障がいをもった大人が教員として指導することも、その先生はほとんど聞かないと言っていた。

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中国では歩道の点字ブロックを見ることもあり、ある程度のバリアフリーの政策は進んでいる様子は伺えた。
また中国では点字の本は多く出版されているという情報も聞いていたが、私がこの日までに「点字」を見たのはこのマリオットホテルが初めて。
これまで見学した施設やトイレ表示には、私が見た限りは「点字」はなかった。
アメリカ資本のマリオットホテルだからこそ、視覚障害の人たちへの配慮ができているのかもしれない。

さて、明日は蘇州大学の訪問。日本語を学ぶ学生たちって、どんな子どもたちなのだろう。興味が湧いてくる。

 

 

 

青島・蘇州の旅 14

雨の蘇州見学 その3 郵便ポストは緑色

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獅子林からの道は、日本で言う倉敷歴史美観地区のようだ。
古い時代の蘇州が保存されているようで、そういった表示の看板も見える。

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蘇州の運河観光で見たところよりも、庶民の生活に密着していた様子が、ここでは感じることができた。

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学校帰りらしい子どもたちの集団とすれ違う。保護者らしい人もいる。
子どもたちの顔にはお化粧のようなものが。何かの取り組みの帰りのようだ。

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さて、このお店は?

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そうです。これが中国のスターバックス。
ホントにスターバックス?と疑う人が多いが、トレードマークはまちがいない。お店の中を見たが、それほど満員というわけではなかった。
私もコーヒーを飲みたかったが時間がなくてスルー。

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中国の郵便ポストは緑色。これは私にとって大発見だった。
国によって郵便ポストの色が変わるのはおもしろい。

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犬も何かリラックスしているように見える。
雨が降ったり止んだり。車を多くて、横断歩道もあるのかないのかよくわからなかったが、散策をして今日の夕食会場に向かう。

 

 

 

青島・蘇州の旅 13

雨の蘇州見学 その2 獅子林(ししりん)

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獅子林(ししりん)は元の時代(1342年)につくられた庭園。
この庭園を作った禅師はかつて獅子崖というところで修行し、如来説法の仏典を「獅子吼」と称することから、この庭園を獅子林と名付けたという。
元の時代というと日本の室町時代。夢窓国師が苔寺で有名な西芳寺の庭園を作った頃。(蘇州の獅子林はも西方寺の庭園もユネスコの世界文化遺産に登録されている)
私は獅子の形をした岩が多いから、後世の人が「獅子林」と名付けたのかなあと思っていたがそうではなく、もともと最初から「獅子林」という名前だったのだ。

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花崗岩を中心として、この地方の名産となっている太湖石(穴やくぼみが多く、庭などによく使われている太湖産の石)が使われた、石と池の庭園。多くの石が重なっていて、迷路のようになっているところも面白くて、多くの観光客が笑いさざめきながら歩き回っている。

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私たちが蘇州を訪れていたときば、1元=18円だった。
獅子林の中にあるお店の看板が見ると、烏龍茶が30元、紅茶が30元などと書かれている。それより高いものは一杯50元とある。
そうすると日本円にすると、一杯540円から700円の飲み物ということになる。
これは中国の人にとって高いのか安いのか、、、。
日本で一杯700円のお茶となるとホテルのロビーで飲む感じになり、ちょっと高級な飲み物という感じがする。中国の物価としても嗜好品は高級品と感じているのだろうか。
時間がなかったので、実際にここでお茶を飲むことはできなかったが、ちょっと興味がある。
コーヒーがないというのは、中国の今の文化のようだ。

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IMG_4369小雨が降っているので、花も雨に濡れて色が鮮やか。

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現金輸送車らしい車が来る。売店や入り口での収益金を集めに来たのかもしれない。日本でも銀行にやってくるガードマンらしい人を見るが、そのような人たちだろう。ヘルメットには「武装」という文字が読めた。持っている小銃らしいものも、たぶん本物だろう。中国での武器の使用はどうなっているのかなあと思うが、中国旅行を何回も経験している人から「気をつけて」と言われるので、よけいに気になった。
ここ獅子林は東南アジアからの観光社も多いようだ。中国語以外の言葉やハングルらしい言葉も耳に入ってくる。

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ここは真趣亭。飾られている「真趣」の文字はこの獅子林で一番有名な観光スポットだそうだ。この文字は清の乾隆帝が行幸された時に、獅子林の庭園をご覧になって「真趣」言い、筆で「真趣」と書かれたとされている。「真趣」とは「本当に面白い」「本当に興味深い」といった意味だそうだ。清の乾隆帝の時代といえば1735年から1796年が在位期間と言われている。日本の江戸時代の中期だろうか。

