第31回関西矯正展

第31回関西矯正展に行ってきた。
今年も大入り満員だった。土曜、日曜の二日間の開催。土曜日は別の用事があったので、日曜日に行った。写真のように大お天気だった。

堺市のホームページにもこの矯正展のことが紹介されている。

内容の部分にはこのように書かれている。

「刑務所について皆様に広く知っていただくために、大阪刑務所で年1回開催している催事です。会場では、矯正広報パネル展示、所内見学、刑務所作業製品の展示即売、各種団体によるイベント等が行われます。印象くコーナーもたくさんあります。
 NHK連続テレビ小説「まんぷく」に出演の大谷亮平さんが1日所長としてオープニングセレモニーに出演。また、初日には、登美ヶ丘高校ダンス部の出演もよていされています。」

開催の刑務所での作業製品がたくさん並んでいる。  

私の楽しみの一つは、新製品の展示。
昨年は参加者が選ぶ用紙が配られたが、今回私が行ったときにはなかった。1日目だけだったのかもしれない。工夫したものが展示されていて、見ていてその丁寧さがわかる。

審査員特別賞というのがあった。25番「エンディングノート」だった。
木工細工もしっかりとした本物で、こどもたちがよろこぶものがたくさんあった。

堺の伝統産業の一つ、緞通(だんつう)の実演があった。スタッフの了解のもとで写真をとらせてもらう。細かい作業だ。

伝統産業の担い手の一つとして、刑務所の作業製品があるそうだ。

私はここで緞通で作ったマウスパッドを買った。
「こんな絨毯みたいなもので、マウスパッドの役割を果たすんですか?」と聞くと、「最近のマウスは光で移動を感じていますから、大丈夫です」とスタッフの人が笑っていった。なるほど、そうだ。

買ったマウスパッドにはこんな説明があった。

「品名 堺式手織緞通(大阪)
 材質 本体 紡毛糸(羊毛) 軽横糸 綿
 サイズ 200×200×20(ミリ) 0.14Kg 」

検査済みの朱印も押されている。本物だね。

お昼はプリズンカレー。あとでピリッと来る辛口カレーだ。
うどん、やきそば、ポテトフライと子どもが喜ぶ食べ物も販売されていた。

くまもんなどのゆるキャラもたくさん出演していた。
堺刑務所は街の中にある刑務所。地域の理解や市民の協力が必要なのでこのような取り組みがなされているのだと思う。
私はマウスパッドのほかに、サンダルを買った。一昨年に買ったサンダルがだめになったからだ。2年間もつとは思わなかった。今年はデザインの違うものを買った。
スーパーで買ったら半年ぐらいしか持たないが、ここで買うと1年以上持つ。
障害者の団体のパフォーマンス舞台、フラダンスの公演、バトンの発表、救急道具満載の消防署の車の展示、自衛隊の車、検察庁のパネルコーナー、性格診断、ネイルアート、堺刑務所で作った食パンの即売、などなど市民が1日楽しめるものが展示されている。これを企画し、実施される苦労も想像される。ご苦労さまです。

来年も是非行ってみたいところだ。

 

 

 

サイエンスサーカス・ツアー・ジャパン

大阪市立中央図書館でのサイエンスショー

科学館のホームページを見ていたときに見つけたイベント。 もらった資料には次のような紹介文があった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
オーストラリア国立科学技術センター「クエスタコンQuestacon」が、楽しいサイエンスショーといろいろな展示をもってやってきます。サイエンスサーカスはクエスタコンがオーストラリア国内を巡回するイベントで、今回はその特別版として、大阪市立科学館がメインパートナーとしてクエスタコンに協力し、日本にやってきます。10月12日(金)、大阪でのオープニング・イベントを皮切りに、奈良、名古屋、高知の西日本4都市を巡回します。  サイエンスショーは、各館の学芸員や大阪市立科学館の科学デモンストレーナーなどが、オーストラリアのメンバーと協力してショーを行います。また展示では、クエスタコンの展示18点の他に、大阪市立科学館の展示12点も4都市を巡回します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

大阪市立中央図書館の5階にある大会議室に科学館のものとオーストラリアからの展示が並べてあった。
科学館で見た展示品もあったが、オーストラリアからもってきた展示品もありなかなか興味深かった。
午前中3種類のサイエンスショーがあった。午後にも同じ内容の3種類のショーがあり、私は午前中のサイエンスショーを見ることにした。

これはパイプの長さによって音の高さが変わるという現象を利用したパフォーマンスだった。長いパイプをたたくと低い音が出る、短いパイプをたたくと高い音がです。そんな当たり前の現象から、音の高さとパイプの長さとの関係性を考える、という目標があるのだと思う。
展示に、このパフォーマンスを説明する物があった。

