米粉で食パン

 

こんな本を手に入れた。
「発酵いらずですぐおいしい かんたん米粉パン」(多森サクミ 立東舎)

ミズホチカラを使った米粉パンがたくさん紹介されている。
今回は「基本のミニ食パン」をつくることにした。

材料は、
A ミズホチカラ・・・170g
  砂糖・・・14g
  塩・・・2.6 g(小さじ1/2)
  イースト・・・1.7 g

B ミズホチカラ・・・17g
  ベーキングパウダー・・・9g

無調整豆乳・・・60g
 水・・・90〜120g
 植物油・・・14g
 レモン汁・・・9g

ケースはパウンド型の容器。 この容器にオーブンシートを切り取って型を作ってパウンド型の容器に敷き込む。

小さめのボールにBの材料を入れて、スプーンなどでよくかき混ぜておく。
大きめのブールにAの材料を入れて泡立て器で混ぜる。
豆乳(今回は豆乳がなかったので牛乳で代用間)と水を加えてよく混ぜる。
ダマがなくなったら、植物油(今回はオリーブ油を使用)も加える。

3分ほどしっかり混ぜる。
本によると、
「混ぜていて生地の重さをかすかに感じ、泡立て器から糸状に生地が落ちてくるくらいのとろみが見やす」とある。
レモン汁(レモンがなかったので、ポッカレモンを代用した)を加えて、約30秒混ぜる。レモンを入れるのは、このあと加えるベーキングパウダーの発酵力を高めるため)と書かれている。

小さいボールの材料をここに入れる。
ゴムベラに持ち替えて、10秒前後ぐるぐるとまぜる。
だまができなくなるのを目指してヘラを使ってまぜるが、10秒ではうまく混ざらない。
「ダマが完全になくなり、発泡して全体がふわっとしたら混ぜ上がり」と本に書いてあるので、完全に混ざるでしっかりと混ぜた。

生地の気泡がつぶれないように、注意しながら準備していた容器に手早く流し入れる。
オーブンは180度で予熱しておく。
この容器をアルミホイルで包み込む。生地が膨らんできた時にくっつかないようにするためらしい。アルミホイルは消耗品のような使い方になってしまった。

180度のオープンで約20分焼く、アルミフォイルを取り去った状態が左の写真。
アルミフォイルを取り除いた状態で再度オーブンにいるれて180度で15分ほど焼く。最後の段階は焼入れをつけるためなので、様子を見ながら温度と時間は調整する。

なかなかいい色になったと思う。ただこのあたりは、好みの問題もある。
わたしはまだ焼き色が足りないと思い、180度でさらに5分オーブンで焼き上げた。
網の上で蒸気をとばし、上面にラッフをする。上面にしわが寄らないようにするため、と本に書いてある。

パンをスライスして軽くトーストし、エスプレッソのコーヒーとリンゴをつけていただく。 以前に作った米粉パンよりも、よりパンらしくなったという感じだった。
このレシピ本には他にも食パンづくりがのっているので、またやってみようと思う。

 

 

 

米粉でシホンケーキ

最近米粉が流行っているように思う。
スーパーやコープにいくと、製パン用の米粉が販売されている。
以前から米粉はあったが、「製パン用」という表示はなかった。
本やネットで見ると、「ミズホチカラ」という米粉がいいようだ。
難波高島屋にある富澤商店で「熊本産米(ミズホチカラ)パン用米粉」が販売されていたので購入した。
今回は米粉を利用した「シホンケーキ」に挑戦した。
富澤商店のホームページにも「シホンケーキ」のレシピがあったので、それを参考にしながらつくってみた。

材料。
卵・・・3個
砂糖・・・60グラム
サラダ油・・・50グラム
牛乳・・・60グラム
ミズホチカラ・・・90グラム
ベーキングパウダー・・・3グラム
17センチのシホンケーキようの容器。(これは100均で買った紙製の容器)

卵は黄身と白身に分けておく。 白身は冷蔵庫に入れて冷やしておく。
黄身に砂糖30グラム、サラダ油を入れてよく混ぜる。

牛乳も加えてよく混ぜる。ベーキングパウダー、 米粉(ミズホチカラ)を加え、粉っぽさがなくなるまでまぜる。 今回はしなかったが、この時にバニラやシナモンなどのスパイスをいれるといいらしい。
オーブンの用意をする。200度で予熱を始める。

冷蔵庫で冷やしておいた白身を用意する。 ハンドミキサーで混ぜやすいように、少し大きめの容器に移し替えた。
卵白をハンドミキサーで泡立てる。

砂糖を3回にわけて、卵白に入れる。
砂糖を入れたときはハンドミキサーは低速にし、混ざってきたら高速にする。

「角を立てる」まで混ぜる、とよくレシピに書いてあるが、何分くらいハンドミキサーを使えばいいのだろう。そんなことを思いながらハンドミキサーを低速から高速回転にする。
約10分ぐらいでなんとなく出来上がってきた感じ。

出来上がったメレンゲの三分の一程度を黄身と米粉が混ざったボールに入れてなじむようによく混ぜる。

残っていたメレンゲん全て加えて混ぜる。
富澤商店のレシビには 「泡だて器で15回、ぐるぐると混ぜる。ゴムベラで底からしっかり混ぜる。泡をつぶさないように、手早く30回くらいは混ぜる。」 と書いてある。

