カメラ・オブスクラ 5

OHPのレンズを使ったカメラ・オブスクラ

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古い廃棄になったOHPのレンズ部分を手に入れた。 最近、学校ではOHPを使っているのだろうか。 丁度このレンズと、反射用の鏡を使うとカメラ・オブスクラができそうな気がした。
まずこの大きさにあう段ボール箱を探すことからはじめる。

イメージとしては下の図。

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まず段ボール箱の上面に、OHPのレンズが入る大きさの穴を開ける。 これからの作業はほとんどカッターナイフだけで出きる作業だった。 作っていて気がついたのは、レンズの焦点距離を知ることが大事だった。 OHPのレンズを含めて、市販の虫眼鏡はそれほど長くない。
つまり、ダンボールの箱の中では、レンズと外の風景が映る台までの距離があまり取れないので、写った像を絵を写しとる作業の空間があまりないということ。

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少し開いているところがふたになっていて、頭を入れて写った映像を見る。

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鏡の向いている方向から映っている像を見ると、像は正立像になる。

上の二枚の写真は、倒立像になっているのは、鏡の向きを180度回転させているから。そうしないと、箱のなかに光が入って像がよく見えなかったからだ。鏡とフタの関係が、最初に書いたイメージ図の状態になっていると考えるとよい。

これぐらいの解像度なら、絵画の下絵として使えそう。やっぱりOHPのレンズはすぐれものと言えそう。

この段ボール箱のカメラ・オブスクラを実用させようとすると、のぞいている周りから光が入ってこれない工夫が必要だ。たとえば、布で箱の周りをおおうなどすると、かなり鮮明に見える。ただ、この季節だと暑い、非常に暑い。
しかし写る画像は非常に鮮明。さすが視聴覚機器のOHPのレンズだ。

教訓・・・もし廃棄処分のOHPが手に入るなら、確保しておくこと。

 

 

 

カメラ・オブスクラ 4

たて型のカメラ・オブスクラ

イメージ図

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市販の虫眼鏡で、図のような構造にすれば、さらにみやすいカメラ・オブスクラが出きるのではないかと考え、大きめの虫眼鏡を買ってきた。
焦点をあわせるため、長さを変えるために適当な大きさのプラスチック製の筒を利用することにした。 

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上の写真のように、虫眼鏡を紙の台紙にガムテープで止める。適当なプラスチック製の容器の底をくり抜く。これはカッターで時間をかけるとくり抜ける。

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プラスチックの容器をダンボール箱の上部に開けた穴から差し込み、その先に先ほど作った紙の台紙に貼り付けた虫眼鏡をガムテープど止める。

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電灯の下にもっていき、焦点距離をはかる。
ダンボール箱に入れる台の高さを測定する。
最初のイメージ図のように、ダンボール紙を使って反射用の鏡を取り付ける部品をつくる。
100均で買った鏡を45度の角度で貼り付けられるように図・写真のようなケースを作った。本体に開けたレンズの入る穴をすっぽりと覆い、光が入らないようにカバーできる大きさにする。

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さて、箱のなかに写った映像を見てみよう。

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 思ったとおりに、大きな画像が写っていた。

大きな段ボール箱があれば簡単にできる。

必要な物は、大きめの虫眼鏡(か、それに代わるもの)、鏡(100均で適当な手鏡をさがした)、ガムテープ、カッターナイフ。 さしあたってめずらしいものはない。

レンズの焦点距離によって、映像が映る位置がかわるし、レンズの口径によって映る画像の大きさも変わるので、試しながら最適の位置を決めるしかなかった。

箱の後ろを開けて像を見る方式なので、周りから光が入ってくると鮮明な画像にはならない。周囲を覆うなどの工夫が必要だとわかった。フェルメールの時代では、どれくらいの大きさの箱やレンズを使ったのだろう。

 

 

 

カメラ・オブスクラ 3

ダンボールで作るカメラ・オブスクラ

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これまでキットを使ってカメラ・オブスクラを作ってきたが、もう少し大きなものを作りたくなった。 一人で楽しむだけではなく、何人かで楽しめるようなものを作りたいと思い、材料を探しているとA4のコピー用紙の箱があった。 コストコでプリンター用のA4の用紙を買ったものだ。
500枚の包みが5冊入っている箱。

32✕22✕20ぐらいの大きさ。広い面にフタがあるので、フタになっている方にレンズをつけて、そのフタを動かして焦点を合わせる。反対側にトレッシングペーパーをはりつけるようにすれば、広い画面になる。と考えて製作実行。

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レンズは前回と同じものなので、焦点距離は約10cm。箱の中央に画面が来るように考えて、箱の底の部分を4cmの長さでカッターで切込みを入れ、切り離す。

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上の左が切り抜いた底の部分。右の写真のようにひっくり返して、周囲3cmの幅で長方形を形作る。

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上の写真のようにカッターで切り抜き(左)、トレッシングペーバーをはる。これがスクリーンになる。