さて獅子林の見学を終えて、もう少しこの旧市街地の中の風光明媚なところを歩くことになる。

 

 

 

青島・蘇州の旅 12

雨の蘇州見学 その1 斜塔と環濠

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蘇州は雨期のまっただ中だった。ホテルの庭は雨煙で霞んでいる。

マリオットホテルの朝食レストランも品揃えが豊富で広い。

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IMG_1267お昼と夕食のことを考えて、朝は質素に。
雨の中をバスに乗って、蘇州市内の観光に出る。

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写真は虎丘(こきゅう)の斜塔、雲岩寺塔。中国の「ピサの斜塔」と言われている。雨の中を観光。中国人の観光客が多い。ここは中国でも観光のメッカのようだ。
ホントに傾いているのかな?と怪しんでみたが、確かに傾いている。

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西暦950年頃に完成した塔で、時代は宋の時代。日本では平安時代の中期だ。 高さ47メートルで7層、8角形の形をしている。400年頃前から地盤沈下によって傾きはじめたそうだ。

イタリアで見たピサの斜塔よりは傾きは少なそうだが、鉄骨は入ってなさそうなので今後が心配。上に登りたかったけれど、それは禁止されていた。
最上階から、ガリレオの伝説のように、重いものと軽いものを落とした人はいるのだろうか?立入禁止になる前の時代には、きっとそんな人がいたに違いない、と思う。

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雨の中国式の庭園は風情があっていい。最後の写真はトイレ。観光地のトイレはよく整備されているという印象を持った。

次は蘇州の運河。予約されていた船に乗る。
蘇州といえばこんな感じ、という風景が広がる。

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IMG_4345運河の周囲に住んでいる人は、高齢者が多いそうだ。若者は古い市街を離れて、近代的な都市の部分に移動しているそうだ。 そんな説明を聞きながら、運河に望む町並みを見ると、古びた歴史を感じる。 IMG_4332

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運河は広いところでは、大きな観光用の船が行き来できるくらいに広い。かつては多くのものを運ぶ船が行き交っていたのだろう。

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蘇州の地図3地図を見ればわかるが、蘇州は揚子江のデルタ地帯地にある街。
蘇州の歴史は古く、旧市街地は運河で囲まれている。今でこそ旧市街地という名前だが、ここが蘇州の中心地だったわけだ。
蘇州はかつては「呉」の国だった。日本の漢字の読みに「呉音」というのがあることをを思い出す。このように日本とは古くからつながりのある国。

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IMG_1310バスの駐車場に警察の車があった。「特警」POLICE と白地で書いてある。ちょっと気になる車。環濠の見学を終えて、昼食の時間となった。

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にぎやかな食べ物屋さんがいっぱいあるところ。大阪の道頓堀界隈の雰囲気。
ここで食べたのが、一人鍋。
しかも I Hの一人鍋で、調味料も選ぶことができ、なかなか美味しいものだった。

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IMG_1328 IMG_4360デザートのアイスクリームまであり、これまでの中華料理と全然違う海鮮鍋を食べることができた。現地ガイドさんの探してきた、普通の観光コースにはないお店で、今蘇州ではやっている料理を食べることができたという楽しい体験だった。

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さて食後は旧市街の中にある観光名所、獅子林に向かう。

 

 

 

青島・蘇州の旅 11

青島から上海へ

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漢字の国。なんとなくわかるが、英語表記があって助かるのは事実。

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自動発券機が沢山並んでいる。

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関西空港でもEチケットによる発券が当たり前になってきているが、ここでは関西空港で見るよりも多くのマシンが並んでいることにびっくり。漢字ばかりの説明がわからない。

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搭乗券を手に入れて、手荷物をあずける。
中國東方航空のスタッフ。美人で作業も手早く優秀な人のようだったが愛想は無かった。日本の航空会社やその他の海外の航空会社で働く人たちのようなほほ笑みが、中国の働く人たちの口元にないことが多いとおもった。

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機内食が出てきた。「航空食品」と大きく書かれている。

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1時間45分のフライト。眼下に上海の町並みが見えてきた。青島と同じような高層マンションのような建物が多いようだ。

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時刻は午後4時25分。荷物を受け取るために移動。プラダやディズニーのディスプレイが目に入る。上海ディズニーランドを意識しているのだろう。

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ここから蘇州に向かう。 上海空港からバスに乗って1時間30分の移動。

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蘇州のホテルのレストランで夕食。 この日にお誕生日を迎える人もおり、にぎやかな食事となった。でもみんな元気、元気、そしてよく食べ、よく飲む。

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夕食後ホテルに移動。 蘇州でのホテルは、蘇州万豪酒店 マリオットホテル。
明日からは蘇州の地を見学。どうもお天気が悪そうだ。