「ドレミのパイプ」というもので、オーストラリアからの展示品だった。

2つ目のパフォーマンスは、身近なものを使ったサイエンス。 これは空気の力で地峡の模型(バルーン)を浮かせているいる。

これはオーバークラフトだ。子ども一人をのせてもす進む。
強力なブロアーなのだろう。

釘の尖ったほうが上になったものに、風船をのせて押し付けると破裂する。
しかしその上にそっとすわると大丈夫! 重さが拡散したのでおしりに突き刺さることはないというわけ。道具を作るのにちょっと時間がかかりそう。

最後はブーメラン。手軽にできるブーメランの作り方を教えてくれた。

ブロアーで飛ばしているように見えるが、空気はボールの上の方に流れるように操作している。 こらはベルヌーイの定理による、揚力があることを示しているのだ。揚力によってボールは上に上がる。それは飛行機が飛ぶ原理だ。

これは自転車の車輪を使って、歳差運動と慣性モーメントの存在を示す実験。回っている物体はその向きを変えることは難しい。 コマが回っていると倒れないように、地球が自転しているのでその動き方は一定になっている、、、という説明に使われる。
揚力と慣性モーメントによってブーメランは回転しながら飛んでいって戻ってくる、という説明のための実験だったとおもうが、、、
でも正直言って、だからどうしてもどってくるの?というところにうまく着地しない私だった。簡単と思われるものほどその説明は難しい、、、、。

展示品もおもしろかった。科学館で見た「天然磁石」やたくさんの方位磁石を並べてお互いの影響を見る展示品などがあったが、オーストラリアからの展示品も興味深かった。写真はパラボラアンテナ。左側の4個の穴にボールを入れると、どこに入れても右側の赤いボールが入っている穴に必ず入る。パラボナアンテナがアンテナの焦点に電波を集める仕組みを説明しているのだ。

世界中の科学館がこんなふうに連絡しあって、世界中の子どもたちに科学の楽しさを学ばせる取り組みがあると素晴らしいと思う。 日本とオーストラリアの科学館同士の連携がたったとは、幸せなことだ。

 

山陰歴史館と米子城の三角点

ここは米子市内の中心部にある「米子市立山陰歴史館」。米子市役所のそばにある。

米子の歴史に関わる貴重な品が展示されていたが、私の関心を引いたのは昔の教室風景だった。二人机がならんでいる。

昔使われた現物が並べられている。足らないものは新しく、昔の形を再現しているのも熱意が伝わる。

二人机は使ったことがある。しかし机の上がふたになっているのは、話には聞いたことがあるが、実物を見たのは初めてだ。

これは謄写版だ。私は大学でガリ版をきったことがあるが、今の大学生は知らないだろう。

これは石版と石筆。これも話には聞いていたが、見たのは初めて。 「ノートや鉛筆が普及していなかった明治から昭和初期にかけて使用された、小学生用の学用品である。石版はレート(珪酸室粘土板岩)製で、これに石筆(滑石やろう石を棒状にしたもの)で字や絵をかいた。」 という説明があった。
小説「赤毛のアン」で、アンがギルバートの頭で割ったのはこんな石版だったのだろうか?

これは「昭和初期の給食当番風景・戦後」と書かれている。

現在の小学校には給食服があると思うが、この写真、戦後のときはエプロンと頭にぼうし。
後ろには割烹着を着た給食調理人らしいおばさんがニッコリ笑って子どもたちを見送っている。
戦前に小学校に通っていた人の話によると、給食の用意は保護者がしていたということを聞いたことがある。
写真に写っている子どもたちのなんとにこやかなことか。
戦争が終わり、給食があるといことがうれしかったのかもしれない。

大阪にはこのような博物館、資料館があるのだろうか。あれば素晴らしい財産になるのになあと思う。

私がこの「山陰博物館」を見学しようとおもったのは、左のポスターのように「米子城ー城の歴史とその調査」の特別展があったからだ。

米子城は以前にブログで紹介したように、天守閣跡に「三等三角点」がある。
そのことが少しでも紹介されていないかなあ、と思ったのだ。

大阪城や姫路城、和歌山城には三角点が設置されている。すべてのお城に三角点があるわけでもない。名古屋城は大きなお城だが、城内には三角点はない。
米子城はお城は残っていないが、残っていない跡地に三角点がある。
私のブログには私の写した写真をのせているが、ここでは国土地理院の写真を紹介する。

上の写真が国土地理院のホームページにある米子城の三角点。

ポスターの米子城をよく見ると、「三角点」がはっきりと写っている。
「米子城の特別展」には、市民の撮った「米子城」の写真がたくさん展示されていた。しかしこのポスターのように「三角点」がはっきりと写っている写真はなかった。また、「三角点」という言葉はどこにも見当たらなかった。
館の人にも聞いてみたが、三角点が米子城にあることはご存知ではなかった。
国土地理院の写真を見れば、三角点があるのはすぐに分かるはずなのに、関心がないものは見えても見えていないのだろう。
残念なことだ。
私の三角点を探る旅はまだまだ続く(現在進行形)。