カカオとコーヒー

咲くやこの花館 三つのイベント

久しぶりに「咲くやこの花館」に行った。
「カカオ)と「コーヒー」についての特別展。以前にも来たことがあるが、勉強することは多い。

「コーヒーノキ」が日本での正式名だからおもしろい。

コーヒーノキの基本データを調べてみると、

学名:Coffea arabica
科名:アカネ科 属名:コーヒーノキ属
原産地: エチオピア
和名:コーヒーの木 英名:Arabian Coffee
生育適温:15〜25℃

樹高は9m〜12mにもなるそうだ。農園では実を取るために4m程度にされているそうだ。咲くやこの花館にあったコーヒーノキもそれくらいの大きさなのだろう。

コーヒーの赤い実がなっていた。
「コーヒー」についての絵本の読み聞かせがあった。イスラムのお坊さんが、夜のお勤め中に眠らないように、コーヒーの赤い実を食べていたというお話だった。
赤い実のなっているコーヒーノキのそばで、読み聞かせをしてくれたお姉さんに質問をした。
「コーヒーの実を食べたら、本当にシャキッとするのですか?」と聞いた。
「私はこの赤い実を食べてことがありますけれど、目がさめるほどシャキッとは・・・・」と、笑って答えてくれた。

こちらはカカオの木。学名などを調べてみると、
一般名:カカオ(Cacao)
学名:Theobroma cacao L. 分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱アオイ目アオイ科カカオ属
原産地:熱帯アメリカ
別名:カカオノキ、Chocolate tree
栽培分布:世界の熱帯~亜熱帯地域 
樹高:4~10m 
花色:薄緋色、薄黄 
葉長:20~30cm 
結実期:3~6月 
果実形:長楕円形 
果実長:30cm 
果実直径:10cm 
 果実色:緑→褐色 

「カカオノキ」という別名があるとは知らなかった。「コーヒーノキ」と同じなのがおもしろい。

ここにきた目的の一つは「コーヒーノキ」を買うことだった。 家には3年目の冬をこす「コーヒーノキ」があるのだが、元気がなく、葉が落ちてくる。この冬を越せるのか心配なので、新しきコーヒーノキを買っておきたかったからだ。
コーヒーノキの苗木の横にあるのは、「ニューヨーク・カフェ」というコーヒー。この展示場であった世界のコーヒーの販売で買ったもの。「深煎りコーヒーにヘーゼルナッツ・シロップ・フレッシュ・クリームに挽きたてシナモンの香り」とメニューに書いてあった。

ガーナ共和国の子どもたちの絵が展示されていた。

カカオの原産地、ガーナ共和国の子どもたちがカカオをテーマにして書いた絵だ。

ガーナの子どもたちがどんなふうにカカオノキを見ているのか、栽培をどんなふうにしているのか、それが想像できるような絵画展だった。

建物の中で、大阪市内、近畿の中学生の造形展・美術展が開かれていた。

「コーヒーノキ」の苗木を買うのが目的だったのに、ガーナ共和国の子どもたちの絵、大阪市・近畿の中学生の絵などの造形を見ることができたのは想定外の楽しさだった。

コーヒーやカカオのように私たちの生活は全世界とつながっている。
そしてガーナの子どもたちや大阪市・近畿の中学生の作品を見て、この取り組みを通してつながりということについて、あらためて考えることができた。
収穫の多い咲くやこの花館だった。

 

 

 

 

 

ベランダで藍を育てる 2018 ②

さあ水洗いしておいたTシャツを染めよう。

バケツに入った染液にTシャツを畳んで入れて、空気に触れないように液中で混ぜる。
5分くらい静かにつけておく。

取り出すと、写真のように緑色をしている。 このとき手袋は必ずしなければならない。そうしないと手が染まってくる。とくに染まった爪は、生え変わるまで染まったままになるので注意が必要だ。

短時間に、ほんの数秒のうちに、緑から青色に変化していく。
空気中でふりまわすと、色の変化も早い。

この作業を3〜4回ほど繰り返す。 色は少しずつ濃くなってくる。

水洗いをして乾かす。 水を含んでいる時は、写真のように濃い藍色だが、乾いてくるとその色は淡くなってくる。 

昨年に藍の種をもらった展示会に、私の染めたTシャツ3枚持っていって、展示してもらった。上の写真の左下の3枚のTシャツがそれ。
乾燥すると藍色が薄くなり、染物屋さんで見るような濃い藍色には染まらなかった。
ガレージで染める方法では、これぐらいなのかもしれない。
刈り取った藍は、また大きくなり、種が実った。
来年もこの種をまいて、藍染に挑戦してみようと思う。

 

 

 

ベランダで藍を育てる 2018 ①

2018年5月5日、今年もベランダのプランターに藍の種をまいた。 上の写真はそれから約1週間後。目が一面に出てきている。
今年の藍の種はこれまでのものとは違う。
ある作品展で藍染の展示があった。その時、藍の種が箱に入って展示?されていた。
欲しい人はどうぞ、という紹介文があったので、ありがたくいただいてきた。
その種だ。少し品種が違うのかもしれない。そんな期待もあり植えてみた。

左上の写真は6月はじめに植え替えをしたところ。株の間をこれまでよりも広い間隔で植えるようにした。 右上の写真は8月はじめ。すっかり葉が大きくなってきている。そろそろ1回めの刈り込みの時期だ。

8月1日に第1回目の刈り込みをした。
バッサリとカットして太陽光で乾燥させる。

藍を育てて、自分で藍染めをする作業ができるのは、この本のおかげ。
「そだててあそぼう18
アイの絵本」農文協の本。

使う薬品はハイドロサルファイトナトリウムと炭酸ナトリウム。
炭酸ナトリウムは重曹を使った。
乾燥葉100グラムに対して
炭酸ナトリウム・・・15グラムを3回分(計45グラム)
ハイドロサルファイトナトリウム・・・15グラムを3回分(計45グラム)

実際の量はとれた乾燥葉によって比例計算して、薬品の量が決まる。

乾燥葉100グラムに対して2リットルの水を注ぎ、およそ10分から15分煮る。
煮汁を布(私は使い古したタオルを3枚ほど重ねて使用)でこして、煮汁はすてる。
本には「下水にすてる」と書かれているが、私は植木のまわりにまいた。

こした葉に、もう一度水1.5リットル(乾燥葉100グラムあたり)で煮て、
そこへ炭酸ナトリウム15グラム、ハイドロサルファイト15グラムを入れて、10分から15分煮る。
においがとても強いので、換気に注意するようにと本には書かれている。
薬品が飛び散らないように注意して作業をすすめた。

液の表面がこい青色になったら煮汁をこし、バケツにうつす。
バケツにうつした液は、表面はこい青色だが、中は黄色だ。
こした葉に水、炭酸ナトリウム、ハイドロサルファイトをいれて煮たあとにその煮汁をこす、という作業をさらに2回くりかえし、藍の葉から染料を引き出す。

染めるTシャツを準備する。 綿100%のものを買ってきた。同じ綿100バーセントと表示されているが、生産国とメーカーによって色が違うのがおもしろい。
染める前に水洗いをしておく。
これで準備完了。