露店なしの「あびこ観音」2021

2021年2月1日。今年の節分は2月2日。前日に 「あびこ観音」にお参りに来た。
なんと露店がない! とても静かな門前だ。
ホームページを見ると、「今年の初詣と節分祭には露店の出店はありませんjと書かれていた。今宮戎と同じように、新型コロナウイルス対策ということだ。

いつも賑やかな祈祷の声も聞こえてこない。
今年の護摩焚きは2月3日の一日のみだそうだ。

本殿のお参りもゆっくりと、思いを込めてできる。

手や口を清める手水舎(ちょうずや)もストップ。龍も心なしか寂しそう。
そばに消毒液がおいてあるというのが2021年の「あびこ観音」。

おみくじも本殿だけに縮小されていた。
さて、「あびこ観音は凶がでる」という伝統、今年はどうだろう。
「凶」と「末吉」だった。
うーん、この2021年に「凶」を出すか。今宮戎でも「凶」はでなかったのに。
さすがは伝統の「あびこ観音」だ。と感心するばかり。
とにかく今は最低だからこれからがんばって上昇すように努力しなさい、ということだろう。

こんなところに水槽があって、巨大な鯉が泳いでいるとは知らなかった。
「国魚」「錦鯉」というポスターもはってある。
これまでは大勢の人で本殿の周辺をまわってみることもできなかった。
錦鯉をみて、「びんづるさん」にも手を合わせることができた。

露店はなかったけれど、もともと商売をされているお店はあいている。

いつも厄除饅頭を買っているお店は営業をしていた。
10個、20個とたくさん買っていく人が多い。
新型コロナウイルスで商売や仕事に支障のある人が多いからだろう。この新型コロナの厄除けのために私達も買った。酒粕が入っているのだろう、甘い厄除けまんじゅうをいただく。

今年の節分は2月2日。
例年は2月3日なのにどうして今年は2月2日なのだろう。
1月30日の新聞にその解説が載っていた。
節分とは春夏秋冬の季節の変わり目のことで、昔は1年に4回祝っていたが(立春、立夏、立秋、立冬と名付けられている)、今は春だけが有名になり、立春の前の日が「節分」として知られている。

天文学的にいうと、春分点から数えて315度経過した時を立春と言っているそうだ。
2021年に立春となるのは2月3日。だから節分は2月2日というわけだ。
地球の軌道が楕円形で、太陽を1周する時間は365日と6時間あまり。そのため地球の位置が少しずつずれてきて、立春の日が2月3日になったり、2月4日になるそうだ。
今年のように2月3日が立春だったのは1897年(明治30)以来124年ぶりだそうだ。今後のことは新聞にあるように2022年から2024年は2月3日、そして2025年にはまた2月2日が立春になるそうだ。したがって2025年の節分は今年と同じ2月2日となる。
大阪市立科学館の「こよみハンドブック」を見ると、2045年までの表がのっていた。それによると、2月2日が節分になるのは、
2025年、2029年、2033年、2037年、2041年、2045年
となっている。しばらくは2月2日になったり2月3日になることが続くようだ。
120年あまり変わらなかった立春の日が、実は変動していることがわかり、暦をみるのも面白いことに気付かされる2021年の節分だった。