大阪環状線撮り歩き  西九条駅

ここはJR環状線と阪神電車が交差する駅、またUSJへの乗り換えの駅で知られている「西九条駅」。 下水道科学館、松下幸之助ゆかりの地、そして「野田阪神駅」までの道を歩いた。

西九条駅の周辺には飲み屋さんや食べ物屋さんが多い。野田阪神までを歩きながらおもしろそうな看板のお店のスナップ写真をとる。

朝なのでどのお店も開いていない。
夕方にでもなれば照明がつき、シャッターがあき、また違った雰囲気になるのだろう。

安治川と淀川に挟まれた地域、水防碑が建っている。大きな被害があったのだろう。

遠くに見えているのが、前回見た安治川の防波堤。小さく写っている。

おもしろいものを発見。「初代船奉行所跡」とある。説明書きによると、
「大阪船奉行は元和6年(1620年)に、近世には難波津に代わって大坂の要津として,賑わっていた伝法・四貫島に設置され、徳川幕府最初の大坂船奉行所を四貫島村としました。公事屋敷が185軒あるという規模で、6軒や3軒で村がある時代の全国約200藩中で日本一の船奉行所になります。」

そんなすごいものが、西九条の四貫島にあったとは、全く知らなかった。

下はキュウリの花。こんな花が咲くんだなあ。

ここは千鳥橋。橋といっても下には川は流れていない。

河川敷の広場にある不思議な建物。これは一体なんだろう。
実はここはかつては川だったけれど、川の跡を利用しして高速道路のトンネルが走っているそうだ。そしてこの不思議な建物は、トンネルの非常用地上出口。
「阪神高速 地上出口 EXIT  淀川左岸線 正蓮寺川トンネル
 非常出口 非常口 E10 この建物は非常時の非常口で、平常時の使用を禁止しています。・・・略・・・」と書かれている。
高速道路のトンネルの非常口が河川敷にあるとは・・・初めて見た。

この付近は住宅の工事が進んでいる。

工事現場にあった「騒音計と振動計」。右の数字がおかしい?
実はこれはシャッタースピードを変えたから。
右の写真シャッタースピードは125分の1秒。左は30分の1秒。
赤いLEDは点滅しているので、早いシャッタースピードだと数字の一部しか写らないということだ。写真を撮ると、こういった勉強にもなる。

ここは「フローラルタウン南」という所。

広い公園と高層団地。かつてここは工場だったそうだ。工場の跡地に団地と公園がつくられていると、以前この付近にいた人が言っていた。

人工的な直線や曲線が目に入ってくる。

下水道科学館があった。無料で中を見学できる。いつか見学したい所。

金網の中にあるコンテナハウス。ボーイスカウトの事務所だった。

「正一位 互譲稲荷大明神」いい名前のお稲荷さんだ。

「被爆者慰霊 平和の碑」。大阪、西九条の地で、「被爆慰霊の碑」があるなんて。
大阪大空襲だろうか、なにかいわれがあるのだろう。合掌。

昭和の町並みが残っている。

ガード下のお店の看板がカラフルでおもしろい。

さあ、野田阪神に近づいてきた。

面白い看板のお店もでてくる。チャボというからニワトリかな?と思うと「茶暮」。
ブタがお店の前でお出迎えもなんか楽しい。金網のように固いお仕事のお店もある。

福島区海老江の住居表示の看板の色は紫。何か新鮮な感じ。この辺は「のだふじ」という藤の花で有名なところ。だから住居表示もフジ色を使っているのだろう。

今回のお散歩フォトは、「野田阪神」で解散。日は照らなかったが、さすが2時間半を歩き通すとつかれた。ご苦労様。

 

 

 

 

大阪環状線撮り歩き  弁天町駅

一番下の写真は、「交通科学博物館」の跡地。弁天町といえば「交通科学博物館」だった。食堂車がなつかしい。
2014年4月6日閉館。展示物の多くは梅小路蒸気機関車館の京都鉄道博物館へ移設されているそうだ。

