倉吉にある一等水準点

水準点めぐり 21

ここは鳥取県倉吉市にある「研屋町児童遊園」。
ここに「倉吉打吹流しびな」(くらよしうつぶきながしびな)の像がある。
4月はじめに、雛人形の絵馬を川に流し、子どもの成長と川の浄化を願う行事があるそうだ。
この像のすぐそばに、「一等水準点」がある。

ここの「一等水準点」は、昭和10年(1935年)に設置されたと書かれている。
それにしても、立派な立て札というか表示だ。

雪に埋まった水準点も珍しい。 基本通りに、周りに保護用の石が置かれている。 雪がなかったら、たいへん目立つだろうなと思う。
しかし、ほとんどの観光客はこの水準点に気が付かないというか、目に止めない。

ここは倉吉の観光スポット、白壁土蔵群のあるところ。
こういった観光地の真ん中に水準点、しかも一等水準点があるとは思ってもいなかった。

一等水準点のある公園のそばには、裁判所や小学校、倉吉市役所がある。
こういった市内の中心施設に一等水準点があるのは、古くからの土地なのだろうと思う。
さて、次は三角点をさがしてみよう。

 

 

 

 

姫路城の三角点

三角点を探る旅 45


ここは姫路城。白鷺城ともよばれる白いお城だ。
ここに三角点がある。以前来たときは工事中だったのでそれを確認できなかった。
あいにくのお天気だが、観光客は多い。前に来たときよりも外国からの観光客が多いように思えた。

天守閣に向かって歩く。 天守閣までの道は急な坂道だ。

11月というのに、桜が咲いていた。
観光に来ていたたくさんの外国人が、この桜の木の下で写真を撮っていた。
今年の異常気象のおかげだろう。
この桜は、来年の春にももう一度花を咲かせるのだろうか?

そんなことを思いながら坂道を登る。

天守閣の手前にある広場、ここに三角点がある。

隅にあるベンチの後ろ側にある。

 「この下に 三角点の標石あり」という石がある。
この四角い石を動かすと、

穴が空いている。丸い石のようなものがフタのようにふさいでいる。この丸い石をのけてみよう。

やっぱり穴が続いていた。腕を入れて中の土を取り除く。

腕の届くかぎり伸ばして土を取るが、私の腕の届く範囲のむこうに三角点の標石があるようだ。周りの人の視線を感じてこのへんでやめとおこう、と原状復帰する。

「この下に三角点の標石あり」のベンチからはこんなふうに天守閣が見える。
三角点が設置されてから、何回も改修され、盛土がされたのだろう。そのため三角点もどんどん地面の下になっていったのだろうと思う。和歌山城の三角点もそうだった。

上の写真は、国土地理院のホームページで調べた姫路城の三角点。
標石の写真はなく、私が腕ん入れた穴に棒が差し込まれた写真だった。写真は平成17年のものだ。そうすると姫路城の改修前も深い穴の底に標石があるのだろうと想像される。
とにかく姫路城に三角点があることが確かめられた。心残りだった三角点が一つ解決された。

 

 

 

 

鳥取砂丘そばの三角点

三角点を探る旅 44

鳥取砂丘のそばに三角点はないかとさがすと、地図上で三等三角点を発見した。
砂の博物館から歩いていけそうだ。

アイフォンの地図を見ながら歩くことにした。 雨が小ぶりで、人は通っていない。 なし販売店が両側のあちらこちらにある。歩くこと20分を超えたと思う。
上の写真の山の中にありそうだ。

山頂に続きそうな石段が出てきた。

「弥長神社 石段建設碑 氏子中」と彫られた柱が入口付近に建てられている。

この石段が神社の名前のように長かった。
100段以上はあったと思う。雨が降ったりやんだりなので、手は傘とアイフォンでふさがっている。少し急な石段には手すりはない。石段の横に生えている木々に助けてもらいながら登っていった。

地図を見ると三角点のある山頂付近は109mほどの高さだからかなり急な斜面だ。

やっと神社の姿が見えてきた。
このお社の後ろにある山に三角点があるのだろう。神社の裏にまわる。

うーん、、、、これは大変だ。
山の斜面は急で、道らしきものはない。歩けそうなところを登ろうとするが、雨のための地面が濡れていてすべりやすい。体を支えるために手を伸ばしてつかもうとした木も濡れている。登れそうな場所を探すがどうも無理なようだ。お天気が良くて地面も乾いていたら、がんばって登って行けるかもしれないが、今回はあきらめよう。
雨がやまないからそのほうが安全だろうと考えた。

大阪に帰ってグーグルの地図で調べてみた。空中写真が下の写真。

写真の「弥長神社」までは登ったが、周りは山林。山頂らしいところには空き地もない。これは大変なところだなあ、と確認した次第。

国土地理院のホームページから、ここの三角点の写真を調べた。
その写真が下の写真。

こんな三角点が発見できるはずだったが、だめだった。
でも写真を見ると周りは草木におおわれているようだ。草が伸びていたら三角点は草に隠れていてなかなか発見できないかもしれない。
次の機会があれば、と思うがかなり難しそうだ。
三角点を探る旅にはこんなこともあるさ、とつぶやいて砂丘博物館のバス停に戻ることにした。