南総里見八犬伝を英語で12

Fuse-hime’s brother Yoshinari was now the new leader of Awa Province.
The eight warriors all came to his castle to serve the Satomi Family.
They were the strongest team ever.
They fought against anyone who attacked their castle.
Together , they could solves any problem.
Finally, peace came back to Awa Province.

このとき里見家の当主は先代義実(よしざね)の長男であり、伏姫の弟である義成(よしなり)であった。
義成の長男・義通(よしみち)を誘拐した布施の城主・蟇田素藤(ひきたもとふじ)との戦いがおこるが、そのとき活躍したのは弱冠九歳の犬江親兵衛であった。
そのあと足利成氏と扇ヶ谷定正の連合軍との南総(なんそう)の覇権をかけた戦いがおこるが、八犬士の知力と武力の総合力により里見の勝利に終わる。
ここについに長年の紛争の地であった安房は平定されたのである。

Yoshinari said to the eight warriors.
Yoshinari; Thank you for protecting my land.
I want to give each of you your own castle. Also, you know that I have eight daughters.
You can marry them.

八犬士は家老となり、城を与えられる。それぞれの地を守る城主となった。
また、義成の八人の姫たちを里見家の守護神たる八犬士にそれぞれめあわせて末永い繁栄のいしずえとせんことをはかった。

Narration; The eight warriors lived a long and happy life with their families.
What happened to the monk Chudai-hoshi?
He connected the eight crystal balls together again to make a necklace.
He took ti to Fuse-Hime’s grave in the mountains and lived there quietly with her memory until he died.
When the eight warriors became really old, they gathered in the mountains.
They lived there, enjoyed the beauty of nature, and never appeared in front of people again.
This was the story passed down in the Satomi Family about the eight brave warriors.

物語の最後は「栗本薫の里見八犬伝」より引用すると、

「安房は平和の日々を迎え、ゝ大法師は八犬士の霊玉をつらねて伏姫の菩提を弔い、山上から里見家の安泰を祈るべく、この霊玉の念珠を持って伏姫の墓所である富山に登っていってその姿を人前からかくした。
そののちは里見家は八人の力強い守護の勇士に守られていることが近隣諸国に知れ渡り、いたずらに里見家の領地をおかそうとする愚か者も現れることもなく、里見家は長い繁栄を楽しんだ。
八犬士たちはいずれも城主として里見家を守りつつ子孫をもうけて長寿の一生をおくり、そしてひじょうな老人になった時、八人ながら申し合わせたようになつかしい因縁ある富山へと隠遁すべく入ってゆき、そして物語の伝えるところによれば、ついには仙人となって羽化登仙(うかとうせん)を遂げたということである。
これが『南総里見八犬伝』のつたえる、八人のふしぎな犬士たちの物語である。」

文化11年(1814年)に刊行が開始され、天保13年(1842年)まで28年かけた、全98巻106冊の大作「南総里見八犬伝」。
Enjoy Simple English でその一端を知ることができた。
この長編を書き続けた曲亭馬琴は、一人の力で書き上げたのではない。
その背景に誰がいたのか、それは次の機会に書いてみたい。