今日も暑い。36度になりそう。まわりが白っぽく見える。

これはカメラの露出補正についての勉強。
左は露出補正なし(EV=0)
肉眼ではこんなふうに見えている。
右は露出補正を+3(EV=+3)の状態。
暗いところだからプラス補正をすると、モデルさんの青いシャツがはっきり見えてくる。あわてて撮ったので、ピントはブレブレ

同じ場所。露出補正を変えてみる。
最初はプラス補正、次は補正なし。
最後はマイナス補正。
より明るくするために露出をプラス方向にずらすか、反対に露出をマイナス側にして光の量を抑えるか、そこがカメラマンのどのように表現するかの考え方なのだろう。瞬時に決めるのは、難しい。

 

これは映り込み。「写っているものに焦点を合わしなさい」と講師の先生。

お好み焼きの「まいど」、味処「こんかな」、和洋酒家「うましうみ」、銭湯「寿温泉」。何かノスタルジックな看板とお店。

ここは安治川。大きなトラック、トレーラー、貨物船が並んでいる。

急に人が動き出した。旗で合図を送っている。コンテナ船がやってきたのだ。

タグボートが出発する。コンテナ船の太いロープをつなぎ、岸壁に固定する。

船尾側のロープがおわれば、船首に回る。

もう1本のロープをとりに急旋回するタグボート。
大きなエンジン音と黒煙が立ち上る。

船首、船尾2本づつのロープで船体を固定。乗降用のはしごを下ろして着岸の完了。

太いロープ4本をあやつることで岸壁にぴったり横づけ。

タンカーの横づけを見学した後、足を伸ばして移動。ここは「弁天埠頭前」。

関西汽船のビルは取り壊されていて、残っているのは加藤汽船のビル。さんふらわあ号や小豆島や高松や松山に行ったなあ、と思い出が頭をよぎる。
昔はビルの屋上に関西汽船と加藤汽船の大きな立て看板が立っていたのに、今はもう面影もない。1995年天保山、南港に移転し、今は廃墟同然になっていた。

残っている加藤汽船側からの写真。二階から船を見送ったんだったかなあ。
海側は防波堤・防潮堤で遮断されてしまい、海の様子は見ることはできなかった。

道路にある地図には「弁天埠頭」の文字があった。
バス停にも「弁天ふ頭」という駅が残っている。 なんとも苦い味が口に上ってくる。ここは安治川だったなあ、と苦笑い。

安治川のアーチ型の水門が見えるところ、波除に足を伸ばす。
「まだ残っているだろうか?」「確かめておこう」。見ておきたいところがあった。

あった。ここは「男はつらいよ27 浪花の恋の寅次郎」に出てくる場所。
幼くして生き別れた弟をさがすふみちゃん(松坂慶子)が寅さんと一緒に、弟が働く会社にやってきて、大村崑と話をしたところ。

映画ではこの小屋の右側にある建物の二階の事務所に、寅さんと松坂慶子さん演じるふみが階段を昇っていくのだが、その事務所のある建物は完全になくなっている。1981年の作品だからもう35年も前の映画。ここが残っているだけでも奇跡かもしれない。映画ではこの会社の対岸にある火力発電所が映っているが、今はその発電所も撤去されている。
「浪花の恋の寅次郎」は私にとって、大事にしたい作品。通天閣、昔の浪速警察署、石切さん、新世界・・・懐かしい風景がいっぱい出てくる。
この映画の最初に対馬にある和多都美神社がでてくる。私が対馬に行った時は、海の中に鳥居が立っていたのをおぼえているが、それが「浪花の恋の寅次郎」の最初のシーンに出てくるのに気づいたのもずっと後だった。対馬に行く前に、この映画を見ていたらもっとおもしろかったのに、と思うのはいつものことだ。
映像や記録に残すことは大事だなあ、でも暑い、背中は汗でびっしょり、早くクーラーの効いた喫茶店にでも入ろう。

 

 

 

 

