南総里見八犬伝を英語で5

At Shino’s aunt’s house, there was a man named Sosuke.

信乃の父親が切腹し、蟇六夫婦の家に移るまでの間、信乃の身の回りの世話をする者としてひとりの少年が蟇六夫婦のもとからでやってくる。それが犬山荘介(いぬやまそうすけ)であった。
信乃は最初は蟇六夫婦からの見張りだと思うが、そうではなかった。
荘介はもともとは武士の子で、荘介の母親が蟇六夫婦の家の前で亡くなったことにより、引き取られていたのだった。

One day, Shino noticed Sosuke had the same flower mark on his back.
He also had a crystal ball with the character “gi.”
“Gi” means to do the right things.
Shino said,
Shino; We have the same marks and same balls.
I feel like we are brothers.
Sosuke; I feel the same way, Shino.
I will always help you if you need me.
Narration; Now we know where tow balls are.

お互いにflower mark が体のどこかにあること、そして水晶の珠を持っていることに気づいた信乃と荘介は義兄弟のちぎりをむすぶ。
このあと登場する浜路について説明を先に書いておこう。

信乃が生まれたとき、蟇六夫婦はたいへん羨ましがった。
また信乃がすくすくと育ち、少女のような美貌と神童と言われるほどの優秀な子にそだつと、くやしがった蟇六夫妻は、練馬の方の武士の家柄だというところから、女の子を養女としてもらい育てた。名前を浜路と名付ける。
器量の良い子で、蝶よ花よと育てた。ゆくゆくは信乃と結婚させ、名刀村雨丸を手に入れようとも考えていた。

信乃が18歳になったとき、蟇六夫妻は村雨丸を足利成氏のもとに持っていくように進める。足利成氏は村雨丸の持ち主の一人、春王の弟君である。村雨丸を献上すれば出世できるという蟇六夫妻のすすめがあり、信乃は足利成氏に村雨丸を届ける旅にでることになる。実はここには大きな罠がしかけられていたのである。