シホンケーキの型に流し込む。
箸などで生地をぐるぐるとかき回しながら1周ぐらいする。
最後に両手で型を持ち上げて、ドンと台に落とす。
生地の中の空気を抜くためらしい。
何回もしないとネットのレシピにはのっていた。
やりすぎるとこれからの膨らみに悪影響を与えるらしい。
200度に余熱したオーブンを180度に設定し直して30分ほど焼く。

焼き上がったら逆さにして冷やす。ビンのくびなどをつかって、写真のようにして逆さにすると中まで冷える時間が短縮されるそうた。
逆さにするのは、自分の重みでせっかく膨らんだ生地がしぼんでしまうのを防ぐためとネットのレシピには書いてあった。
2時間程度じっくりとさましたのが、上の右の写真。

お店で買うシホンケーキに比べると、膨らみや粉のしっとりかげんが弱いように感じるが、自分で食べるには十分の味。
シナモンコーヒーと米粉のシホンケーキ。いいおやつになる。
次は薄力粉でシホンケーキん作ってみようか。

 

 

 

スパイスカレー3 (バターチキンカレー)

今回はホールスパイスを使った「バターチキンカレー」に挑戦。
ホールスパイスというのは、スパイスをそのまま乾燥させたもので、原型スパイスとも言うそうだ。
これまで使ってきたのは、原型のスパイスを粉砕しているもので、パウダースパイスとかグラインドスパイスと言うそうだ。

印度カリー子さんの「バターチキンカレー」のレシピに沿って作ってみよう。

材料(二人分)
主役 鶏もも肉・・・200グラム
ベース 生クリーム・・・100ml
スパイス ・・・クミン・コリアンダー・ターメリック・・・各小さじ1
たまねぎ・トマト・・・各1個
にんにく・しょうが・・各1かけ
水・・・100ml
塩・・・小さじ1
バター・・・10グラム
ホールスパイス・・・カルダモン・クローブ・・・各2粒
          シナモン・・・2cm

私は4人分を作ったので、このレシピのおよそ2倍の分量を用意した。
鶏もも肉は(印度カリー子さんのレシピにはないが)下味をつけたほうがいいだろうと、ヨーグルトを入れて混ぜ、さらにタイム・バジルなどのハーブを入れて混ぜ合わせて冷蔵庫に入れておいた。

フライパンを熱し、オリーブオイル、ホールスパイスのカルダモン・クローブ・シナモンを入れて1分ほど熱する。ショウガとニンニクのみじん切りを入れて香りが立つまで熱する。ニンニクはチューブ入りのものを使った。
玉ねぎを入れて、茶色に成るまで熱し続ける。フライパン全面にあったた玉ねぎが左の写真のように半分近くに成るまで炒める。
レシピでは10分、と書いてあるが、玉ねぎが増えればその分炒める時間が増える。私は倍ぐらいの時間炒め続けた。

トマトのみじん切りを入れる。
私はトマトの缶詰を使った。
なにか野菜を・・・冷蔵庫を見るとレンコンがあったので、適当な大きさに切ってここに投入。
レシピでは2分程度と書いてある。
ここも分量に合わせて、しっかりと炒める。レンコンにもしっかりと火を通すつもりで炒めた。レンコンを入れたのは、その触感が楽しみだったから。

次にスパイスと塩を入れる。
クミン、コリアンダー、ターメリック、塩を小さじ1。
ここで弱火にして、こげないように約1分炒める。ここはレシピ通りに1分にした。
これでスパイスカレーのベースができあがり。

               

メインの鶏もも肉を入れる。
レシピを見直すと、バターは一番最初にオリーブオイルの代わりに使うと書いてあることに気づく。おやおや・・・
バターはここで入れることになった。生クリーム100ml、水100mlをここで入れることになっているが、生クリームが箱入りで200ミリリットルだったのでそのまま投入し、水を入れないことにした。(こんなんでいいのかなあ、と思いながら)

よく混ぜて沸騰するまで火を通し、沸騰しだしたら弱火にして10分程度煮込む。

ご飯はサフラン米。
新米が手に入ったので、無水鍋で炊くことにした。
無水鍋の標準的な使い方は、
米3カップを洗い、ザルなどに取る。
洗った米に水を入れる。水の量は米全体が浸かるぐらいの水の量。
そのまま30分〜1時間水につけておく。
カレー用なので水の量は少ない目。
米3カップなら水3カップ。
サフランを適量入れる。
フタをして、強火にかける。5分もするとフタがカタカタといいだす。この音を聞き逃さないこと。音が鳴り出したら弱火にして10分。
10分たてば火を消し、約10分ほど蒸らす。
炊きあがった米を保温用の炊飯器に移したのが上の写真。

大きめに切った鶏もも肉とレンコンの歯ごたえがとても引き立っていた。
バター、生クリームがたっぷり。でもしつこい味ではない。 マイルドで食べやすく、リッチな感じのするカレーになった。
スパイスカレーはおもしろい。