大阪環状線撮り歩き  大正駅

今回はJR環状線「大正駅」。とても暑い日だった。

「大正駅」といえば「京セラドーム」。以前は大阪ドームと言っていたのに、いつのまにか大阪の文字がなくなってしまった。 今日は何かイベントがあるようで、若い人たちの姿が見られた。

私たちは「京セラドーム」の方に行くのではなく、前回の「芦原橋」周辺に戻り、北津守にある渡船場から大正区にわたり、1日で「船、山、海」の写真を撮るという、講師先生の計画に基づいて歩く。
それにしても今日は暑い。天気予報では35度になるという。講師の先生も「水分補給をしっかりと」と何回もおっしゃる。

太陽の光が強いと、車のガラスへの映り込みもはっきりとする。

浪速区と大正区の境の木津川を特急「はるか」が通り過ぎる。

浪速区と大正区にかかる橋は「大浪橋」。橋のたもとには「わたし 勘助島」の石柱があった。江戸時代には、浪速区の「難波村」と「勘助島」を結ぶ渡し船があったそうだ。ここがその船着き場であったかどうかはわからない。
勘助島についてしらべてみると、1610年頃、木津勘助が堤防を築き、現在の大正区三軒屋付近を豊臣家より「勘助島」として与えられたそうだ。
木津勘助と木津川の関係は深く、多くの功績があるそうだ。地下鉄御堂筋線「大国町駅」のそばにある大国神社には「木津勘助の像」が建っている。そのことは以前に私のブログにも書いた。

http://ungaisoten.com/2016/01/12/恵比須大黒(今宮戎・大國主神社)/

「大阪動植物海洋専門学校」「お肌軟水の湯」そして「井岡ボクシングジム」。
へえーっと思わす言ってしまう看板もあって興味がわく。

近くの公園ではセミの抜け殻がいくつもあった。今年の夏は猛暑になりそうな予感。

この「お散歩フォト」の添乗員さんが、ツアー参加者のリクエストに答えてモデル役。ブランコの立ち乗りに挑戦。

この巨大な物はなんだ?
これは木津川にかかる水門。防波堤だ。防波堤を渡船から見たのが下の写真。

ここは「落合上(おちあいかみ)渡船場」。
渡し船で「大正区」に移動する。
大阪市には8つの渡船場があるが、そのうちのひとつ。運賃は無料。市民の足となっている。
他の渡船場は、
①安治川の天保山渡
②尻無川の甚平渡
③大正内港の千歳渡
木津川の
④落合上渡
⑤落合下渡

⑥千本松渡
⑦木津川渡
⑧木津川運河の船町渡
である。
これらは大阪市の公営渡船で、①から⑦までが大阪市建設局、⑧のみが大阪市港湾局の管理で運営されている。

 

そしてここは川を渡ったところにある「千島公園」、「昭和山」がある所。 時刻は午前11時半。暑さはうなぎのぼり。木々の葉の影も色濃くなる。 これで「川」「山」の二つクリア。続いて残っている「海」に向かう。
下の地図の1番が、京セラドームの撮影ポイント
2番が大浪橋から井岡ボクシングジム
3番がセミの抜け殻ポイント
4番がブランコ

大正警察、大正区役所前から西側に向かって歩いていくと大正内港。

河口にある木津川大橋が見える。その先は大阪湾になる。ここは夕日の撮影スポットらしい。

入道雲が夏の空だと主張している。梅雨明けは間近だろう。汗でぐっしょりになる。

地図の5番が落合上渡船場。
6番が千島公園
7番が大正内港

大正駅から南に、川(渡船場)、山(千島公園)、海(大正内港)の撮影はここで終了。私は大正区役所まえのバス停からバスに乗り、難波に向かった。

バス停で、講師の先生がソニーのカメラマンだったので、ミラーレスカメラのことを聞く。これからはミラーレスの時代になるだろうというのが講師の先生の話。ニコンがミラーレスカメラの開発に力を注いでいるという話もあった。うーむ、情報収集しなくては。さて次回は弁天町駅の予定。