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表側、フタの中心に虫眼鏡のレンズより一回り小さい穴を開ける(写真左)。
虫眼鏡のレンズがずれないように、ガムテープやセロテープで固定する。

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後ろから、トレッシングペーバーをはったスクリーンをはめこむ。
このままだと同じ大きさなので、スクリーンの長い方の辺を少し短めに曲がるようにカッターで軽く切込みを入れておき、レンズのある箱に押し込んでいく。
3分の1ぐらいのところで固定すればほぼOK(接着剤でとめる必要はない、しっかりと止まるはず)。奥にスクリーがある分だけ影ができて、直接太陽の光がスクリーンにあたることがなくなり、画面が見やすくなる
さて、写った映像は、

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上下が反対になった像がうつっている。これなら、カメラ・オブスクラとはどんなものか、という説明に使えるし、仲間同士で楽しめる。 思いのほか、手軽に作ることができた。

かかった費用は、
虫眼鏡代100円だけだった。

レンズの大きさを変えたり、光の入る穴の大きさを変えたりしてスクリーン映る画像の変化を調べるなどの実験できそうだ。

 

 

 

 

 

カメラ・オブスクラ 2

オリンパスのカメラ・オブスキュラ

IMG_0295 http://www.olympus.co.jp/jp/event/wakuwaku/lesson/06.cfm

上記のホームページに、カメラのオリンパスがカメラ・オブスキュラのペーパークラフトを紹介していたので、さっそくダウンロード。

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ダウンロードしたものは、A4サイズなので指定通りに、近所のセブン-イレブンに行ってA3カラーに拡大。一枚80円だった。 大事なのは、持っている虫眼鏡(100均で買った)の焦点距離を知ること。 ホームページの説明を見てみよう。 ピンホールカメラ1

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持っていた虫眼鏡は約10cmだった。左がもともとの大きさ。右が10cmに切ったもの。

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円筒を作る。ただもともとの設計図ではどちらの円筒も同じ直径なので入らなことがわかった。切り残った紙で内側に入る筒がスムーズに動くように直径を小さくして作りなおした。

そうそう、A3の紙だけではうすいので、カレンダーの紙に貼り付けて丈夫にして工作をした。

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本体のケースも作り、こんな感じに仕上る。ここから、トレッシングペーパーとレンズを付ける。

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白い紙の筒に、トレッシングペーパー。黄色い紙の筒にレンズ。私は近くにあった黄色のビニールテープで仮止めをしてみた。

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正面側にレンズの付いた筒、裏側にとレッシングペーパーを貼った筒を入れ、二つの筒を組み合わせてスムーズに動くか確認する。

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最終的に出来上がったものが上の写真。黄色のビニールテープがちよっとはずかしい。 さて、このカメラ・オブスキュラの映り具合は?

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トレッシングペーパーに映る映像の周りが明るいため、はっきりとは見えない。前回のように、周りをフードのようなもので囲むなどの工夫が必要だ。ただ、形が今風のカメラの形なので見栄えはいいかも。ストラップを付けるところも工夫されている。

 

 

虫眼鏡代、100円。コピー代160円。後は家にあるものでできた。計260円のカメラ・オブスキュラでした。

 

 

 

カメラ・オブスクラ 1

フェルメールのカメラ箱

とてもすぐれものの工作キットの紹介。「フェルメールのカメラ箱」というもの。

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箱の裏の説明にはこんなことが書かれている。

フェルメールのカメラ箱
●カメラ・オブスキュラの簡易組み立てキットです。
●カメラ・オブスキュラを手軽に体験することができます。
●のり・はさみなど組み立てに道具は必要ありません。

カメラ・オブスキュラとは?
●カメラ・オブスキュラとは、現在のカメラの原型となった道具です。箱の前面にあるレンズを通して光が入り、反対側のガラスなどに映像が映し出されるというしかけになっています。映しだされた映像を紙に描き写すことで,正しい構図の絵を描くことができます。(ただし、挿絵のような形式は、画像が左右反転して映しだされますj。本商品も映像が左右反転します。)16世紀以降、オランダのフェルメールをはじめとする多くの画家がカメラ・オブスキュラを用いて絵を描いたと言われています。

さっそく作ってみよう。下の写真がキットの中身。手順に従って作る。

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三つの箱を組み立て、カメラの形にはめこんでいく。

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これができあがり。光が入らない工夫もしてある。 さて、どんなふうに見えるのだろう。 IMG_0206

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これはなかなかのスグレモノではありませんか。 この組み立てキットの大きさは、10✕21.5✕2(単位はcm) カメラ自体の高さは14cmくらい。 たいへんハンディなもの。

これから少し、カメラ・オブスクラのことを調べてみよう。

この「フェルメールのカメラ箱」の詳しいことは、以下のホームページで。

http://www.kokuyo-shop.jp/shop/ProductDetail.aspx?sku=4901480275864#.U7VSf6jKKIs